日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

「国民健康保険制度の府内統一化」で箕面市で障害者減免が廃止に  激変緩和で3年間で縮小、削減へ

2023年12月30日 16時15分16秒 | 日記

12月30日(土)

箕面市議会 トピック

「国民健康保険制度の府内統一化」で箕面市で障害者減免が廃止に

 激変緩和で3年間で縮小、削減へ    

 24年度から維新府政の下で大阪府で「国民健康保険制度の府内統一化」が完全実査されようとしています。箕面市では障害者世帯への減免制度を実施してきましたが、「統一化の完全実施で、削減、廃止を行われようとしています。

 国保の箕面市での障害者世帯の減免額の見込みは、2023年度では3900万円で、この制度が廃止されると、約1400世帯に平均で年間2万7,000円の1世帯の負担が増えます。

 モデル試算では、年所得100万円1人世帯重度の障害の世帯は、10万9175円が18万1960円へ年間約7万円負担が増え、所得に対する負担率は18%に増え、年所得100万円で2人世帯で重度の世帯では、12万5632千円だったものが20万9389円に年間約8万円負担が増え、所得に対する負担率は20%にも増えるのです。

 日本共産党 名手ひろきは「3年間、市財政で補助し緩和できるなら、永続的に減免制度を残すべきだ」と訴えました。

 

モデル世帯の試算 

年所得100万円1世帯で重度の世帯

 年間保険料が10万9175円が18万1960円へ年間7万2785円負担が増え、所得に対する負担率は10%から18%に大幅に増えます。

年間所得100万円で2人世帯の重度の世帯

 難関保険料が12万5632千円だったものが20万9389円に年間8万3757円負担が増え、所得に対する負担率は12%から20%にも増えるのです。

 箕面市では経過措置として負担増による生活への影響を軽減するために、2023年度、減免受けていた世帯にかぎり、3年間の限定的な給付を実施するとしていまいす。来年度2024年度は70%、再来年25年度は50%に、令和8年26年度には30%に削減し、令和9年2027年度には、この給付金制度も全廃するとしています。

  • お気づきのことやご意見ご要望をお寄せください。

                日本共産党 名手ひろき

                事務所電話・FAX723-4640

                メール: jcpminoh@yahoo.co.jp


箕面市の オレンジゆずるタクシー 利用者の再登録で、利用が制限される

2023年12月29日 01時13分59秒 | 市議会

12月28日(木)

来年度へ 箕面市のオレンジゆずるタクシー

利用者の再登録で、利用が制限される

 12月市議会に再登録の予算が出されました。

 ●要支援・要介護認定を受けているかた、障害者手帳保持者、車椅子利用に限定、

 ●当日予約の申し込みもなしに。

 ●年末年始も運休で年295日に減ります。

 ●配布されてきた無料の利用券もなくなります。

 ●輸送範囲も通院、通所以外は「淀川以北まで」と制限など

          再登録によって利用者を狭め、絞ってゆこうとしています。

 日本共産党市議団は、12月市議会で補正予算に反対しこれまで通りの利用をもとめ修正案を提案しました。

  維新、政友、自民、公明が反対し否決しました。

                         

  現在の運行のページ 「オレンジゆずるタクシー」をご利用ください/箕面市 (minoh.lg.jp)


箕面市議会 議員の期末手当0.1%引き上げ削減の修正案を  維新・政友・自民・公明が否決

2023年12月28日 02時34分58秒 | 市議会

12月27日(水)

 議員の期末手当0.1%引き上げ削減の修正案を

 維新・政友・自民・公明が否決

 2023年の人事院勧告に基づく公務員の一般職の給与月額、期末手当などの支給率と特別職の期末手当の支給率の引き上げと、市議会の議員の期末手当の支給率の0.1%引き上げが議案提案されました。すでに特別職からは、市長は除くとしました。

 2023年の人勧による公務員の給与の引き上げの趣旨は、民間給与との格差が広がる下で公務員の若年層の所得の底上げが中心で、私たち議員の報酬の引き上げは必要ありません。  

 いま、物価高騰の波が、市民生活を襲っています。政治によってもたらされたもので、その中で、公務員の一般職の給与の増額は当然、地域の経済波及効果の点からも実施すべきです。

 しかし、市長や議員の期末手当を引き上げは市民の理解が得られていません。近隣市でも議会として引き上げをしない市町も複数あります。

 日本共産党市議団と市民派クラブは、「議員の期末手当の引き上げ分を削除し据え置く修正案」を提案しましたが、維新、政友、自民、公明が反対し否決しました。

                              


「箕面市立病院を守るための請願」(公立・公営の継続を求める内容)維新・政友・自民・公明が否決

2023年12月25日 00時21分17秒 | 市議会

12月25日(月)

「市民の生命と健康を守る砦、箕面市立病院を守るための請願」を維新・政友・自民・公明が否決  日本共産党と市民派は賛成

 12月市議会に「箕面市立病院を守る会」が提出し、日本共産党市議団が紹介議員となった「市民の生命と健康を守る砦、箕面市立病院を守るための請願」(公立・公営の継続を求める内容)が4日の市立病院特別委員会に続き、20日市議会本会議で討論の上、採決され、維新・政友・自民・公明が反対し、否決しました。日本共産党市議団と市民派クラブは、請願採択に賛成しました。       

   箕面市立病院の移転建て替え、指定管理者制度=民間運営化への経過

2017年12月 市議会が船場東へ移転建替を議決 

                      調査では「移転も現地建替もコストは同じ」 

      維新、政友、自民、公明は移転建替に賛成。

      日本共産党、市民派クラブは「もっと調査すべき」と反対、しかし、

      リハビリ病床50床を含め317床で公立・公営での建て替えを想定。

2020年8月 上島市長当選 

   11月「新市政改革プラン案」で「市立病院の運営形態の見直し」発表

   12月「新改革プラン素案に対するパブリックコメント」*1

2021年5月「移転建て替えではリハビリ50床は確保できない」と府の確認と公表

2022年2月 市議会特別委員会、日本共産党など「現地建て替えなら317床が維持で

                     きる」と府の担当に調査し、告発。 

        しかし、維新、政友、自民、公明は「決まったこと」と再考せず。

2022年8月 建設整備審議会答申、市も「350床程度を確保のために、民間病院との

                    統廃合、指定管理者制度=民間運営化」を方針化。

     12月 「基本構想案のパブリックコメント、タウンミーテイング」*2

 2023年7月 評価・選定委員会で協和会病院を指定管理者候補に決定、

      「36床のリハビリ病床も保健医療圏で認められるか不明」など議論。

                           

 公立・公営を願う声に応えず、医療圏では医療の削減に

 日本共産党の名手ひろきは、請願への賛成討論で「数年間の市立病院の移転建て替えにかかわる市の対応は、公立・公営を願う市民の声に応えるものでないばかりか、その声に反して、地域医療圏で病床削減をすすめる国の地域医療構想を無批判にすすめるものでしかない。

 民間病院との統廃合計画では、急性期病床を含め病床削減になり、新箕面市立病院が、急性期326床とリハビリ36床で362床になったとしても、現在の箕面市立病院の317床と吹田協和会病院で、急性期59床と回復期リハ病床124床、慢性期病床118床と併せて301床で合計618床あった病床は大きく減らされることになる。統廃合計画では結局、地域の病床削減をすすめ、働く医師や医療スタッフをも削減、医療資源の縮小につながらざるを得ない。

(現)箕面市立病院

(吹田)協和会病院

(新)箕面市立病院

317床

301床

362床

合計 618床

→256床の削減?

 

 国の「ガイドライン見直し」もあり、

  公立・公営の機能を維持し病床連携を

22年3月の国の「ガイドラインの見直し」をうけ、箕面市での進められている統廃合計画も見直されるべき。公立・公営病院の機能を維持、拡充しながら 公私にわたる病院の連携の強化を検討すべき。

  公務員の職員を免職にし、

  民間職員に医療の水準の低下になりかねない

 2025年度から現在の市立病院で指定管理者制度へ移行するとされているが、現在の箕面市立病院の約700人職員、正規職員は約500人の公務員の職員を分限解雇し、指定管理者法人の民間職員に再雇用し、民間運営にかえ、多くの病院職員を不安にし、将来の人生設計まで覆すことになっている。すでに正規雇用職員の離職者が増え、非正規雇用者で補充されている。このまま突き進むと豊かな経験と実績をもつ病院職員を大量になくすことになる。これまで培ってきた市立病院の医療の水準を低下させることになりかねない。請願を可決していま一度、立ち止まるべき」と訴えました。

  市民の声は「公立・公営守れ!」の声が、圧倒的多数!

*1 2012年1月まで行われた「新改革プランに対するパブリックコメント」「新病院の整備・運営に関すること」の34件の内、約30件が「公立公営を守れ!」の意見です。

*2 2023年1月まで行われた「基本構想案に対するパブリックコメント」98件の意見のうち90件が、「指定管理者制度=民間運営化に反対」や疑問を唱える声で圧倒的多数でした。

2度のパブコメは繰り返し「市立病院は公立・公営を守ってほしい」が圧倒的多数の声でした。

「箕面市立病院を守る会」などの「公立・公営の継続をもとめる署名」が合計4000筆と繰り返し提出されています。


日本共産党箕面市義団が12月市議会に採択を提案していた 4つの意見書案をすべて不採択に

2023年12月10日 00時43分14秒 | 日記

12月9日(土)

日本共産党箕面市義団が12月市議会に採択を提案していた

4つの意見書案をすべて不採択に

 12月8日の幹事長会議での各会派の意見表明の内容をお知らせします。

1、イスラエルのガザ攻撃の即時中止と即時停戦に向けた緊急行動を要請する意見書(案)

  政友会:いらない。 維新:不要。 自民:不要。  公明:不要。 

  市民派:全国的にも上がってきている、必要あり。 賛成2会派、反対4会派 で不採択。

2、国の負担で学校給食の無償化を求める意見書(案)

  政友会:全会一致なら賛成、一部文言修正。 維新:賛成、一部文言修正。 

  自民:全会一致なら賛成。  公明:不要、国で準備されている今更必要なし。 

  市民派:地方から国の後押しの必要あり。 

  賛成3会派、反対1会派、全会一致なら賛成:2会派 

  賛成会派は、議席数でも10で少数 不採択。

  この意見書案と同様の意見書は、R3年6月吹田市議会、R4年9月議会高槻市議会、R4年12月議会摂津市議会、R5年6月池田市議会、R5年9月議会茨木市議会でそれぞれ採択されています。

3、国に対して、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の廃止を求める意見書(案)

  政友会:不要。 維新:不要。 自民:不要。  公明:不要。 

  市民派:実施されてもしんどいの声あり、賛成。 賛成2会派、反対4会派 で不採択。

4、健康保険証の存続を求める意見書 (案)

  政友会:不要。 維新:不要。 自民:不要。  公明:不要。 

  市民派:来年廃止はすべきでない、賛成。 賛成2会派、反対4会派 で不採択。

  箕面市議会では、維新、政友、自民、公明、市民派、共産のうち4会派以上の賛成で本会議上程のうえ、採択となりますが、いずれも至りませんでした。