2016.5.14(土)快晴
今年のタンポポ撲滅作戦は芝生広場に関する限り成功といえる。といっても西洋タンポポは秋まで繁殖を繰り返すのでエンドレスの戦いなのだが。
イタドリ、スギナ、タンポポ、クローバー、ハマスゲ、チドメソウ、その他名前もわからない雑草たちが次から次へと繁殖するのだが、手間さえいとわなければなんとかなる。ところが致命的な敵がいる、苔である。あっという間に広がって、その部分は芝の新芽が出てこなくなる。つまり絶えてしまうということだ。他の雑草は競合しながらもそれなりに生きているのだが、苔だけはどうしようもない。
苔をはがして、砂を入れ、西洋芝の種を播いてみた。発芽はしたが育ちが悪く、ごく一部分にひょろひょろと残っているぐらい。次に自然の野芝を移植したが、これも成長する前に苔に覆われ全滅、万事休すって事になった。
ビフォア、苔にやられてる部分(4月28日)
そこでいよいよ最終手段、苔ごとはがして芝の植え替え、しかも野芝を植え付けることにした。なぜって高麗芝より耐陰性が強そうだから。
その前に野芝の種を買って実験的に播いてみる。もう半月にもなろうかというが一向に芽が出てこない。だめだこりゃ、しかも野芝の種は1Kg1万円以上して超高価、実験には小袋入りを1,500円分ほど買ってみたのだけれど。芝の種は洋芝も含めて何度も試したが、成功した例しがない。
苔をはがして目土に混ぜて野芝の種を播く。
やむなくマットにするのだが、これも妙に高価である。しかもどこにでもあるというものではない。ネットで探して一番安いところに注文したが、送料も含んでいるのだろう1束あたり1、250円を4束買う、これって高麗芝の2倍強である。野芝なんて河原の土手にいくらでもあり、少しずつ移植すれば育つのだが、これは時間がかかる。ドッグランどなんて3年かかっているのだから。まあ、高価なのは需要が少ないせいだろう。
まづ表面の苔を掻き落とす、これがすごい量で4㎡で一輪車に3,4杯ってところか。そのあと古い土を削ってドッグランどに運ぶ。かすかながら高麗芝の根が残っているので、新天地で芽が出ればラッキーなのだ。つづく