2014年9月23日、ヴェルツブルク中央駅から南に5分ほどのところバーンホーフ通りに面して建っています。
ハウグ教会(St. Johannes in Stift Haug)です。バロック様式で、65mの高さのドームと2つの塔が特徴的です。1691年に完成しました。1945年のヴュルツブルクの爆撃で、教会はほぼ完全に焼失し、1965年より再建築が行われました。
外観
2014年9月23日、今日は100Km程南東のヴェルツブルグに行きます。この町は歴史が古く紀元前1000年頃には、ケルト人がマイン川沿いに城砦を築いていました。7世紀に聖キリアンがこの地で殉職を遂げると、8世紀には司教座がおかれ、歴代の司教領主のもとで、町は発展しました。長崎の出島で活躍した医師シーボルトはこの町の生まれ、医学を学んだ後、鎖国の日本に赴任しました。滋賀県大津市とは、ヴュルツブルクの生んだ詩人マクス・ダウテンダイ(1867年~1918年)の名作「琵琶湖八景(Die acht Gesichter am Biwasee)の縁もあって、姉妹都市となっています。ヴェルツブルグ大学で研究した物理学者レントゲンは、1895年にX線を発見し、後に第1回ノーベル物理学賞を受賞しました。
ホテルで朝食を済ませ、8時過ぎに出発です。Sバーンで2駅先のフランクフルト中央駅に行きます。
Sバーン切符販売機