新聞広告を見て、「食品の裏側」阿部 司著を購入、一気に読んでしまう。食品添加物専門商社の元社員の赤裸々な話に驚きの連続である。
特にコーヒーフレッシュはミルクとは無関係、調味料はにせものだらけというのは大変ショックである。コーヒーフレッシュってミルクの濃いやつって思うよね。さっそく冷蔵庫の現物を調べてみる。
名称:植物性油脂クリーミング食品
原材料名:植物油脂、砂糖、乳製品、カゼインNa,乳化剤、pH調整剤、ポリリン酸Na、
セルロース、香料
一応乳製品が原材料に入っているんだが、もう一種類あったのでみてみると、他の材料は同様であるが、乳製品の代わりに脱脂粉乳とある。いずれにしても常温で2,3ヶ月の保存期間があるのは添加物のなせる技に違いない。
台所の調味料も調べてみる。
名称:みりん風調味料
原材料名:水あめ、醸造調味料、酸味料
いやはや、みりんとは関係ないのよね。その他の調味料はまずまず合格、しかしめんつとか青じそドレッシングとかゆずポン酢とかあやしげな調味料が多すぎる。
これらは、少し手間をかけたら簡単に作れるものなのだ。
料理の本や雑誌もたくさんあるし、インターネットでレシピなんていやと言うほどてにいれられる。手軽に簡単に作る方法はいくらでも入手できるが、自然の材料のみで手間と愛情を込めて作る料理はなかなか見つからない。本当は母親から子供へと受け継いでいくものなんだろうけれど、望むべくもない時代なんだろうか。
旅の間はできる限り自炊をしようと思っている。アウトドアなので材料の仕入れも難しく、道具も無く、調味料なども制限があるので大変と思うが、困難な条件の中で食育につながるレシピを紹介できれば、最高だよね。
ちなみに今夜の料理は、大根、あげ、こんにゃくの煮物、こんにゃくと大根のきんぴら、なすのみそ汁、キュウリとソーセージのサラダ。
この中に含まれている食品添加物はだし入り味噌に含まれる、たんぱく加水分解物、アミノ酸等、前述のみりん風調味料のみである。