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韓国に留学した私の「あこがれ」は、やがて「失望」と「恐怖」に変わった―中国ネットユーザー

2014年02月15日 06時40分22秒 | 海外情報
2014年2月11日、韓国に留学した中国人女学生が、韓国での経験をブログにつづり、注目を集めている。以下はその概要。


韓国に留学する前、私は韓流の影響を深く受けており、「韓国は素晴らしい国。先進的で、人々は優しく親切だ」と思っていた。しかし、この思いはソウルでの生活を通して“失望”と“恐怖”に変わった。


学校が始まると、私は至る所で「私は中国から来ました」と言って歩いた。私は彼らが、たとえ社交辞令でも歓迎を示してくれると思っていたが、彼らの態度は驚くほど冷たかった。韓国語を学ぶにつれ、私はだんだんその理由を理解してきた。以下は、すべて私が実際に体験したことだ。


1.中国人の友達といっしょに引っ越した日のこと。大家がやってきて、歯ブラシと歯磨き粉をくれた。私たちが首をかしげていると、大家は「これは“歯ブラシ”、これは“歯磨き粉”というんだよ。韓国人には歯を磨く習慣があるんだ。あなたたちも先進国に来たのだからやらないとね」と言った。


2.韓国に留学して半年、韓国人の彼氏ができた。彼の友達との飲み会の席で、ある友達が私に「韓国はいいだろう?中国でソファーに座ったことあったかい?」と聞いてきた。すると彼氏が「何言ってんだよ。中国の大都市はどこもすごく発展しているよ。君たちも行ってみるといい」と言った。その晩、彼氏は「大韓民国の人間らしくない」との理由で彼らに殴られた。


3.部屋で友人とテレビを見ていたときのこと。ちょうど、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の映画「あの子を探して」が放送されていた。韓国で放送される中国の映画は、70〜80年代のものか、農村が舞台のものばかりだ。友人はこれを見ると「君は中国にいたころ、山をいくつ超えて学校に通っていたんだい?」と聞いてきた。


4.ある日、韓国人の友人が「昨日、テレビで『中国人の移動手段は自転車ばかりで、最近やっと、韓流の影響で韓国の自動車や携帯電話のすごさを知った』と言ってたよ。韓国製品を買える中国人は、金持ちだけなんでしょ?」と聞いてきた。


5.よくこんな韓国人に出くわした。私が中国から来たことを知ると、「わあ〜!韓国に来られるなんて、あなたの家は相当なお金持ちなんだ?私たち韓国人は、みんな米国とか英国、最低でも日本に行くのよ」と言う。


6.夏休みに一時帰国した際、きれいな服をたくさん買って韓国に戻った。すると韓国人たちが「わっ!この服どこで買ったの?」「あなたの靴、かわいいわね」と言ってきた。私が「中国で買ってきたの」と言うと、彼女たちはどうして韓国の服を買わないのかと聞いてきた。私が「韓国で売っているのもだいたい中国製じゃない」と返すと、「本当は韓国で買ったくせに。中国人も貧しいなりに意地があるんだね」と言った。


7.アルバイトをしていたとき、店長がどこからかマンゴーを持ってきて、私に勧めてくれた。韓国ではマンゴーは希少らしい。私は喜んでいただこうとしたが、店長のその後のひと言に食欲がまったくなくなった。「マンゴーなんて食べたことないだろう?中国に生まれたことに同情するよ。まったくかわいそうだ」。


8.ある友人が、私と中国に遊びに行きたいと言った。彼は比較的金持ちの家の子で、普段は洋食をよく食べていた。私は「やっと中国の良さを伝えられる」と喜んだ。しかし、彼の母親が断固として反対した。理由は「中国は不潔で、息子の口に合う高級洋食なんてあるはずがない。その上、中国人は野蛮で、もし息子が金持ちだとわかれば、誘拐されて身代金を要求されるに違いない」だった。


9.家庭教師のアルバイトで教えていた小学4年生の女の子に、学校で中国の歴史をどう教わったかを聞いてみた。その子は「学校の先生は、韓国の土地を奪ったチンギスハンは罪人だって言ってる。高句麗文化は韓国のもの。中国の東北三省も本当は韓国の土地のはずだけど、中国人はそれを認めない。その上、『韓国は昔、中国の属国だった』って言ってる。先生は私たちに『中国の思い通りにさせてはいけない』って教えてるよ」と答えた。


10.大学2年のとき。韓国人が中国医学をどう見ているのかを知りたくて、関係する授業を選択した。しかし、教授が黒板に書いたのは「韓国医学」だった。韓国では“漢”と“韓”は同じ文字を使うため勘違いしたのだ。しかし、その授業では「本草綱目(中国の薬学書)は大韓民国の文化の結晶で、韓国人の誇りだ」とか、「針灸は韓国の偉大な発明であり、民族に誇りを持て」と繰り返し教えられた。怒った私たちは教授と口論になった。普段、中国人を見下し、中国について無知なのは我慢しよう!しかし、人のものを自分のものと言い張るのは、恥知らずにもほどがある!結局、私たちは教室から出ていった。


私はこれまで何度か韓国人とけんかをしてきたが、今ではそれはなくなった。なぜなら、韓国人の中国人に対する偏見と無知は深く根を張っており、けんかをしたところで彼らの見方は変えられないからだ。おそらく、韓国で生活する多くの中国人が同じような思いを抱いているだろう。私たちは自己を高め、今よりももっと中国を発展させるしかないのだ。(翻訳・編集/北田)
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