晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

雨、雨、雨

2006-07-18 | インポート

 2006.7.17(月・祝)●  一日中雨

 8:00 起床
15:00 出発 綾部~福知山
16:00 福知山着

 一泊三食のお世話になった西村和己さんに感謝。雨はいっこうにあからない、やむなく合羽を着て福知山に向かう。喫茶キューピットの樋口やよいさんの息子さんの部屋に泊めてもらうこととなる。キューピットは7,8年前から立ち寄っているが、パンを自前で焼いておられるのは知らなかった。これがすこぶるおいしくて、しかも1個70円は安い。バターたっぷりでうまくすれば焼きたてがいただける。ホテルロイヤルヒルの温泉に入る。郵貯クラブのカードで700円が500円となる、こういうカードって持っていてもなかなか使用すること無いのだが、うまく利用すれば結構お得なものである。今回の旅でも役立ちそうだ。
走行15Km 費用500円Img_0281



お世話になった西村さん

Img_0282


キューピットのやよいちゃん、主役はパン

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雨の綾部行

2006-07-18 | インポート

 6:00 起床
 9:25 出発 宮脇~神田の名水~大野ダム~和知
16:30 綾部着

 2006.7.16(日)●

 昨晩から激しい雷雨、これじゃ晴徨雨読じゃなくて晴徨雨徨、梅雨前線は北陸から近畿北部に停滞とのこと、南下して雨を少しでもさけよう。162号線の九鬼坂の登を避け、宮脇方面に迂回すると思いがけず神田名水にめぐりあう。美山の名水として市販されている水だ。弱アルカリで大変おいしい水。それにしても工場は巨大で4棟もあろうか、水も大きなビジネスになるものだ。丹波の名峰長老ヶ岳に向かう自然歩道を通り大野ダム方面にむかう。大野ダムで写真をパチリ、上大野では第一回目の夕立に遭う。バス停雨宿りも慣れたものだ。行動食を食べながら日記を書く。27号線にでる手前で以前から気になっていた蕎麦屋によるも休日で満員の盛況、またの機会となる。その帰りに写真の古看板を発見、昨日まではキンチョールの2枚組を3カ所見つけたが、それ以外のものでは初めてである。和知の道の駅の混雑を避け旧道和知市街に入り、「イボによくきくイボ水宮(みずさん)」というのを発見さっそく見に行く。イボは無いので座りだこにかけてみる。お礼の柄杓も沢山奉納されているので、ご利益もありそうである。テニスコートのレストランで昼食、ラーメン大盛りを食べる。ここで2回目の雨宿り、ご亭主は親切に仮眠室まで提供してくれたが先を急ぐのでと辞退する。安栖里の辺で3度目の夕立、小学校横の小屋で雨宿り土砂降りの雨と雷雨で意気消沈、上林の民宿もとれず、綾部の友人西村氏に泊めていただくこととなる。洗濯、入浴、備品の乾燥をすませて、夕食をいただく。鯛の尾頭付きに鰺の刺身、久しぶりのタンパク質というかまともな食事に大感謝する。
走行62Km 費用1,000円Img_0263
茅葺きの集落、多くの人がカメラをパチリパチリ、住民のプライバシーはどうなっているのか?


Img_0269 神田の名水Img_0273


ニシコ醤油看板Img_0278

イボ水宮看板Img_0276


イボ水宮

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美山町へ

2006-07-18 | 旅行記

 2006.7.15(土)◎ にわか雨

 8:00 起床
 9:50 大森キャンプ場発
11:40 周山郵便局着 ユリベーカリーで昼食 下深見で雨宿り
16:00 美山町自然文化村着

 山の朝は涼しい、ゆっくり準備して大森キャンプ場を出発、途中珍しいものを発見。Img_0244

  二宮尊徳の像である。私の小学校入学の写真にも彼の像がある、ついぞや見かけなくなったものである。大森の分教場の跡にたっている。

小野に着くと昨日のおじさんが畑にいる、親切を受けながら名前も聞いていない、再度声をかけてお礼を言う。弓削 浩さん、ありがとうがざいました。Img_0251

 笠トンネルの手前にりっぱな邸宅があり、京都市登録有形文化財ということで看板も立っている日下部家住宅であり、黒塀に見越しの松の旧家である。自転車の練習で何度この道を走ったことか、しかし気がつくことはなかった。ゆっくりスローのこの旅のならでわの発見である。でもなぜこのような坂の途中の狭い場所に建っているのだろう。

 恐怖の笠トンネルを越え、栗尾峠の手前を左折、国道477号を経て周山に出る。周山郵便局で不要な装備を郵送、ダイコーでパンツを買う、バイクパンツは股間ムレムレで夜は耐えられない。
 ユリベーカリーでなつかしいパンをいただく。深見峠を越え夕立のため雨宿り。
 美山町自然文化村てまえで、手作りソーセージとライ麦パンを買う。到着後も雨の中で設営、立ったままの食事となる。夜の間も雨と雷が続き、肉体的精神的疲労が増す。

走行 51Km  費用 4,299円Img_0257
 

 今夜の雨の中の食事

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いよいよスタート

2006-07-18 | 旅行記

 2006.7.14(金)◎

 自転車が完成し装備のパッキングも終わった。いよいよ出発なのだが、新車自転車のホイル等の締めましや一部改造の必要があり20日にバイクショップキャファ(池田市)に立ち寄ることとなった。行程的に遠まわりというか変則というか北へ向かう予定が変わるのだが、試走ということにして一週間の旅に出る。予定は京北、美山、大飯、舞鶴、綾部、福知山、篠山、池田あたりを適当にまわるつもりでとにかく猛暑の京都を後にする。

11:20 向日市発 桂川サイクリングロード~嵐山~広沢池~山越
12:55 コンビニで雨宿り兼昼食 
13:20 出発 国道162号線を北上
14:50 小野到着 食料調達兼雨宿り
15:55 出発
16:30 大森キャンプ場到着

 桂川のサイクリング道は最高に気持ちがよい、こんな良い道はそう無いだろうとルンルンに走る。道中にいくつかの小屋掛け生活を見て複雑な気持ちになる。嵐山は観光客で一杯、本来なら停車し写真を一枚というところだが、京都の住人が京都の名所には一向に興味がわかない。山越の峠で最初のパンチをくらう、重くて自転車が上らない、ギヤはとっくにロウギヤになっている。車が次々来るのでふらつくのが怖い、こんなことじゃこの後周山街道の名だたる峠はどうなることかと不安になる。それに空は真っ暗になり今にも降り出しそう。162号線に入ったところのコンビニで昼食、夕立もきて最初の雨宿り。
 高雄への峠もなんとかクリアするが国道工事のダンプの往来が激しく恐ろしい。中川トンネルは完成しているが旧国道を走る、車が少なく気持ちいい。渋滞は無くなって良いかもしれないが町はなにか寂しい感じがする。
 小野は大森への分岐点、郵便集配の人に商店の有無を聞く、「望月商店が最後ですよ」、、、、聞いてよかった。しかし食料になるようなものはあまりなく、高野豆腐と塩昆布を買う。「お酒ありますか。」「お酒は周山までありませんよ。」ガーン。自販機に慣れきった都会人にはショックが大きい。再度の雨宿りの時に畑仕事をしているおじさんに、「キュウリを少し分けてください」と頼むと、「うちにおいで色々あるから」といってキュウリ、トマト、ナスをしこたまいただく。感謝、感謝。
 大森キャンプ場に着くとビールの自販機がある。やれやれこれで禁酒の刑からまぬがれる、しかも泊まり客は私一人でサイトも調理場もお風呂も独り占め、雨をおそれて屋根付きのバーベキュー場にテントを張らせてもらう。冷蔵庫、レンジもあり、電源もとれる、快適な生活といただいた野菜、ありついたビールと阪神の勝利に感謝してチューハイをもう一杯呑む。夜は一人きりのサイトで寂しいやら、恐ろしいやら、、、、、。Img_0236

いただいた野菜

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