回顧と展望

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マトリョーシカ人形

2021年01月21日 14時30分51秒 | 日記

ジョー・バイデン氏が無事(?)アメリカ大統領に就任した。この就任を寿いで、あるいは商機とみて様々なグッヅが販売されることだろう。民主党の地盤で、反トランプの急先鋒であるニューヨーク州ではどんな奇想天外なバイデン・グッヅが見られるか楽しみだ。

バイデン大統領の就任をロシアがどう捉えているのかははっきりしないが、トランプほどの極端な外交政策はとらないことを期待しているかも知れない。あるいは、トランプとロシアの(不透明な)関係にメスが入れられるかもしれないので、とりあえずはバイデンの出方を見ようというところだろうか。

そういった国際政治の行方はともかく、ビジネスでは先手必勝だ。ロシアの民芸品と言えば、胴体の部分で上下に分割でき、その中には一回り小さい人形が入っているマトリョーシカ人形。人形の中からまた人形が出てくる入れ子構造になっているため腕は無く、胴体とやや細い頭部からなる構造だ。

「マトリョーシカ」はロシアの女性の名前であり。普通はスカーフ姿の若い女性が描かれた人形だが、女性の代わりにロシアを始め各国首脳(歴代の)の顔を描いたものもロシアの土産物店ならどこでも売られている。アメリカ人観光客目当てにアメリカ歴代大統領を描いたもので随分昔からあるが、新大統領就任の昨日、バイデン大統領を描いたものが早速出現した、と北海道新聞が写真入りで伝えている。さすがにロシアに最も近い地方の新聞の記事だけある。これを見ると既にトランプは過去の人になったことが良く実感できる(実際、そう簡単にはいかないだろうが)。

(北海道新聞1月21日朝刊より)

自分も何度か旧ソ連やロシアに出張したことがありその際に贈られたり買ったりしたマトリョーシカ人形が何体かある。その一つをひさしぶりに取り出してみた。木製の人形の底を見ると、1992と言う数字が書かれている。1992年と言えば、ロシア連邦が成立し、エリツインが大統領になったころだ。このマトリョーシカ人形、30年近くたっても全く色褪せていない。アメリカ大統領と同じように並べてみた(こちらは6体)。6体のつぶらな、しかし見ようによっては少し怖い目線をどう向けるか、苦労した。自分として2番目の人形の目が(どこかの女性アナウンサーのようで)印象に残る。

 

 

コメント (2)
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