晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

名水その後 9/8

2007-09-10 | 日記・エッセイ・コラム

2007.9.8(土) 曇り  名水その後

 自転車で北山を走り回っているころは、あちこちのおいしい湧き水を汲んでは飲んでいた。花脊峠や京見峠の水場はもとより誰も知らない秘密の水場もいくつかあった。日常生活に使うとなると条件が限られてくる。沢山の水が簡単に汲めることが重要である。昨年から訪れたいくつかの水場を紹介しよう。

1.轟きの名水
  福知山市三和町の有名な水だが、地元の水源となっており現在は汲めないという噂だ。私が汲んだときは大雨の後で少し濁っていたように思う。Img_0157_1
水源のかなり下方に設けられた水道栓から出ており、本来の轟きの水かよく解らない。
2006.1.15撮影


2.大槻さんの水
  福知山市三和町の草山にある大槻さんの水源。実際に使っておられる水で、道路脇に汲めるようにしてあるが、水量が少なく大量汲むには時間が掛かる。水質検査もしておられているようだ。Dvc00002_m

2006.6.10撮影



3.神田の名水
  南丹市(旧美山町)の有名な水、美山の水として市販されている。駐車場もあり汲みやすいが樋の水あかが混ざっておりちょっと残念。            
Img_5924
2007.6.19撮影



4.出雲大神宮真名井の水
 亀岡市の出雲大神宮にある真名井の水は超有名。駐車場から少し歩くが、階段など重い水を運びやすいように板が渡してあるなど、神社側の配慮がありがたい。二つの水場があり水量が多いので汲みやすいことはこの上ない。同じ谷筋の水田の米はたいそうおいしいということである。
Img_0214 2006.7.12撮影




5.亀の井
 松尾大社内にある亀の口から出る御神水、酒に少し混ぜると腐らないとかの謂われもある。神事にも使われる水で立派な井戸がこしらえてある。訪れた日は朝方雨が降ったせいか濁りがきつくて汲むことが出来なかった。また、天気の良いときに来てみよう。
Img_6019

2007.8.29撮影



6.離宮の水
 島本町の水無瀬神宮内にある名水100選に選ばれている水。ウィークディに行っても行列が繋がっている。水量が豊富なので余り待つことは無いが、午後5時には閉まるので時間は注意。夏休み中は駐車場が使用できない。写真無し。

7.導観さんの石清水
 南丹町須知にある導観稲荷神社内にある源水の大杉の根元に湧き出る水。汲むところは少し離れたところに水場が造ってある。静かな神社で杉の他に大きな銀杏や紅葉があり、紅葉の時期はきっと素晴らしい景色になるだろう。水量も充分で雨上がりにもかかわらず水は澄んでいるのできっと湧き水なのだろう。
Img_6040 Img_6041           
源水の大杉と水場
2007.9.8撮影



その他、
 舞鶴市公文名の田中家具店内の真名井の水は閉鎖されていた。
 西京区月読神社の解穢の水(かいわいのみず)は引き水で汚れが気に掛かる。
 質志鍾乳洞の水は入場料500円が要るので、直前で諦める。

結構苦労して水汲みをしているが、果たしてその味はというと実はよくわからない。コーヒーに入れると味は濃くなるようだ。お茶は美味しくなるようだが、ミネラル分が結晶するのか油のように浮いてくる。あまり気持ちのいいものではない。軟水硬水の情報も少ないのでいづれ試薬で測ってみたい気もする。ご飯や料理に使用するとなんとなく美味しくなったような気分で、気分的な効果は大である。

コメント
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