一昨日から心を入れ替えて(健康のために)少し散歩をすることにした。家の周囲を一時間ほど、速足で。普段は気が付かないが歩行者の目線でよく見るとそれぞれの家が意匠を凝らしているのが良く分かる。家を建てるというのは一生に何度もあるものではないから、どんな家にも持ち主の思いがいっぱいに詰まっているのだろう。建てられて間もなくの、まだ新築の香りのするようなある家の前の庭では、若い母親と幼稚園に入ったばかり位の女の子と男の子が座り込んで談笑している。この家族と一緒に家も成長してゆくのだな、そしてこの界隈の同じような新築の家はどんどんと成長し、そして老境を迎えるのかも~コロナが流行っても、景気がすこし停滞しても、人の営みは続いていると思うと頼もしい気持ちになる。
一方で、自分にはなかったけれども、もし、新しく家を建てるとしたらどんな家にするかな、などと空想するのは、楽しいような寂しいような気分。
そんなことを考えながら歩いているがまだこの程度では1万歩に達しない。何らかの効果が表れるまでの道のりは、遠い。
昨日アップした陶器の花のほかに、棚に押し込んだまま忘れられていた、人から贈られた陶器の花がいくつか出てきたので。こうしてみるとイギリスではいろんな機会にこういった陶器の花を贈る習慣があったのかもしれない。こういう陶器の花は見ていて飽きないから、こんど人に何かを贈るときの候補にしよう。