日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

日本共産党が、無所属議員とともに「箕面市子ども・子育て支援条例」に修正案を提案

2014年09月25日 23時26分00秒 | 市議会
9月25日(木)

日本共産党が、
「箕面市子ども・子育て支援条例」に修正案を提案
   より安全な保育体制をつくるのために


 9月4日(木)の箕面市議会、文教常任委員会で、「箕面市子ども・子育て支援条例」が、維新の会・政友会・自民党の賛成で可決しました。日本共産党は、「保育を子育て産業化し、保護者負担をふやし、保育に格差を持ち込む料金徴収などがもりこまれている」などと反対しました。
 日本共産党と無所属議員が4人で
 一方、可決された条例案に対して、「せめてこのくらいの修正を!」と日本共産党が修正案の提案を準備し、他の議員にも共同提案を呼びかけ、25日までに中西議員・増田議員が共同提案者になっていただけることになりました。
 修正案は、原案とともに10月1日の本会議に上程され、提案説明ののち討論、採決されます。修正の中味は次の点です。

箕面市子ども・子育て支援条例の修正案                             
 より安全な保育の提供体制を確立のために


提案理由
 子ども・子育て支援法ほか2法律の成立により平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施される予定です。

 市立と同様の保育士配置を民間にも
これにともない、提案された箕面市子ども・子育て支援条例(原案)について、本市の市立保育所と同様の保育士配置基準を事業者に求めることにより、より安全な保育の提供体制を確立します。
 

 家庭的・小規模保育C型も保育士資格者を配置させる
 また、家庭的保育事業でも保育者の複数配置、うち1人は保育士資格保有者とし、小規模保育型事業C型では1人は保育資格の保育者を配置することにより、安全な保育体制を確立します。

 居宅訪問型事業も資格保有者の配置を
 居宅訪問型保育事業においても、保育士、保健師などいずれかの資格保有者を配置することにより、障害・疾病等を抱える児童に対しても適切な保育をおこなうようにするため、修正案を提案するものです。

 箕面市は、1歳児保育の幼児:保育士の対数は 公立が5:1に対して民間保育所は6:1と国基準のままです。豊中市、茨木市は、公立・民間保育所とも5:1で民間保育所には、そのための運営補助金を出しています。
 新たな「子ども子育て支援条例」でも豊中市、茨木市は、小規模保育事業A・B型の基準にも、公立と同じ5:1とすることが上乗せ基準として盛り込まれています。
 さらに、箕面市は、小規模保育事業C型には、「保育士資格なし」で国基準のままですが、茨木市は、「家庭的保育者は2人以上で、1人は保育士」としています。
 また、茨木市では居宅訪問型保育事業の基準でも「家庭的保育者は、保育士、保健師、看護師等いずれかの資格を保有者とする。」としています。
 新たな、保育所・保育施設の基準を決める、条例の制定をするのですから、国基準通りではなく、せめて今の保育施策を拡充する方向で、箕面市が近隣市に遅れた水準を引き上げる立場で制定すべきです。




日本共産党が、「箕面市子ども・子育て支援条例」に修正案の提案をすすめる より安全な保育のために

2014年09月18日 13時57分00秒 | 市議会
9月18日(木)
 9月4日(木)の箕面市議会、文教常任委員会で、維新の会・政友会・自民党で賛成可決された「箕面市子ども・子育て支援条例」に対して、日本共産党が修正案の提案をすすめています。
 修正の中味は次の点です。

第92号議案 箕面市子ども・子育て支援条例  修正案                             2014年9月17日 現在
より安全な保育の提供体制を確立のために

第2節家庭的保育事業
(職員)
78条 3 挿入 家庭的保育者の数は、2人以上とし、そのうち1人は保育士とする。(小規模保育事業A型)
84条 2 保育士の数は・・・当該各号に定める数の合計数に1を加えた数以上とする。
    1、乳児 おおむね3人につき1人
  挿入 2、満1歳以上満2歳に満たない幼児  おおむね5人につき1人     3、満2歳以上満3歳に満たない幼児  おおむね6人につき1人
(以下項ずれ)
     4、満3歳以上満4歳に満たない児童  おおむね20人につき1人(法第6条3条10項第2号の規定に基づき受け入れる場合に限る。次号において同じ。)
     5、満4歳以上の児童  おおむね30人につき1人


(小規模保育事業B型)
86条2・・・・・そのうち半数は保育士とする。
     1、乳児 おおむね3人につき1人
  挿入 2、満1歳以上満2歳に満たない幼児  おおむね5人につき1人     3、満2歳以上満3歳に満たない幼児  おおむね6人につき1人
(以下項ずれ)
     4、満3歳以上満4歳に満たない児童  おおむね20人につき1人(法第6条3条10項第2号の規定に基づき受け入れる場合に限る。次号において同じ。)
     5、満4歳以上の児童  おおむね30人につき1人

89条 小規模保育事業所C型には、・・・・
   挿入 2 家庭的保育者のうち1人は、保育士とする。      3 家庭的保育者1人が保育することができる・・・・・ (項ずれ)
94条 挿入
居宅訪問型保育事業者における家庭的保育者は、保育士、保健師又は看護師に限る。
2 ・・・・・家庭的保育者1人が保育することができる乳幼児の数は、1人とする。(項ずれ)

提案理由
 子ども・子育て支援法ほか2法律の成立により平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施される予定であることに伴い、提案された箕面市子ども・子育て支援条例(原案)について、本市の市立保育所と同様の保育士配置基準を事業者に求めることにより、より安全な保育の提供体制を確立し、家庭的保育事業でも保育者の複数配置、うち1人は保育士資格保有者とし、小規模保育型事業C型では1人は保育資格の保育者を配置することにより、安全な保育体制を確立し、居宅訪問型保育事業においても、保育士、保健師などいずれかの資格保有者を配置することにより、障害・疾病等を抱える児童に対しても適切な保育をおこなうようにするため、修正案を提案するものである。


箕面市議会、文教常任委員会で「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」を維新、政友、自民の賛成で可決

2014年09月17日 22時07分00秒 | 市議会
9月17日(水)

 箕面市議会・9月定例議会は、補正予算審議、4日から9日までに続き、12日から連休を挟んで、あす18日まで平成25年度一般会計の決算審議の委員会が行われています。
 9月4日には、文教常任委員会では子ども子育て支援新制度に基づく、「箕面市の子ども子育て支援条例の制定の件」が審議されました。委員会での意見表明・採決の部分を紹介します。 なお、発言文章については、委員会メモに基づくもので正式な議事録にもとづくものではありません。

9月4日(木)箕面市議会、文教常任委員会で「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」が、
 維新の会・武智委員、政友会・中嶋委員、自民党・原田委員の賛成で可決、
 日本共産党・名手は「他市の例をみても国基準以上のいろんな拡充施策をもっと打てる」と反対


第92号議案 箕面市子ども・子育て支援条例制定の件

質疑 省略

●西田委員長(公明党) 質疑を終了したいと思います。
 それでは、意見に移りたいと思いますが、意見はございますか。

●武智委員 維新の会 賛成 みんなが幸福になれるような条例

 私自身は本当に今でも箕面市というのは全国的にもこれ子育て支援に関してはもうトップクラスにあると言っても過言ではないと思っておりますし、制度が変わって、それに伴って条例が変わるということも先ほど来、倉田市長も強く強調されておりますけど、不動、自然体で臨んでおられるということで非常に私は感銘いたしました。
 この条例によって小規模のやはり保育施設、そういうところが制度にうまくのっかかって安全性とかいろんな、待機児童対策とかいろいろありましょうけれども、そういうことでレベルが上がる、保育の質が上がる、そして保育のされるご両親の方でありますとか保護者の方でありますとか、さらに事業者様にとっても経営とかそういう意味で活性化につながるということで、本当にみんなが幸福になれるような条例であるというふうに考えておりまして、そういうことの思いから本条例について賛成とさせていただきます。
●西田委員長 ほかにありませんか。

●名手委員 日本共産党 反対 国基準以上のいろんな施策をもっと打てる

 2回の質問を分けてさせていただきましたけども、「特別な保育」とかで新たな負担がふえる可能性がある、条例の中で、(別途料金を)取ることができるというようなことも書き込んでいますし、小規模保育事業のところは、調理員を置かなくてもいい、外部委託ができるという規定にもなっているし、小規模保育事業でのC型、特に「保育士がなくても運営ができる」という基準をそのまま国基準として盛り込んでいる。他市の例を見ても、国基準以上のいろんな施策をもっと打てるんじゃないかという思いで、この条例には反対です。 

※質疑の中で明らかにしたこと。
 箕面市は1歳児保育の幼児:保育士の対数は 公立が5:1に対して民間保育所は6:1と国基準のままです。豊中市、茨木市は公立・民間保育所とも5:1で民間保育所には、そのための運営補助金を出しています。今回の、小規模保育事業A・B型の基準にも、公立と同じ5:1とすることが上乗せ基準として盛り込まれています。さらに、箕面市は、小規模保育事業C型には、保育士資格なしで国基準のままですが、茨木市は、家庭的保育者は2人以上で、1人は保育士としています。居宅訪問型保育事業の基準でも「家庭的保育者は、保育士、保健師、看護師等いずれかの資格を保有者とする。」としています。
 新たな、保育所・保育施設の基準を決める、条例を制定をするのですから、国基準通りではなく、今の保育施策を拡充する方向で、箕面市が近隣市に遅れた水準を引き上げる立場で制定すべきです。

●西田委員長 ほかに。

●中嶋委員 政友会 賛成 この方向で行かないと議論すらできなくなくなる

 待機児童をどう解消していくのかということで、今まで本当に認可か無認可しかなかった。認可保育所の拡大を進めるしかなかったが、今回の新しい新システムになって裾野を広げ、質を保ちながら量をしっかりと確保しようということでいろんな基準であったりという話をしてきた。一つはこれを進めないということは改めて公立保育所をふやしていくというむちゃな話にまた戻ってしまうということなので、結果的には待機児童解消できないという方向しかないと思う。いろんな懸念は全部払拭されたわけではありませんし、先ほどの基準の話にしても今からどうあるべきなのかというのは議論をしていかないといけないというふうに思います。ただ、この方向で行かないということであれば逆に言えばもうその議論すらできなくなってしまうということじゃないかなというふうに思う。その点を我々も課題として思ってることがたくさんあって、それをこれから進めていく、解決していくために今からやっていかなあかんということじゃないかなというふうに思いますので、賛成したいと思います。
●西田委員長

●原田委員 自民党 賛成 保育の質の確保と安定性でもっと議論
 私も賛成をさせていただきます。まず、みずからの主張に沿うようにご答弁であったり、条例を曲解して、むやみやたらに不安をあおるような議論はすべきではないと聞きながら思っておりました。みずからの思想信条にこだわって子どもたちのためというよりどっかの政党のために議論をしてるような議論は、本当に子どもたちのためにも全くならないなというふうに思っております。
 ただ、国の制度でまだ未確定な部分がいろいろあって、皆さんもご苦労されてると思いますし、そこに対して我々もこれから議論を深めていかないといけないと思いますし、不安に思ってる住民の方も現にいらっしゃるのは確かなので、これからも保育の質の確保と安定性の部分でもっと議論していきたいと思っております。
 引き続き保育の質の確保と量的な拡充を期待されますので、賛成とさせていただきます。

●西田委員長 反対意見がありますので、挙手により採決いたしたいと存じます。
 第92号議案「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」を可決することに賛成の方の挙手を願います。
 賛成者:維新の会・武智委員、政友会・中嶋委員、自民党・原田委員 挙手、
 反対者:日本共産党・名手


●西田委員長 ありがとうございます。賛成者多数につき、第92号議案につきましては、当委員会といたしましては可決すべきものと決しました。



箕面市は住民の声を聞き丁寧にこたえ住民と共に今後の防災対策を 

2014年09月02日 23時12分00秒 | 市議会
9月2日(火)
 
第93号平成26年度箕面市一般計補正予算 第3号 災害復旧予算への質疑 
                  2014年9月2日 名手宏樹
箕面市は住民の声を聞き丁寧にこたえ住民と共に今後の防災対策を

 8月24日、集中豪雨で、如意谷の雨量計では一時間70ミリを記録しました。箕面市では如意谷5丁目と3丁目に避難指示が出され、如意谷住宅団地では、避難指示に対して住民の一部は住宅集会所へのいったん避難がなされましたが、市の指定の避難所が第二中学校であるため、夜10時ころにいったん避難した住民に第2中学校に移動が呼びかけられ、その他、住宅住民にも避難指示が呼びかけられました。

①避難指示で災害対策本部は被害の状況を把握して避難の必要性を伝えたか?
 しかし、大雨でどこで土砂崩れを起こして、どんな被害がでているのか多くの住民には伝えられず、避難の必要性が伝わらなかったように聞き及んでいます。市として、災害対策本部として、被害の状況をどう把握して地元住民や自治会などに伝えたのでしょうか?

②豪雨の中、第2中学校への避難移動は危険、困難が伴うのではないか?

 これまでも、山手の如意谷地域の避難所が第2中学校であることについて、様々な議論がなされてきましたが、豪雨が激しい中を、いまだ水の勢いが激しい中、急な坂や階段を下りて第2中学校まで夜中に移動することは逆に危険性や困難が伴うのではと思われますが見解を伺うものです。

 ③市営住宅の指定管理者からの避難誘導はおこなわれたか?

 また、市営如意谷住宅の住民の方々も第2中学校に避難されました、先日8月28日におこなわれた、市営住宅評価委員会(適正管理委員会?)に出されていた資料では指定管理者の役割では、「避難の際の指示誘導」が入っていましたが、今回の場合、指定管理者がその役割を行われたのでしょうか?今回の指定管理者の対応をお聞かせ下さい。

 今回の豪雨では箕面3丁目から4丁目、5丁目と広範囲にも被害が広がりました。その原因は、先にのべた一時間70ミリにもおよぶ豪雨が、才ケ原川の上流から川や水路を斜面にそって流れ落ちたのが原因だと考えられます。そして、箕面3丁目にはその川が大きく溢れた個所があります。
 26日と28日に近所の住民数人から当時の状況をお聞きしました。6時45分ごろ以後から、川の水位が急速に上がり、すぐに市と消防と警察に電話を入れて、川側の水門をあけてほしいと連絡を入れても、なかなか来てもらえず、消防と警察はきてもらえたが「水門は市でないと開けられない」といい、みるみる川が溢れだし、たちまち道路が川のようになった、消防は、濁流に足をとられながら家にいる私たちを助けようとしてくれたが、外に出るのはむしろ危険で、「家の中で退避していてほしいということになった」、溢れた水の流れはどんどん増え付近の家の壁にぶつかり坂道にそって川のように下に流れていった。駐車していた車も水没、水が床上にも上がる勢いで迫り、生臭い泥水が多くの家の周りをおおいつくしていった。家の前の頑丈なブロックや壁で幸い、大きな被害はまぬかれたが、車は水没で廃車、空調機の室外機やふろ用ボイラーが破損するなど地域の家庭で多くの被害がでた。
 周辺の方々も口々に急に水があふれ、水かさがみるみる増し、道路が濁流の川のようになって流れ落ちてゆく怖さを語られました。

 ④箕面3丁目の才ケ原川と才ケ原川バイパスの分岐点の大量の水の溢れが広範囲の被害の原因ではないか?

 この、箕面三丁目の才ケ原川と才ケ原川バイパスと呼ばれる分岐点から水が大量に溢れだしたことが箕面3丁目周辺に、ひいては下流の地域の4,5丁目に広範囲に被害を及ばした原因ではないでしょうか?

 ⑤何が原因でバイパスの水の流れが遮られたのか?

 才ケ原川バイパスの流れ口部分に大きく頑丈な鉄格子がついていますが、何が原因で濁流が流れなくなった、濁流が飲み込めなくなったと考えられるのでしょうか?後に、詰まったものが取り除かれ、きれいに清掃されましたが、主に何が水の流れを遮っていたのでしょうか?バイクが落ちていたとの証言もありますが、清掃はどうだったのでしょうか?

 ⑥上流の才ケ原川の才ケ原池の管理の体制は市にあるのか?

 さらに、才ケ原川の上流では、すでに砂防ダムなどが、土砂で埋まってしまっているとの話も地域の方からお聞きしましたが、上流の流水を弱める力なども落ちているのではないでしょうか?
 才ケ原池は市が当時、水道部が非常水源として買い取り、才ケ原川も大阪府から箕面市に管理が移管されているのではないでしょうか?その管理のノウハウを箕面市は持ち合わせて、管理の体制があるのでしょうか?

 ⑦箕面2丁目の墓地建設の造成地の状況をどう把握しているか?
 また、現在、山麓線から風の杜までの府道が通行禁止となっています。いまどのような状況なのでしょうか。箕面2丁目の墓地開発は今、造成が終わったと聞いていますが、今回この造成地が崩れたのではないかと聞いています。現在どのような状態なのが説明を求めます。

⑧才ケ原バイパスが流れていれば、雨量を飲み込める容量があったのか?
 かりに、大型のごみなどで水がせき止められないで、上手く、才ケ原川バイパスながれていれば、バイパスの容量は今回の雨量を飲み込めるだけの容量あったと考えられるのでしょうか?

⑨才ケ原川への水門の当時の対応と管理の責任はどこにあるのか?
 また、この分岐点には、一方の才ケ原川には水門が設置されています。近隣住民が、豪雨になり、水が溢れる前に市に連絡し、「水門をあけてほしい」といっておられたのに、なぜ、動けなかった、なぜ対応出来なかったのでしょうか?水門は、何のためにあるのでしょうか?どこが管理しているのでしょうか?「後日、豪雨が収まり27日の朝早く、少し水門を開けました」がどうして周辺住民説明もなしにおこなうのでしょうか?

⑩直近の貯水池の活用の責任はどこにあるのか?
 さらに、この分岐点の直近、上には貯水池があります。今回の豪雨では機能したとは思われません。この貯水池はなんのためにあるのでしょうか?活用の責任はどこにあるのでしょうか?流量調整に活用できるならば、市としても活用すべきではないでしょうか?

 ⑪地域住民への説明や正確な情報提供で住民、市民とともに防災対策をすすめるという姿勢はあるのか?

 地域の、住民の方々は、今回の豪雨で住民がもっと身近な災害対策に関心をもち、災害を減らす方向に自らも働きかけてゆかなければならないと考えておられます。そのためにも、箕面市に対しては地域住民の方々にしっかりと納得のゆく説明をおこない、正確な情報を伝えて頂きたいのです。市がそのたち場に立つことが住民と共に、住民参加での防災対策をすすめることではないでしょうか?   
    以上、本 災害復旧対策 補正予算への質疑といたします。


箕面市は1億2000万円の災害復旧の補正予算を9月議会に提案 防災・復旧対策予算で、質疑を行います 

2014年09月01日 23時10分00秒 | 市議会
9月1日(月)
箕面市は1億2000万円の災害復旧の
補正予算を9月議会に提案  
      引き続き情報や要望をお寄せください


 9月市議会が、2日より開かれます。すでに、補正予算など議案が提示されていますが、24日集中豪雨と先の11号台風などでの災害対策・復旧対策予算、約1億2千万円が追加提案されます。
 市道1500万円、滝道450万円、林道里道1915万円、河川1300万円、水路438万円、池120万円、法面1170万円、土砂処分500万円=工事関係費9900万円、人件費2100万円です。対策が急がれるため、即日議決となります。

 当面の対策・復旧予算ですが、市民の中には、広範に床下、床上の様々な浸水被害がでているとお聞きしています。引き続き、情報や市への要望などお寄せください。
防災・復旧対策予算で、質疑を行います。
 2日、市議会で、出されている防災復旧対策予算にこの間の市民の声をお聞きし質疑をおこないます。要点をお知らせします。ご意見をお寄せください。
箕面市一般計補正予算 第3号  
防災対策予算への質疑予定 要点のみ

 24日、集中豪雨で、箕面市では如意谷5丁目と3丁目に避難指示が出されました。
①避難指示で防災本部は被害の状況を把握して避難の必要性を伝えたか?
②豪雨の中、2中への避難移動は危険、困難が伴うのではないか?
③市営住宅の指定管理者からの避難誘導はおこなわれたか?

 今回の豪雨では箕面3丁目から4丁目、5丁目と広範囲にも被害が広がりました。その原因は、先にのべた一時間70ミリにもおよぶ豪雨が、才ケ原川の上流から川や水路を斜面にそって流れ落ちたのが原因だと考えられます。そして、箕面3丁目にはその川が大きく溢れた個所があります。

④箕面3丁目の才ケ原川と才ケ原川バイパスの分岐点の大量の水の溢れが広範囲の被害の原因ではないか?
⑤何が原因でバイパスの水の流れが遮られたのか?
⑥上流の才ケ原川や才ケ原池の管理の体制は市にあるのか?
⑦箕面2丁目の墓地建設の造成地の状況をどう把握しているか?
⑧才ケ原バイパスが流れていれば、雨量を飲み込める容量があったのか?
⑨才ケ原川への水門の当時の対応と管理の責任はどこにあるのか?
⑩直近の貯水池の活用はどこにあるのか?
⑪地域住民への説明や正確な情報提供で住民、市民とともに防災対策をすすめるという姿勢はあるのか?

 
 地域の、住民の方々は、今回の豪雨でもっと身近な災害対策に関心をもち、災害を減らす方向に働きかけてゆかなければならないと考えておられます。そのためにも、箕面市に対しては地域住民の方々にしっかりと納得のゆく説明をおこない、正確な情報を伝えて頂きたいのです。市がそのたち場に立つことが住民と共に、住民参加での防災対策をすすめることではないでしょうか?

8月30日(土)「床上まで水が来た」と、社会福祉協議会ボランテイアのお力をかりて、家財道具の清掃、泥だしに追われる住民の方 里道も荒れました 箕面4丁目で