ECBのドラギ総裁は26日、ロンドンでの講演で「ユーロを守るためにECBはあらゆる手段を取る用意がある」と語った。スペインの財政不安に伴う市場混乱や欧州景気の悪化を回避するため、柔軟な政策手段を取る考えを明確に示した。
ドラギ総裁は物価安定という「ECBの使命の範囲内」と前置きしながらも、欧州危機の再燃を防ぐ姿勢を示した。さらに「いま、多くの人が考えているよりもユーロ圏はずっと強力だ」とも指摘。欧州各国の構造改革や財政規律への取り組みの成果を強調した。
今週に入ってスペイン不安で軟調な展開が続いてきただけに、欧州市場はドラギ総裁の発言に大きく反応した。
26日のロンドン外国為替市場ではユーロが買い戻され、1ユーロ=96円台前半に急伸。朝方は94円台だったが、約1週間ぶりに96円台を回復した。スペインの10年債利回りも大幅に低下(価格は上昇)し、「危険水域」とされる7%を下回った。銀行株が買い戻され、英独仏の株価指数は1~4%上昇した。
欧州で早期に危機対策が取られるとの見方から米国株も上昇。26日のダウ工業株30種平均は一時、前日比250ドルを超える上昇幅となった。
ドラギ総裁は物価安定という「ECBの使命の範囲内」と前置きしながらも、欧州危機の再燃を防ぐ姿勢を示した。さらに「いま、多くの人が考えているよりもユーロ圏はずっと強力だ」とも指摘。欧州各国の構造改革や財政規律への取り組みの成果を強調した。
今週に入ってスペイン不安で軟調な展開が続いてきただけに、欧州市場はドラギ総裁の発言に大きく反応した。
26日のロンドン外国為替市場ではユーロが買い戻され、1ユーロ=96円台前半に急伸。朝方は94円台だったが、約1週間ぶりに96円台を回復した。スペインの10年債利回りも大幅に低下(価格は上昇)し、「危険水域」とされる7%を下回った。銀行株が買い戻され、英独仏の株価指数は1~4%上昇した。
欧州で早期に危機対策が取られるとの見方から米国株も上昇。26日のダウ工業株30種平均は一時、前日比250ドルを超える上昇幅となった。