日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市野外活動センターの指定管理者(株式会社)が撤退 儲け優先やめて、本来の「教え学ぶ」施設に

2024年05月29日 01時15分11秒 | 日記

5月27日(月)

 名手ひろきは、27日箕面市議会臨時議会で、箕面市立青少年教学の森野外活動センター条例の改正に反対し討論しました。内容をご紹介します。

オルタナの森・Minoh(青少年教学の森野外活動センター)/箕面市 

 箕面市立野外活動センターの指定管理者が撤退 

 臨時議会を開いて随意契約を認める条例改正

 本条例改正案は、箕面市立野外活動センターの指定管理者=(株)アウトドア・リビングが経営赤字で4月に辞退、6月で撤退し、7月、8月以降のセンター使用の予約に対応できない状況になり、6月の早くに新たな指定管理者を決定し引継ごうとするものです。そのために指定管理者を公募のみから、随意契約も可能に条例改正すようとすものです。

 

 高級レストラン、お酒も提供       

 問題は、2022年4月、2年前に指定管理した(株)アウトドア・リビングがなぜ経営破綻し、突然撤退することになったのかです。施設内で利用者が、仕事ができる「コワーキングスペース」、「室内農園」「高級レストラン」の運営を行い「目的外自主事業」として「お酒の提供」まで行うなど「教育委員会の管轄の『行政財産』で使用許可されるのは違和感がある」と日本共産党は、この指定管理者決定に反対してきました。

 

 高すぎるキヤンプ利用料 以前の10倍

 特にキヤンプサイトの利用料に市民割引はなく、約1000円~3300円、本館で約4000円~5000円にもなり、これまでの「10倍の料金」で「高すぎ、気軽に使えなくなる」と日本共産党は主張してきました。しかし、当時、市教育委員会は「サービス内容に見合う利用料で妥当」と説明してきました。また施設が老朽化し「約4億円の施設整備費のうち2億円は市が出すが、会社が利益を上げて毎年約1330万円ずつ市に返金する」としていましたが、約束は1年で頓挫し、破棄されました。

 指定管理制度への方針の見直しもない

 また、先ほどの文教常任委員会の議論では「新稲の森との一体的活用に対する市の総括はどうなっているのか?」「一体的活用」は今後切り離すのか?との問いに「以前の入札でも事業者が入りにくかった」切り離して検討してゆくと答えましたが、株式会社への指定管理制度への方針の見直しをする内容もあきらかになりませんでした。「次の新しい指定管理者が、7,8月の予約客が使われる利用料金が今の高くて利用されなかった利用料金を適用するのかどうかも、わからないまま、この条例改正を認めていいのか判断できません。

 また、「今回の条例改正は随意契約をみとめるものですが、市の意思で自由に指定管理者を提案することができるようになる」ということであり、また今回のような株式会社が提案されることも否定できず、今回の事態を繰り返すことの歯止めとなるのか疑問です。

 民間企業が利益を生み出す施設か!

 日本共産党は「市民のための施設というより民間企業が利益を生み出す施設になり、教育委員会の管轄の施設かとの疑問を持つ施設になると危惧する」と警告していました。

  儲け優先やめて、本来の「教え学ぶ」施設に

 「教学の森」の名は「子どもたちが学び、教える側の大人たちも、教えることを通して学ぶという意味」だと元センター長は語っています。株式会社をはじめ民間任せで儲かる運営すすめることは、福祉、暮らし、教育を推進する市の施策として破綻しています。ふたたび市民の皆さんに広く利用され親しまれ「学び育ちあう」「教え学ぶ」教育施設に生まれ変わるように願い、市の根本的姿勢の総括も方針転換もはっきりさせない随意契約を可能とする条例改正案への反対討論といたします。


大阪・関西万博への子ども招待事業に関して、 爆発事故の再発防止・原因の徹底究明と情報公開を求める申し入れ

2024年05月25日 01時28分18秒 | 日記

5月24日(金)

箕面市市長 上島一彦 様

箕面市教育委員会委員長 藤迫 稔 様

大阪・関西万博への子ども招待事業に関して、

爆発事故の再発防止・原因の徹底究明と情報公開を求める申し入れ

                             2024年5月24日

                        日本共産党箕面市会議員団

 大阪・関西万博会場建設現場において3月28日工事中にメタンガス爆発事故が発生しました。万博会場となる夢洲は、もともとゴミや浚渫土砂の処分場であり、かねてから可燃性ガスの発生が指摘されており、国会でもその危険性が取り上げられてきました。学校現場や父母・府民から、「本当に子どもを連れて行っても大丈夫なのか?」など心配する声が出ています。子どもたちを招待する以上、大阪府及び大阪府教育委員会は、このような声に耳を傾け真摯に対応する責任があります。箕面市及び箕面教育委員会としても府や府教育委員会の指示をそのまま現場におろすのでなく責任を持った対応が求められます。

 大阪・関西万博への子ども招待事業に関わる関係機関は今回の事故についてきちんと調査し、安全であることを確認し、それができるまでは、子ども招待事業は見送るべきです。

 また、万博に行くかどうかの検討にあたっても、不安や心配の声が多数出ています。建設途中で不明なことがあまりに多いこと、情報が圧倒的に少ないことなどがその理由です。

 さらに、「子ども招待」としながら、交通手段確保や、熱中症対応、支援を必要とする子どもへの配慮などの安全対策などについても現場丸投げの状態であってはなりません。

 日本共産党箕面市会議員は、大阪府及び大阪府教育委員会の責任で以下の対策を速やかに実行され、箕面市、市教育委員会としても大阪府に対し確認と要望をおこなうことを求めます。

                   記

1.今回の事故について、再発防止・原因究明・情報公開を徹底すること。安全・安心を確認できるまでは、子どもの招待事業や学校の意向調査は延期すること。

2.学校行事としての万博参加は、各学校が判断するものであることを学校現場に周知すること。意向調査は「応じない」ことも可能であることを周知するとともに、「応じる」とした場合でも、実施段階でやめることができることを確認すること。

3.熱中症対応などの安全対策や要支援児童対策など、行事実施途中に起こる不測の事態に対応する人の配置や現地窓口の設置など、安全・安心に行事が実施できる対策がとられているのか確認すること。

4.バスの確保だけでなく、計画通り安心して行事が実施できるよう交通手段の確保が行われるのか確認をすること。

5,以上の対策や安全対策が確認されないかぎり、大阪万博への子ども招待事業は見送るべきです。

                                    以 上


住民の足、バス路線 如意谷線の活用・存続を!

2024年05月16日 00時22分19秒 | 地域要望

5月15日(水)

住民の足、如意谷線の活用・存続を!

 如意谷線(ルミナス~箕面萱野駅)は、社会実験路線として箕面萱野駅へ運行されることになりました。ところが「利用者・乗車数が少なければ、廃止も検討する路線」とされています。地元の自治会では、住民に「積極的な乗車」が呼びかけられています。自家用車が利用できなくなった住民さんからは、「食料品をはじめ買い物のための大事な足となるバス路線は何としても守ってほしい」との切実な声が寄せられています。日本共産党は公共交通としての路線の存続をもとめてゆきます。

    

オレンジゆずるバスの路線と便数の拡大を

 また、オレンジゆずるバスも路線と便数の再編成が実施されました。日本共産党も要望し、市民の声の強い「土日、祝祭日の路線と便数が、基本的に平日と同じように運行される」ようになりました。改めて、3月の代表質問では「再編によりバスの台数を増やし、『路線と便数の拡充につながった』と言えるでしょうか?」と質問しました。

「路線と便数を拡充し、

利用者の利便性は向上したのか?」

 市の答弁は、「平日の混雑緩和のため、利用者が多い箕面駅、市役所、市立病院と箕面萱野駅を繋ぐ平日限定のルートを新設。便数については、土曜日は、朝夕の時間帯の利用状況を踏まえ一部減便となりますが、平日は38便が44便に、日曜・祝日は14便が29便と増便になるなど、路線と便数を拡充し、利用者の利便性は向上する。」としています。

 

主要道路にバス路線とバス停を

 また、「北急開業とともに開通が予定される広い主要道路である萱野東西線(西側)や芝如意谷線(南行き)へのバス運行の路線やバス停の予定は、路線バスをも含めてあるのか?」と質問しました。

 答弁は、「萱野東西線西部地区及び芝如意谷線を運行する路線バスやオレンジゆずるバスはありません。」です。大きな太い主要道路を建設しておきながらバス路線とバス停がないのはどうしてでしょうか?地域の住民さんから「近くで乗れるバス停の設置を求める」声が出ています。

 みなさんの声とご要望をお寄せください。

■阪急バスの 路線図

     


北急延伸と阪急バスの路線の再編で 「運賃負担が増え乗り換えも大変になった・・・」

2024年05月14日 23時36分49秒 | 地域要望

5月14日(火)

 阪急バスの路線の再編で

「運賃負担が増え乗り換えも大変になった・・・」

 北大阪急行延伸で2つの新駅が設置されバス交通の運行ルートなど再編がなされました。その多くは、これまで千里中央に運行していたバス便が箕面萱野駅へ集中する運行ルートにかわりました。これによって、「バス利用者からバスと鉄道の合計の運賃負担が増え、乗り換えもしなければならなくなり不便になった」との声が寄せられています。

 日本共産党は、鉄道延伸よりバス路線の拡充をもとめてきました。また、早くから地域によっては運賃負担の増加になることを指摘し、運賃助成制度をもとめて要望してきました。2023年12月議会でも改めて次のように質問しています。

 新たに発生する190円の運賃軽減策が求められる

「北大阪急行線延伸後のバス路線のほとんどは千里中央から箕面萱野駅経由となる。往復バス運賃の460円から往復のバスと鉄道の新線加算運賃と基本運賃で840円になり380円の負担増となる。私たちはこの負担の軽減を求めてきた。市も軽減策を約束してきた。しかし、市の答えは割引乗車券セットだ。これでは全く方向違い。新たに発生する新線加算運賃と基本運賃、190円の運賃軽減策が求められる。北大阪急行線延伸後の運賃助成制度を再考すべき」と質問し、要望してきました。

                              

 箕面市・・・1日乗車券とバスの乗車券3枚セットの運賃負担の軽減?

 市の答弁は、「箕面萱野駅から千里中央駅の延伸区間で、路線バスから鉄道への乗換えで5分から8分程度所要時間が短縮される。延伸線利用者の需要予測1日当たり4万5,000人のうち、6割の方がバス利用の方で交通費の負担軽減となる程度が自宅から新駅まで徒歩や自転車圏内、多く一方、箕面萱野駅または箕面船場阪大前駅までバスを利用し、新駅から千里中央駅以南に鉄道でアクセスする利用者、需要予測4万5,000人の約23%に相当する約1万400人は、延伸線開業後、運賃の負担増が見込まれる。利用形態は通勤利用が約6割、通学利用が約1割、一時利用が約3割と想定、会社から通勤手当が支給されているであろう方を除き、学生には増加する通学費用に対して最大50%を補助する通学定期への補助制度で年間最大約2万円の補助を行い、一時利用者には北大阪急行電鉄の1日乗車券と阪急バスの乗車券3枚をセットにして290円お得な880円で販売し、運賃負担の軽減や公共交通の利用促進を図る。」としています。

 市の言う「運賃負担の軽減策」をうまく利用できているでしょうか?

 千里中央へゆくのに

 わざわざ申請して880円のセット券を購入されるでしょうか?

 

これまで阪急バス230円で

千里中央まで行けたけれど・・北急延伸で

◆千里中央へ(阪急バス箕面萱野まで230円+鉄道千里中央へ190円)×2(往復)=840円

◆江坂駅へ(阪急バス箕面萱野まで230円+鉄道江坂へ 240円)×2(往復)=940円 

■箕面市のセット割引を使えば 

 230円×3=690円分と1日乗車券(江坂まで)=1170円を880円に

 (限定10,000セット、箕面交通・観光案内所、キューズモール1階サービスカウンターなどで扱い)。

          箕面市地域創造部交通政策室  電話:072-724-6746

 北大阪急行延伸後のバス路線の再編での

 みなさんのご意見をおよせください

  • お気づきのことやご意見ご要望をお寄せください。

  日本共産党 名手ひろき

  事務所電話・FAX 723-4640

   メール: jcpminoh@yahoo.co.jp

 


日本共産党箕面市会議員団  市政報告 要望懇談会

2024年05月14日 01時19分22秒 | 市議会

5月12日(日)

日本共産党箕面市会議員団 

市政報告 要望懇談会

  • 5月24日(金)

  午後6時30分~9時まで予定 ズーム参加あり

  市民会館 2階 大会議室2

                             

 2024年度第2回定例会(6月市議会)が5月30日(木)から開会します。5月22日が、各議員・会派からの請願、意見書、決議などの提出締め切り日です。       

 5月23日には、補正予算案など議案の概要が説明され、24日は、その内容をご報告します。

 また、6月市議会へのご要望もお聞きし、予算審議の市議会に反映させますので、要望などもってご参加ください。

 現場参加が難しい方にはズームでも配信をおこないますので、ズーム参加希望者は、事前にメールアドレスを送信ください。

 ご意見やご要望、ご提案などお願いいたします。

 なお、議員団からの報告のみ可能な範囲でズーム録画の配信も行います。「日本共産党 箕面」で検索し、後日、配信の予定です。                                      

                       2024年 5月 7日

                       日本共産党箕面市会議員団

                       電話・fax724-6702

 

 2024年 第2回 箕面市議会定例会 本会議・委員会日程

                    5月30日から6月19日まで

  月  日     日 程 事 項

5月22日(水) 意見書、請願締め切り 正午 

  23日(木) 議案送付 全議員へ議案説明10時 

  28日(火) 幹事長会議10時  議運13時

  30日(木) 本会議10時 条例、補正予算等上程・説明・質疑・付託 一部即決議案処理

6月3日(月) 文教常任委員会10時  付託議案審議

  4日(火) 民生常任委員会10時  付託議案審議

  5日(水) 建設水道常任委員会10時 付託議案審議

  6日(木) 総務常任委員会10時 付託議案審議

  7日(金) 委員会予備日     発言通告締め切り 15時

  10日(月) 幹事長会議10時 

  14日(金) 幹事長会議10時  議運13時

  18日(火) 本会議 10時 各委員長報告・討論・採決 一般質問

  19日(水) 本会議 10時 一般質問

       日程については、議事の都合により変更される場合があります。