2018.4.21(土)快晴
そんなこんなで14年ぶりに胃カメラを飲む。かつての胃カメラは口からのもので、七転八倒オエオエの連続で悲惨なものだったが今や鼻からスイスイで時代の移り変わりを感じる。続いて血液検査、検便と行い、いよいよ除菌をするか否かの決断を迫られることになった。ピロリ菌の除去には逆流性食道炎発症のリスクがある。胃がんがあるわけで無し、胃腸の調子が悪いわけで無し、わざわざ除菌をするかなあと悩んでしまう。先生は「自分が決めることですよ」と素っ気ない。そのくせ逆流性食道炎が一生続く可能性もあるなんて脅かしたりする。でもせっかくここまで検査したんだし、除菌をしようと腹をくくり、診察室に入る。「胃がんはありません、ピロリ菌は居ないようです」「え゛~、14年間この胃の中に頑固な耐性菌が居るものと思ってきたのはいったい何だったんだ」
「除菌後の検査が早すぎたんじゃ無いですかね」なるほど菌はくたばってもアンモニアは残っていたようだ。まさかその後飲み続けた梅肉エキス、食べ続けたヨーグルトのせいでは無いだろう。まあとにかく14年間居る居ると思っていたピロリ菌は実はとっくに死滅していたわけだ。めでたしめでたしとしておこう。
除菌後の検査はしっかりしましょうネ