日本共産党箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

日本共産党提案の「橋下徹大阪市長に『慰安婦』必要発言の取り消しを求める決議」案と3意見書案不採択に

2013年06月13日 13時10分00秒 | 市議会
6月13日(木)
 日本共産党以外の反対で、日本共産党提案の「橋下徹大阪市長に『慰安婦』必要発言の取り消しを求める決議」案と3意見書案不採択に
 
 日本共産党議員団は、6月市議会に「橋下徹大阪市長に『慰安婦』必要発言の取り消しを求める決議」案と、「憲法第96条の憲法改正発議要件緩和に反対する意見書」案、「『子ども・子育て新システム』の実施を許さず公的保育制度を守る意見書」案、「要保護者の保護の利用を妨げる『生活保護法の一部を改正する法律案』の廃案を求める意見書」案の意見書案3件を提出していました。

 6月13日の午前の幹事長会議で、日本共産党以外の全会派(自民党市民クラブ、箕面政友会、箕面維新の会、公明党)が反対の態度を表明され、すべて不採択となりました。
 
 「橋下徹大阪市長に『慰安婦』必要発言の取り消しを求める決議」については、議会事務局から「池田市と吹田市で同趣旨の決議が採択された」と報告がありました。
 自民党市民クラブから「発言自体好ましくないが、大阪市長の発言を箕面市議会でとりあげるべきではない」
 公明党から「必要ない。反省はしてほしい」旨などの意見がありました。

 「憲法第96条の憲法改正発議要件緩和に反対する意見書」、「『子ども・子育て新システム』の実施を許さず公的保育制度を守る意見書」は、特に意見なく、「必要なし」「反対」の態度表明で不採択になりました。

 「要保護者の保護の利用を妨げる『生活保護法の一部を改正する法律案』の廃案を求める意見書」については、箕面政友会から「三党合意があり、必要なし」の意見が出されました。

 この間、日本共産党の「橋下徹大阪市長に『慰安婦』必要発言の取り消しを求める決議」提案には、市民団体から「ぜひ箕面市議会で採択」をと10日から11日に市議会にも要請をいただいてきました。今回の議会会派の態度表明と不採択は残念ですが、引き続き、市民のみなさんとともに議会の内外で声を広げます。

箕面市の教職員、教育委員ら計150人を、全国学力テスト、トップの秋田県に派遣する予算を計上

2013年06月11日 22時22分00秒 | 市議会
6月11日(火)
箕面市の教職員、教育委員、事務局職員を計150人を、
全国学力テスト、5年連続トップの秋田県の由利本庄市の視察に派遣する予算を計上
日本共産党は、学力テストの点数至上主義で、教育をゆがめると反対


 現在審議中の箕面市の6月市議会の補正予算案に「授業力向上推進事業」 918万円が計上されています。 箕面市教委からの市議会への説明資料では・・・
「全国学力・学習状況調査トップの水準を誇る秋田県由利本庄市」に「全教職員の2割を超える130人の教職員と教育委員会委員・事務局職員計150人」を「6月下旬から7月上旬に5グループに分けて視察」させ、「意識改革を進め教職員の授業力、指導力の向上を目指す」としています。

 なぜ秋田県か?それは、「学力テスト5回連続トップ」だからです。「大阪府の授業の進め方手引書「授業スタンダード」も秋田県を参考に策定されて」いるからです。  
「由利本庄市の取り組みを実施することにより」「意識改革のトリガー」「小中一貫した授業スタイルを今年中に構築する」などとしています。
また、「心豊かな心の醸成」として「黙想の時間」「自問清掃」(黙って掃除をすること)など「規範意識や奉仕の精神」など・・・・「豊かな心の醸成のための取り組みを検討し取り組みます」としています。
 
 秋田県教委によると、秋田県が「学力日本一」といわれる要因は?
①、少人数学級 30人程度学級 ②、TT指導 ③、県独自の学習状況調査 
④、家庭学習    ⑤、適切な時期に補充指導 が行われてきたからです。

 ③の県独自の学習状況調査は、学力テストでは小4年から中2まで全員が対象で、12月に行われ 市町村ごと結果が公表されることもあります。だから、市町村教委もどの市がトップになるか力が入り、事前学習や事後指導がおこなわれます。成績良くない場合、「担任がえ」もおこなわれます。
 ④の自学ノートでは、宿題プリントがだされ、教員は毎日ノート指導がなされます。給食を食べながら○付けや、コメントを書き込むために給食を5分で済ませると現場の教員は大変です。
 ⑤の学力テストのための補充指導では、3月から対策がすすめられ、春休みのそのための課題が多く、新学期には過去問題に挑戦させ、授業をそこそに、学力テスト対策をすすめ、4月の授業の進度に影響がでてもあたりまえになっています。「5年連続学力テスト日本一」の実態です。
                         全教雑誌クレスコ2月号より参考

 2月に由利本庄市の先行して視察にいかれた教職員36人の報告書・感想文の中にも「高校入試に全国学テ問題を入れる。12月の県学力調査問題にも反映させ、単元テスト、定期テストにも全国学テ問題を入れる。長期休業中の宿題として全国学テストの過去問題をおこなわせる」と由利本庄南中学校の校長が説明されたと記載されています。(報告集P32)これが本来の教育のすがたでしょうか?全国学力テストのための学習であり、学力テストのための教育になっているのではないでしょうか?
 学習障害がある児童のいる担任が「A君は点数が取れないからみんなでカバーしよう」と呼びかけたということです。善意であっても「成績で子どもの扱いに差が生じています」学校現場が学力テスト至上主義で、学校現場も知らぬ間におかしくなっているのではないでしょうか? 

 また、報告書の32Pには「受験前の塾や高校を思い浮かばせるような取り組みが、今後、教育現場で広がってゆくことは間違いない」「課題は、子どもが学校を楽しいと思い、学力をしっかり定着させることをどれだけ極限まで追い求めることが出来るかだと思います」と意見も出されています。

 子どもたちに教育を受ける権利 学ぶ楽しさ 何のために学ぶのか 何のための学力か? 教員は、教育行政は何をすべきか、考え行動してゆかなければならないのではないでしょうか。そのことを見えなくさせられ、ゆがめられ、ひずまされて行く全国学力テストやその点数を上げるためのテストは、廃止が必要です。

 教育に必要なものは、一人ひとりが主権者として 豊かに生きる権利があること、よりよく生きる力を教え育む教育です。教育基本法で言われる「人格の完成」とは、生まれた生物としての「ヒト」から自覚的な学習によって「人間」存在へ一個の人間として「自立」独り立ちしてゆくことであり、その過程を促すのが教育の営みではないでしょうか?

 先に視察に行かれた36人の教職員の報告書・感想文には「一番お願いしたいことは1クラスの人数を30人程度にまでして頂きたいのです。それがなければ、どれだけ考え努力しても、絵に描いた餅にしかならない」 報告書P34 との指摘があります。秋田に学ぶと言うなら、まず30人程度学級を学ぶべきです。

日本共産党箕面のつどいが開催されました

2013年06月02日 16時37分00秒 | 日本共産党
5月31日(金)
日本共産党箕面のつどいが開催されました
 日本共産党箕面市委員会主催の日本共産党箕面のつどいが5月31日、箕面サンプラザ8階で開催されました。約100人が参加し、若手の弁士に耳をかたむけ、会場からの発言や意見表明、期待の声もあいつぎ活気ある集いとなりました。


 後援会長の細見茂弁護士がご挨拶、「今度の選挙は自共対決、我々の力を強大化するために力を合わせましょう」と呼びかけられました。

 はじめにご挨拶したたつみコータロー党府暮らし雇用対策委員長は、「本命、穴馬かき分けて一等賞で勝利する、比例代表の山下よしきさんともども押し上げてください。アベノミクスでは中小企業ではおこぼれが来ない、すでに制御不能になってきている。福島で被爆したお母さんの願いにこたえ、「原発ゼロ」の制作も企業献金受け取らない日本共産党を大きくしてこそ実現できる。民主も維新・第3局も対決軸を持たないことが明らかになった。自民党と正面から対決する日本共産の訴えは「5年生の小学生にも『納得した』といってもらえるようになっている。」「週刊朝日でもたつみコータローに『当選のバラマーク』がついた、『非自民の受け皿は共産党しかない』と分かりやすくなっている」「公約一貫して守る、まじめにぶれずにがんばる日本共産を、憲法と暮らしまもるたつみコータローにご支援をお願いします。」と力強くのべました。

 若手弁護士の会の菅野園子さんは、憲法は自由な生活を保障する大元、権力が侵害しないようにさせるもの、歴史上、大多数が常に正しいとは限らないといことがはっきりしている。そんな中でも憲法は国民の基本的権利を保障するもの。自民党の憲法改定案の「公益秩序に反しない限りの権利」では国民の権利が後退する、明治憲法の権利へと後退させる。憲法は何気ない生活にかかわるもの。9条の2項に国防軍を書き込めば売られたケンカを買う、口実をつければ戦争が出来る国にしとうとしている。中国や韓国と結びつきを強めなければならない時に、プラスになるか考えなければならない。少数者の人権を守る日本共産党を守ることは私たちの人権を守ることになると思う。

 中途障害者作業所のNPO千の風の村上和子さんは、中途障害者が置かれた状況を、障害者に寄り添ってこそ初めて分かったと、障害者年金や生活保護、障害者総合法、介護保険などの制度上の問題点を具体的にはなされました。「お願いする前に私たちが学んでゆきたい。『社会の障壁』と言われるように、社会にある段差の方がバリアフリーじゃない。みんなが人権を守られて暮らせるように日本共産党にがんばって代弁してもらいたい。」

 池田民商会長の上杉正治さんは、「建築業界はアバウト、消費税ぐらい負けといてといわれるが、消費税ほどひどい税はない。10%になると仕事辞めるという業者が多い、これでは失業者が増える。本来税金は余裕のある者がみんなのためにまわすもの、大金持ちでも、低所得者でも消費税は生活費にまでかかる。税務事務を国民に押し付けている、消費税の控除は正社員にはつかず、派遣社員を使えば控除される。10%などとんでもない。コータローさんにがんばってほしい。

 会場から「消費税増税をストップしてほしい」との声にこたえ、たつみさんは「国民運動をひろげ、日本共産党を倍にし、4つの議席の一つをとれば2000万人の増税ノー民意になる。躍進させてほしい。」とよびかけました。
「橋下慰安婦必要発言では人間の尊厳を踏みにじる。すべての公職から辞職するまでたたかって貰いたい。」の声に、菅野弁護士は「弁護士以前の問題。子どもの教育任せたくない。」と、たつみコータローさんは「橋下発言は沖縄米兵が日本にいることを前提にしている。米軍基地周辺では1952年から2010年の間、日本人1088人殺された。基地が米兵の存在が日本人の命と安全を脅かせている。米軍基地を撤去、その根源の日米安保となくせと言えるのは日本共産党だけ。」と訴えました。
 「若い人や子どもたちに政治談議ができるように語りかけてゆきたい。そういう大人であるべき。主権者としての政治教育が必要。」との声にこたえて。
 たつみさんは「高校生には、政治を語り、国際的な対比の中で、十分考えてもらえるようにしてほしい」「橋下氏はタレントの時代「日本人の中国人買春をODAだ」といった。ツイッタ―で文字が残っている。今度の「慰安婦は必要」発言も追及の手を緩めない」とこたえました。

 最後に決意表明にたったたつみコータローさんは「9条を変われば、軍事費ふやされる、福祉が削られ、消費税増税。軍事費増やせば、強い軍隊で安全になるでしょうか?一番、軍事費使い、強い軍隊を持っているのはアメリカ。安全な国か。ボストンテロ、9・11テロを防ぐことできなかった。ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争を行いテロの土壌を作り、テロの標的になったためあのテロにあった。日本が9条変えて強い軍隊を作ったとしても、アメリカと一緒の戦争に付き合わされる国になる。むしろ危険になる。いま、軍事同盟は時代遅れ、軍事同盟に属する人口は世界の16%しかならない。紛争は非軍事同盟で外交で解決してゆこうというのが世界の流れ、その流れの先頭に立てるのが平和憲法もつ日本、非軍事の先頭に立ってゆくのが日本の役割、憲法が争点になるこの選挙負けるわけにはいかない。」
 
 「9年間生活と健康を守る会の事務局をしていた。「枚方生活保護打ち切り判決」は原告の全面勝利判決が出た。人間らしい幸福追求権が認められた。大阪市内で母子餓死事件がおこった。国会の高橋議員の追及では、餓死事件は毎年1000件超え起こっている。派遣請負、パ-トアルバイなど年収200万円で40年後も変わらない。年金も払えない。親の財産、資産、年金があればいいが、親が亡くなった後、65歳になったら若者たちは年金もかけられなければ生活保護にかからなくてはならない。生活保護はアカンとバッシングしながら、生活保護予備軍をつくっているのが今の社会です。格差と貧困で苦しんでいる青年、母子をどう助けて、正してゆくかが今の政治の仕事です。国会に送っていただき、共産党が政権をとれば、厚生労働大臣や外務大臣をやります。本当に国民のために働くのは企業団体献金、政党助成金、全国で草の根で要求実現のためにがんばる日本共産党しかないとわかっていただければ大きく躍進の出来る選挙です。国民の期待にこたえ、マスコミの期待にもこたえなければならない。最後の最後まで知人御親戚に口コミで広げていただきたい、最後には当選を喜びたいというところまで私も頑張りぬきますので皆さんの大きなご支援をよろしくお願いいもうしあげまして訴えといたします。」と夢と希望と若さにあふれた決意表明をおこないました。

 花束とプレゼント  箕面の地ビールと花束  当選祝いに地ビール  
   司会 「勝利の美酒になるよう国会に押し上げてゆきたい。」

 神田隆生市会議員 お願いと決意表明 山下、宮本さん そして続いて、どうしても国会に送り出したい、出さねばならないたつみさん 3人目の若手のホープがでてきました。週刊誌もバラをつけてくれている。励みにがんばりましょう。
 「格差是正に突っ走る」が実感できたコータローさんお話ではないしょうか。新自由主義の社会を打ち破る大きな取り組みをすすめてゆきたい。もっと強く大きく日本共産党入ってください。赤旗をお読みください。広げてください。募金をおねがい今回もよろしく。大きなブロマイドとしてポスターも貼ってください。最後までご支援いただきますようお願いいたしまして本日は終わらせていただきます。

 たつみ  「一緒に同じチームで世直しするために日本共産党に入党してください。」     
                         大きな拍手で終了しました。