回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

芝刈り

2020年07月18日 15時57分45秒 | 日記

家の向いの公園では今朝から芝刈りが。大型トラックが公園の中に乗り付け、手際よく機械を数台下ろしてゆく。乗用の芝刈り機のほかに芝刈り機を肩に担いだ数人が芝刈りを始める。平らで木の植えていないところは乗用の機械が歩道の曲線に沿って徐々に内側へと支刈り込んでゆく。木の植えてあるところや狭い場所は肩掛け用の刈り払い機。この公園は一辺が250メートル、舗装された一周800メートルと400メートルの2本の歩道が設置されている。四阿は5か所、木製のベンチが25か所設置されていて、そのうち12か所はバラや紫陽花、ラベンダーの植えてある、ヒバに塀に囲まれた花畑の中に設置されている。ヒバの塀は1.5メートルほどの高さで歩道に沿って作られているが中とは遮断されていて見えない。6つの区画に分かれていて、それぞれ花壇を挟んで2つずつベンチが向かい合って設置されている。

この公園は、春は桜、アカシア、花林檎、ライラックの木が順番に花をつける。今は端境期で緑一色だが、そのうちに紅葉が始まり、ナナカマドが赤い実をつける。正門の両側には4列のポプラ並木があり、その突き当りには円形の野外ステージ、その後ろに10メートルほどの高さの築山が控えている。

花壇の中を別にすれば、ここは子供たちの遊び場で、芝生に立ち入ることも許されていて思い思いに遊ぶことが出来る。たまに歩道をランニングしている者もいるが普段は家族連れがのんびりと歩いている。芝刈りの後、刈られたばかりの芝の放つ草いきれがひと際濃く漂ってくる。じりじりと照りつける太陽と熱気を含んだ風、熱い心臓の鼓動と言うのか、生命の躍動といったものを感じる。ものみな生きていることを謳歌しているようだ。

 

コメント (2)
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