日本共産党箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

新型コロナウイルス感染症対策について 一般質問 ⑧緊急の財政措置について 

2020年03月28日 22時05分00秒 | 市議会
3月28日(土)
 昨日27日、箕面市議会で 新型コロナウイルス対策についての一般質問をしました。
 内容は、18日、市に申し入れした中味ですが、10日か経過し、いっそう感染者が増えるなど事態は深刻化しています。箕面市に対して国への財政・経済対策をもとめました。

1 新型コロナウイルス感染症対策について
①情報収集と伝達について
②マスクの配布について
③学校休校中の対応について
 1.開設している学童保育室について
 2.自習などで受け入れを行うなど柔軟な対策について
 3.支援学級の子どもたちについて
 4.休業補償について
 5.学校給食の食材について
 6.入学式など行事について
 7.学校再開について
④市の事業を実施している事業者の影響と対策について
⑤保育園、学童保育室など正確な情報伝達と丁寧な聞き取り支援策について
⑥中小業者に対し、必要な融資や助成などの支援策について
⑦障害・高齢者施設への影響と支援策について
⑧緊急の財政措置について

最後の、⑧緊急の財政措置について ご紹介します。
8.緊急の財政措置について 質問します。

 これまで述べた市内事業者などへの支援策には相当の財源措置が必要となります。国に抜本的な財政措置を求めるとともに、市としても確実かつ迅速に対応するためにも、補正予算を含めた、緊急の財政措置が必要となりますがご答弁をお願いいたします。



 答弁;「緊急の財政措置」について、答弁いたします。
 新型コロナウイルス感染症に対する対応については、国
り新型コロナウイルス感染症対策本部において、去る2月
13日に中国からの帰国者等への支援、水際対策や国内感
染対策などを盛り込んだ第一弾の緊急対応策が、3月10
日には、感染拡大防止策、学校臨時休業への対応などを盛
り込んだ第二弾の緊急対応策が打ち出されたところです。
 本市においても、保育所・幼稚園、学童保育等における
感染拡大防止を図るため、国の緊急対応策を活用した関係
予算を令和元年度一般会計補正予算(第9号)に計上し、
本定例会において緊急に提案したところです。
 今後も、国の対応策の動向を注視しつつ、必要な対応に
ついて、予算措置を含め機動的に対応してまいります。
 以上でございます。

 名手;第2弾の国の緊急対応策が出され、昨日、補正予算も可決しました。教育、子育て施策への予算措置でした。高齢者、介護、放課後デイなどは大阪府から予算措置がなされるとされていますので、今後、公表をお願いします。
 国へのさらなる抜本的な予算措置をもとめる質問には「動向を注視し」にとどまっています。

全国知事会、市長会、町村長会は、会長名で国に対策を求める
 2月28日に「政府の要請に基づき行われる臨時休業によって生じる保護者や関連する事業者及び地方公共団体の様々な負担については、政府が責任を持って万全の対応をすることを強く求める。」さらに、「国民生活及び地域経済に甚大な影響が生じていることに鑑み、政府としてその実態を速やかに調査し、実効ある対策を講じることを併せて強く求める。」と要請されています。
 さらに3月23日には、「地域経済や国民生活への甚大な影響を踏まえ、これまでに無い個別状況に即応した大胆な消費喚起や投資促進のための施策の実施、〇国の経済対策に呼応して、地方公共団体がその実情に応じた地域振興策を積極的に行うことができるようにするための裁量度が高い財源措置の創設、〇各種イベント・観光をはじめ外出を制限することに伴う小規模事業者の経営危機は地域社会において極めて深刻な状況であることに鑑み、緊急融資制度等をより実効的に活用できるようにするため、手続きの簡素化をはじめ、与信(よしん)の基準やスピードを工夫する等倒産対策の強化などに早急に取り組んでいただきたい。」など国に要請されています。
 
 国民の命を守るための「感染防止対策」として
 いま、ウイルスそのものの被害だけでなく、その感染拡大を防止するための施策ではありますが、政府による全国一律休校要請、イベント自粛要請など、さまざまな自粛要請の結果、多くの飲食店、観光、宿泊、運輸、介護などの中小・小規模事業者が、収入を絶たれ、事業の継続の展望が持てない厳しい苦境に追い込まれています。「イベント自粛」という形で名指しされた劇団、芸術、音楽、ライブハウスなどの事業者、それらに関わるフリーランスをはじめ多くの個人は、きわめて厳しい状態に陥っています。
 これらの事業者・個人に、政府が直接支援を行うことが求められます。政府は、一定の無利子融資などを行うが、直接支援を否定するものとなっています。自粛を求めながら直接支援を行わないという姿勢では、感染拡大防止を実効あるものとするうえでも、大きな問題です。
 政府・自治体による自粛要請で苦境に陥っている事業者・個人に対して、「経済・景気対策」という見地からだけではなく、国民の命を守るための「感染防止対策」として、予算をつけ、緊急に直接支援を行うことが必要です。箕面市からも声をあげていただきますようお願いいたしまして、一般質問を終わります。


新型コロナウイルス緊急対策 第一歩 箕面市でも補正予算の提案の説明がありました 

2020年03月19日 22時41分00秒 | 市議会
3月19日(木)

新型コロナウイルス緊急対策 第一歩
箕面市でも補正予算の提案の説明がありました 

新型コロナウイルス緊急対策事業について
                子ども未来創造局 幼児教育保育室 他
                     2020年3月19日 説明

◆ 国において新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、保育所幼稚園等が空気清浄機、消毒液等を購入する経費に対する補助制度を創設されたため、民間法人に対する補助や公立施設で使用する物品等の購入経費を計上するものです。
◆ 事業の対象となる経費は、国内で初めて新型コロナウイルス感染症の患者の発生が確認された令和2 年1 月16 日以降3 月31 日までに購入した物品等を対象とします。
◆ 国の補助は、1施設あたり上限50 万円となっています。

1 予算概要
(1)歳入 33,977千円
①国庫支出金 ・保育対策総合支援事業費補助金 21,760千円 (補助率10/10)
・子ども・子育て支援交付金 10,920千円 (補助率10/10)
・教育支援体制整備事業費交付金 1,000千円 (補助率10/10)
・学校臨時休業対策費補助金 297千円 (補助率3/4)

(2)歳出 34,076千円
①民生費 33,680千円
・幼児教育保育室所管 24,260千円
・子育て支援課所管 2,420千円
・放課後子ども支援室所管 7,000 千円
②教育費 396 千円
・学校給食室所管 396 千円

2 新型コロナウイルス緊急対策事業について
・事業概要
①市内の公民保育所幼稚園等に対し1施設あたり50万円を上限に消毒液等の購入費を補助(公立は購入)します。 (国庫補助率10/10)
・対象 保育所、幼保連携型認定こども園、地域型保育施設、認可外保育施設幼稚園、幼稚園型認定こども園、学童保育、子育て支援センター、一時預かり(ちょこっと保育) 全68 施設

②公立学校の給食中止に伴い市学校給食会が購入していたが使用できなかった食材費に対する補助を行います。 (国庫補助率3/4)



箕面市で小中学校開放、臨時登校や春休み中のクラブ活動の新情報 新型コロナウイルス関連情報

2020年03月18日 23時16分00秒 | 市議会
3月18日(水)

新型コロナウイルス関連情報で 
箕面市で小中学校開放、臨時登校や春休み中のクラブ活動の新情報
  https://www.city.minoh.lg.jp/bousai/20200228.html

小中学校の校庭開放について
休校期間中については、下記の日程で小中学校の校庭開放を行います。
実施日
時間
3月19日(木曜日)
午前9時から午後3時まで

3月23日(月曜日)
午前9時から午後3時まで

3月24日(火曜日)
下校終了後から午後3時まで


・小学校については、実施時間を低学年(1~3年生)、高学年(4~6年生)に分けて実施します。
※例.9時~12時は低学年(1~3年生)、12時~15時は高学年(4~6年生)など

・自宅で風邪等の症状がない児童生徒が対象です。

・活動時間中は、教職員が見守りを行います。

・校舎内への立ち入りを禁止します。

臨時の登校日について
臨時の登校日:3月24日(火曜日)

・当日は、修了式や通知表の配布等を行います。

・自宅で風邪等の症状がない児童生徒が対象です。また、学校でも登校時に、必ず児童生徒の発熱の有無など健康確認を行います。加えて、児童生徒はマスク着用とします。

・午前中の授業が終了後、下校となります(給食は実施しません)。

・休校期間中であるため、登校しなくても、欠席扱いとはなりません。

春季休業中の部活動について
3月25日(水曜日)からの春季休業中の児童生徒の活動については、クラスター発生のリスクを下げるため、下記の原則を十分に留意した上で、学校内(校舎、校庭、体育館等)で実施します。

1.換気を行うこと(2方向の窓を同時に開ける等)

2.人の密度を下げること(お互いの距離を1~2メートル程度開ける)

3.近距離での会話や発声を避けること(やむを得ない場合は、必ずマスクを着用)

・校内の練習については、2時間を上限として実施します。ただし、無観客であっても対外試合(公式戦、練習試合を問わず)や演奏会等、他のクラブとの合同練習(日常的に合同練習をしている合同部活動は除く)については、4月7日(火曜日)まで、引き続き実施しません。

・部室は、密閉空間であるため、使用しません。

・自宅で風邪等の症状がない児童生徒が対象です。また、学校でも活動開始前に、必ず児童生徒の発熱の有無など健康確認を行います。

小中学校の施設開放
3月25日(水曜日)より、再開となります。

新学期について
入学式は、小学校及び小中一貫校は4月7日(火曜日)、中学校は4月8日(水曜日)に、規模を縮小して実施します。始業式についても、入学式と同様、規模を縮小して実施します。

学童保育について
休校期間中及び春季休業中の学童保育は、長期休みと同様に実施します。

【お問い合わせ先】
学校教育室
電話番号:072-724-6761
ファクス番号:072-724-6010


「新型コロナウイルス感染症対策の抜本的強化を求める申し入れ 日本共産党箕面市会議員団

2020年03月18日 23時04分00秒 | 市議会
3月18日(水)
 
 日本共産党箕面市会議員団は、本日、18日、午前 「新型コロナウイルス感染症対策の
抜本的強化を求める申し入れ」を箕面市長と教育長に提出しました。内容をご紹介します。
また、27日予定の市議会本会議で、名手が、この内容をまとめて、一般質問を行う予定です。

 

箕面市長   倉田 哲郎 様
箕面市教育長 藤迫 稔  様
                          2020年 3月18日
                          日本共産党箕面市会議員団
新型コロナウイルス感染症対策の
抜本的強化を求める申し入れ
 
 新型コロナウイルス感染症は日本中に広がり、箕面市内でも2人の感染者が確認されるなど府内では日に日に感染者が増えています。
 国の突然の「小学校・中学校・高校・特別支援学校の休校要請」を受け、箕面市も3月2
日より休校になり、2週間が経過しましたが、保護者などの間では「仕事はもう休めない」
 「子どもだけで留守番させるのは心配」「子どもの健康や成長に不安」との声もあがっています。
 公共施設や市民体育館のトレーニングルームなど不特定多数が利用するところも閉鎖になり、市関連行事の中止や民間でも主催者の判断で様々な行事も中止になっています。
 市民の中で「いつまで続くのか」と不安な声が広がる中、市として正しい情報を提供し、感染の拡大を防ぎ、市民生活・福祉などの事業所・中小零細企業・商店などの安定のためにあらゆる手段を講じることが求められています。
 私たちはこの間、寄せられる市民の声とともに学校・学童保育室・保育園・高齢者施設・障害者施設・医療機関など聞き取りを行いました。
 その事を元にして、下記の通り要望いたしますので、対応いただきますようにお願いいたします。

1、国や府とも連携し、引き続き正確な情報収集を行い、対応する機関や市民への伝達を
徹底すること。またインターネットを利用することができない高齢者・市民にも確実に届くよう徹底すること。発熱など心配があれば、相談センターや保健所に連絡するよう周知徹底をすること。

2、妊産婦や医療機関へのマスクの配布はすでに進めていただいていますが、災害備蓄品の配布状況や在庫状況などを公表すること。
 介護施設・児童福祉施設・障害者施設・在宅福祉支援事業などのマスクや消毒剤など衛生用品の不足状況を調査し、あわせて、高齢者・障害者・難病さらに糖尿病・心不全・呼吸器疾患など基礎疾患のある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方などにもマスクや消毒剤など衛生用品を提供すること。

3、学校休校中の対応について
①開設している学童保育室に災害備蓄などを活用し、マスクや消毒剤などを早急に整えること。長期にわたって安全に子どもたちを受け入れができるように、担当部まかせにせず、市全体で人の配置を含めた対応などを行うこと。
②保護者が、仕事に出ざるを得ず、家庭で子どもが1人で過ごすことがないように、すでに近隣他市で行われているように学校を開放し、自習などで受けいれを行うなどの要望が嘆願書で出されたように柔軟な対策を行うこと。また、医療・介護・保育関係者が従事できるよう、子どもの受け入れ体制をつくること。
③支援学級の子どもたちは、保護者の希望があれば受けいれを行うこと。また放課後児童ディ事業所との連携強化を図ること。
④非正規雇用の休業補償を講じること。
⑤農業公社の給食用食材の臨時販売のように発注をしていた学校給食の食材を無駄にすることがないようにすること。
⑥保育園・幼稚園・認定こども園・小学校・中学校の入園式、入学式については、子どもの気持ちに寄り添う形で実施ができるように検討すること。
⑦子どもたちの成長過程に配慮し、行事などの準備、練習などの際には一時的に登校を再
開させるなど、現場の教職員の意見も聞き、柔軟に対応すること。
⑧学校の休校については「あくまで設置者の判断」と文科大臣も国会で答弁をしている。状況をみて、学校再開について検討すること。

4、学校給食をはじめ、市の事業を実施している事業者の影響を調査して対策を講じること。

5、通常通りに開設している保育園、学童保育室などで混乱が起きないように、感染症対策方針など正確な情報伝達をするとともに、子ども同士の接触が避けられない状況など丁寧な聞き取りを行い、必要な支援策を講じること。

6、新型コロナウイルス問題が原因で経営悪化に陥った中小業者や個人事業主に対し、無利子の融資や助成などの支援策を講じること。災害対応に準じた国保料・介護保険料の減免を行うこと。支援策をまとめて情報提供を行うとともに相談窓口を設けること。

7、障害者施設や高齢者施設は日額報酬の算定になっているため影響がでることが懸念される。状況を調査し、影響が出ている場合は何らかの支援策を講じること。

8、国に抜本的な財政措置を求めるとともに、市としても確実かつ迅速に対応するためにも、補正予算を含めた、緊急の財政措置を講じること。
                        以 上