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立久恵峡(国の名勝天然記念物)、五百羅漢・千体仏・霊光寺・飛光寺

2014-10-19 08:51:47 | 島根
2014年10月16日、立久恵峡に行きました。立久恵峡は、JR出雲駅より国道184号線で10kmほど南のところの神戸川沿いにあります。"山陰の耶馬峡"と言われ、そのすぐれた岩石景観から昭和2年、名勝天然記念物に指定されました。高さ200mの安山岩の溶岩やその火山角礫岩によって形成され、50m以上の断崖地形の絶景ばかりか、川沿いや谷間、岸壁など多様な自然環境に応じて食物が数多く見られ、また野生動物のすみかとして貴重な場所となっています。1400年前より信仰のある立久恵山には1400体にもおよぶ石仏が寄進され、観光と信仰の地として年間20万人が訪れています。
出雲市乙立町
map
宿泊旅館の八光園を出て、少し、散策をしました。
まずは不老橋です。



案内図
右端の川の南側が旅館の八光園

立久恵峡

神戸川



烏帽子岩

亀ケ淵
説明書きより『淳和天皇の時代(約1140年前)、この付近の川辺に夜毎に金光を放って不思議な声がするので村人が恐れ怪しんでいました。たまたま国内各地を巡り歩いておられた高野山の浮窓禅師がその実体を見届けようと川辺にたたずんで居られると大きな青い亀が一体の如来様を背に乗せ浮かび上がったので、禅師「汝いずれの所より来る」と問えば、亀「これなる如来、東方より来り、我に乗らせ給う。12日間、昼夜の別なく声を発し人を待ち給う。」と答えた。禅師は大変感激して恭々しく礼拝したのち、この如来様を立久恵峡天柱峯の岩窟に安置されました。これが亀ケ淵、亀が岩の由来と伝えられています。』



五百羅漢・千体仏





供養石碑







鳥獣慰霊碑

崖の上にも石仏様





















るり光水



霊光寺
創建は天長2年(825)、浮窓禅師の亀の背中の如来様を岩窟に安置した話が、朝廷に聞き及ぶと天長4年(827)には堂宇が造営され亀渕山飛光寺の勅額を賜りました。その後、修験道の行場として寺運が隆盛し最盛期には「出雲の立久恵」として境内には七堂伽藍が建ち、24の僧坊が甍を並べましたが元禄15年(1702)の大洪水により多くの堂宇、寺宝が流出し大きく衰退します。明治時代初頭に発令された神仏分離令と廃仏毀釈運動により奥の院を残して廃寺寸前になりましたが大正8年に再興され霊光寺と寺号を改称しています。
参道

本堂
大きなわらじが軒下にありました。





御神水、立久恵の岩の下から湧き出る水

香炉

鐘楼



境内より見上げて

朝日で奇岩が浮かび上がります。







境内より西の参道の石仏

石碑

浮嵐橋

神戸川



立久恵峡







地蔵尊
出雲国小田の海底より地蔵尊の御姿を発見し給う。不思議にも何百人何千人と漁に出ていたにも拘わらず本日まで御影を見たものはなく、波静かな日に、海底より両手を合わせた姿を見て、引き上げ、霊山に安置したとのこと。



飛光寺
約1200年前から、立久恵薬師如来を祀っています。











酔さん橋

24時まで照明をしています。旅館の部屋より































































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