2007.9.16(日) 曇り
田舎暮らしに軽四トラックは必需品である。舞鶴の橋立さんが1万円で買ったというので連絡してみるが、身近で探せばというアドバイスだったので、探しに出る。ただし、物が物だけに京都市内では見つけようがない。9号線に沿って亀岡以北を物色しながら北上する。店頭に並んでいる店もあるが、ディーラー以外は休日となっている。亀岡のスズキに寄って府内の在庫を検索してもらうがディーラーで扱っているのは新古車あるいはそれに近い物で値段が合わない。
大体軽四トラックっていくらぐらいの物なのだろう。出る前に調べたのだが、四駆で70数万から110万円ぐらいの物なのである。排気量が同じで仕様も同じなのになぜこんなに差があるのだろう。
8年落ち34万、5年落ち58万、高いやろ。
三和町で寄ってみたかった店があるので、昼食に寄る。大身の山羊の置物がある店「山小屋」だ。すぐ近くに山羊の牧場があり、山羊のミルクやソフトクリーム、プリンなどが人気の店だ。ジンギスカンも人気でジンギスカン定食を食する。地元の高橋さんという、私より少し年配の方が息子さんとやっておられるそうだ。もともとレストランがあったところで、杉材で山小屋風に改装してあり、らしい雰囲気である。山羊は今年生まれた二頭を合わせて四頭で、少し京都よりの国道脇におり、車からも見ることができる。かつてはどこの家庭にでもいた山羊を懐かしく思いだして飼っているそうである。
店頭には山羊の置物があり、すぐに解る。
自動車屋の店頭を眺めながら福知山まで来る。休みかと思われる会社に並んだ車を眺めていると、中から人が出てきて「お探しですか?」、休みじゃなかったのだ。訳を話すと車庫の中にらしい車があり、9万円とのこと。残念ながら商談中で、明日商談がまとまらなければ譲りますということだ。中古車市場に出るわけでなく、注文を聞いておいて下取りが出た時点で整備して販売するらしい。なるほどこういう車を買えばお得に買えるわけだ。次にまた出てくるそうだから予約して辞する。
綾部に入りホンダの店に入る。新古車タイプと10年落ち程度の超中古車と、その間がない。どこでも同様の状態で、販売店としてはつらい状態だそうだ。色々お話していると退職後も嘱託で店に出ておられる方は三和町の方で、私の同級生の久美ちゃんのお兄さんであった。何かとお世話になるかも知れないので名刺交換して店を出る。
綾部温泉に向かう道すがら、上林の自動車店に新古車が60数万で出ている。これは安い、予算に余裕があればこれだろう。残念ながら店は休みなのでそれ以上見ることはできなかった。軽四トラック巡り、なんとなく楽しい一日であった。