晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

春の雪 3/21

2014-03-21 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.21(金・祝)雪

 雪ったって並みの雪じゃ無い、時には雨まじり、時には風まじり、上林に住んでいたら特別驚くこともないが、日が日だけにつらいものがある。
 なんてったって今日は京都『ゆらりー』サイクリングロード開通を祝う「はるかぜサイクリング」の開催日だ。
 協力店のオープンも兼ねて、私設エイドステイションを設けたのだが、昨晩は遅くまで備品の製作に勤しみ、食糧の買い付け、看板の作製など準備にリキを入れてきた。ところがどうだ、菅坂峠は土砂崩れを起こすわ、昨日から春の嵐となるわで、なんともやるせない設営である。
 スポーツイベントを何度も開催してきたが、こんな時に一番気の毒なのはこの日の為に心血を注いできた主催者とそのスタッフだと思う。そんな労に報いるためにもじょんのびエイドは成功させなければならない。
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朝一番の看板取り付けはみぞれの中で、あっという間にびしょぬれになる
 てなわけで妙な使命感に燃えながら準備をする。お構いなしに横殴りに吹き付ける吹雪に、「ほんまに開催するんかいな?」と御念が湧く。事務局に電話してもつながらないし、HPを開いてもなんの変わりも無い、大体警報なんてこのあたりには出ていないのだ。
 雪の中で設営をしていると、キョーコちゃん達が通りかかる。彼女たちは回廊コースに間に合わなくて、チャレンジコースにまわされたとのこと、「今日は開催されるんですか~?」なんて聞いている。こちとらも解らないで、複雑な気持ちでエイドの設営をしているわけだ。
 テントを立て、水、食糧、机、椅子、医薬品、工具箱など運び込み、最後に空気入れを運んでいたら、サイクリストの人だかり、いやー開催されてたんだ。見れば先導の人が数人と参加者で10数人というところか。まだ完全に準備できていないのにこれは大変と思い、「あとどのくらい来られますか?」と尋ねると、「これでほとんど全員ですよ」「え~ん」。
 数分後に幾人か後続があったが、この天候じゃあやむを得ないか。言ってみれば、悪天候でも参加しようという強者ばかりで、エイドステイションもさほど用なしという事なのだろうけど、食糧補給やトイレ休憩でそれなりに利用して、喜んでいただいたので満足満足。
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こんな感じでなんとなく寒ソー
 キョーコちゃん達も帰りに寄っていただいて、じょんのび臨時営業も意味があったかなと思う。
 夜になっても雪は降り続き、スタッフの皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。

【今日のじょん】
雨犬じょんのあだ名のとおり、じょんの散歩になると雨、雪になる。「今なら止んでるゾー」って飛び出すと、急に降り出してしかも尋常の雨じゃない。雪なら風雪になるわけだ。本犬も大変だが、連れてく方もつらいものがある。
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コメント (2)
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