晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

自転車小屋作製日記(3) 3/13

2014-03-13 | DIY

2014.3.13(木)雨

 資材もそろい始めて早く工事を始めたいのだが、ここまで強烈な雨となるとさすがに諦めなければならない。3月21日のサイクリングまでに看板と基礎を仕上げたいと思っているのだが、基礎については安易に取りかかる訳にいかないということが解ってきた。というのはこれまで木小屋2棟、ガーデンシェッド1棟を建ててきたが、木小屋についてはぶっつけ掘っ立て工法であり、ガーデンシェッドは無基礎の壁工法だし、要するに構造的にも工法の上でもそう考えなくても済んだわけだ。
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ガーデンシェッドや木小屋のような訳にはいかない。

 ところが今回は小規模とはいえ在来枠組み工法であり、壁は2面と少しという構造的に不安定な建物であり、しかも資材はあり合わせのものがほとんどなので、しっかり勉強して設計しないと失敗しそうになる。
 今までは自分の頭の中だけで工夫してこしらえてきたが今度は参考書を見ないといけないと思っていたら、じっかんさんがいい本を貸してくれた。
 「建物ができるまで図鑑 木造住宅」という本だが、すこぶるシンプルな内容だが、必要なことは全て書いてあって、図が多くて解りやすい優れものだ。P1020514
 


なかなか勉強になる本だ
 すぐに気がついたことは建築用の金物のことだが、実に多くの工夫を凝らした金物があるということだ。アンカーボルトとアングルぐらいしか知らなかったのでカルチャーショックである。
 例えばホールダウン金物など、取り付けた側で引っ張る金物があればいいなと考えていた矢先に見つけて感激する。ごく普通の金物なんだろうけど、建物を見ても見当たらないし素人には気がつかないものである。
 ひねり金物にしても山形プレートにしても、ここにこういうものが欲しいなあと思ったものは必ずあるということだ。しかし火打ち金物などなんでも便利やなあといって使っていたらコストがかさんでしまう。木材で済むところは木材で済ますという姿勢が必要かと思う。
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便利な金物があるぞ、解りやすく書いてあるが大変ソー

 と言うわけで、今日はカタログ首っ引きで必ず必要と思われる羽子板ボルトとホールダウンボルトを注文してしまった。ホールダウンボルトはボルト部分を基礎に固定してしまうので、基礎工事前に手に入れておかないと位置が決められないのである。というわけで今日は座学の1日であった。

【今日のじょん】昨晩0時半頃とんでもなく吠えるので飛び起きる。玄関側のセンサライトが点灯しているのでまたしても鹿の仕業かと外に出るが姿は無い。あきらめて眠りにつくとまたしても吠える、ガサネタかなと思い放っておくが何時までも吠え続ける。またしても外に出て様子を見るが、何事も無い。朝になって小動物でも来ていたかなと周囲を観察し、妙なものを見つける。つづく

P1020505


これなんだけどわかるかな?

コメント
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