日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

「登校拒否・不登校問題全国のつどい」に参加

2006年08月26日 23時06分06秒 | ノンジャンル
8月26日(土)
 「登校拒否・不登校問題全国のつどい」が26日から27日、箕面市スパーガーデンで開催されています。私もオープニングと記念講演に参加してきました。この「全国のつどい」は、96年、大阪ではじまり、全国をまわって今回11回目「一人で悩むひとをなくそう」と「語り合おう、学び会おう、子ども達を真ん中に」と開催されています。オープニングはフルート演奏、世話人代表、実行委員長、教職員組合代表が「不登校児童は12万人以上、小泉改革で『競争教育』強化され、教育基本法まで見直しが考えれれているなか、どう対応するか悩みをどう乗り越えるか、心のありったけを語り合い、ほのかであっても希望をつむぎ合える場にしましょう」など挨拶されました。
 記念講演では北海道教育大学の庄井良信氏が「後ずさりしながら未来に歩む」(フランスの作家ポール・ヴァリー)と題して行われました。講演のなかで、自らフィンランドで暮らした経験をもとに70年代日本の教育基本法をもとに教育改革をおこない、OECDの学力調査で学力世界1になったことが紹介されました。フィンランドも70年代まで小学校からふるいわけ多様化教育だったが、教育基本法の機会均等、行政の教育内容への不介入を学んで改革したこと、人間への深い信頼から生まれる社会心理、この萌芽にこそ希望がある。と述べられました。最後に幸福を考える5つのメッセージが紹介されました。
①「ひとりでがんばれ」から「ひとりでがんばるな」へ
②「甘えるな」から「上手に甘えなさい」へ
③「早く、早く」から「ゆっくりあじわいなさい」へ
④「やればできる」から「時間をかければできる」へ
⑤「まちがうな」から「いっぱいまちがってみなさい」へ

終戦記念日に宣伝カーから地域内で訴える

2006年08月16日 17時59分43秒 | ノンジャンル
8月15日(火)終戦記念日に
侵略戦争と植民地支配を正しいかったとする
あらゆるくわだてに断固反対

 今日は、61年目の終戦記念日。午後から「侵略戦争の反省に立ってアジアの平和と安定に貢献する日本に」と地域内を宣伝して回りました。
 特に、午前中に小泉首相が、政権交代間際になって、8月15日に靖国神社に参拝を行ったことをもあってマスコミでも様々な報道が一斉に行われている中での宣伝カーでした。

 アジア外交が行きづまっている根本原因には小泉首相が毎年靖国参拝を強行し、過去の侵略戦争を正当化する立場を改めないことにあります。アジアだけでなく世界中から厳しい批判をあびているのに「過去の戦争を正しかった」とする戦争観を宣伝することを使命とする靖国神社参拝に固執していては、日本はアジアと世界から孤立するばかりです。・・・と訴えてまわりました。

 「戦争でなくなった人々を奉る神社に、戦争しない誓いでお参りするのが、なぜいけないのか?」小泉首相は言います。しかし、靖国神社とは何を目的とする神社なのか?改めて考えてみる必要があります。
 靖国神社のホームページの軍事博物館=遊就館のページに「真実を語り継ぐ」として、こう書いています。「わが国が自存自衛のため・・自由で平等な世界を達成するため、さけ得なかった多くの戦いがありました」「殉国の英霊を慰霊顕彰すること」「近代史の真実を明らかにするが使命である」と。極東軍事裁判で国の指導者として戦争を推進したいわゆるA級戦犯も一緒にまつられているのです。
 これは、簡単に言えば、61年前に終わった戦争は、自分の国を守るための戦争であり、起こしても仕方ない戦争で、その戦争指導者も含めて「殉国の英霊」国の仕事で亡くなった霊としているのです。私は、戦争でなくなった内外すべての人々の魂に哀悼の気持ちを表するのですが、他国の領土に攻め込んでおいて、「理想世界のつくり、国を守るために仕方ない戦争だった」「あの戦争は正しかった」という立場に立つことは絶対ゆるせません。国の責任者がこんな立場に立てばいくら「戦争はしない」といっても、「仕方ない」といって「再び政府の行為」で戦争を引き起こしかねないと感じるものです。

 この流れは、侵略戦争への反省から生まれた憲法を変えようとする動きと一体です。昨年出された自民党の憲法「改定」案では、前文から「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」という文言を取っ払い、自衛隊を軍隊として認め書き込む内容です。これに先立つ教育基本法改悪では、教育の自主性を奪い「国を愛する心」を書き込み、「心の問題」を全国の学校で評価し強要する動きです。

 私は、侵略戦争反対を貫いてきた日本共産党の一人として、侵略戦争と植民地支配を正しいかったとするあらゆるくわだてに断固反対します。憲法改悪に反対し、憲法の平和、民主、人権の原則をまもるためにがんばります。アジアと世界で、国連の平和にルールが根付くように引き続き力をつくします。軍事力でではない平和な日本を未来、子どもたちに引継ぐためにご一緒に力をあわせましょう。

箕面のプールは「柵の固定と2重の安全柵など」安全対策がとられている
名手宏樹の質問に担当課職員が答える
 先日ブログで書き込んだ、プールの安全調査の件で、箕面市のプール調査の結果を教育委員会の担当職員からお聞きしました。この間の調査では、小中学校のすべてのプールではすでに4,5年前の文部科学省の通達にしたがい吸水口、排水口には固定された2重の安全柵が設けられていることが確認されていましたが、市内の2つの市民プールでも、「プール槽の底の吸水口の固定と2重の安全柵が設けられている」と答え「報道されている対策の不十分なプールはない」「文部科学省の調査にもそのように答えた」ことを明きらかにしました。
 この間、私自身も、息子と第2市民プールに行った際、水底にもぐり、吸水口の固定状況を確認してきました。第2市民プールではプールの中央に細長く水を循環させる吸水口が設置され、多くの小さな穴が開いていて手を押し当てると軽く吸い付く程度の吸水でステンレス製の板ではめ込み式に固定されていました。
写真は第2市民プール 
今年の夏も涼を楽しむ多くの市民でにぎわっています


埼玉県ふじみ野市でのプール吸水口吸い込まれ事件にかかわって箕面での安全確認を申し入れ

2006年08月02日 22時38分52秒 | ノンジャンル
埼玉県ふじみ野市でのプール吸水口吸い込まれ事件にかかわって箕面市での安全確認を申し入れ 
 7月31日に起こった、「ふじみ野市の吸水口吸い込まれ事件」にかかわり全国のプールでの安全点検や確認が求められています。名手宏樹は、8月2日、箕面市教育委員会事務局に箕面市での、「現状と安全確認はどうか」「特に排水口、吸水口の金属金具が固定されているか」「プール底の表面の金属格子と内部吸水口の金属格子の2重の固定器具が設置されているか?」「市民プールでの管理体制」などで申し入れ調査しました。

 教育委員会学校施設管理関係では小中学校の学校プールについて、「すでに01年の文部科学省の通達にしたがい、すべてのプールで4~5年前に吸水口には金属の格子をボルトで止めると共に内側の吸水口にも格子状の金属と止め具が設置されている」と答えました。
 生涯学習スポーツ課担当の市民プールについては、昨日から、指定管理業者とともに安全点検と現場確認を行っており、箕面市の市民プールの場合はいわゆる「流水型」ではないので、「側面の排水口は小さいので問題はない」と答えましたが、プール底の吸水口については、「2重の金属格子がついているかどうかは今後調査したい」としました。
 市民プールについては、箕面市ではすでに数年前から、体育施設と共に民間に委託されており、今年からは指定管理者制度が導入され「サンアメニテイー」という民間会社に委託されています。「プールの管理や監視員については、ふじみ野市のように孫受けにはなっていない」と答えました。民間委託にともない、すでに市の職員が常時直接検査に入ることはなくなっており、引き続き、管理マニュアルを明らかにし、指定管理者の職員の管理体制や夏場の監視員の採用の状況、監視員への現場マニュアルの徹底、訓練のあり方などを明らかにするよう求めました。
 今回の事件をきっかけに文部科学省からも安全管理体制の調査を行うことが出されており、「大阪府をとおして調査がおろされてくるになる。公立の施設では4日までに調査結果の報告も求められることになり、市としてもこの調査に答える形で一定の調査状況をあらかにしてゆく」と生涯学習スポーツ課担当職員が答えました。