日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市議会で自民党・公明党・民主市民クラブがまた「大型開発推進の意見書」採択へうごく

2008年05月31日 00時22分29秒 | 地方政治
 5月30日(金)
 6月議会が6月2日からはじまる前に、議会から国や府に意見や要望を発信する決議=意見書の扱いが市議会で議論されています。先日のブログでも、大阪府に対する日本共産党の意見書のことを書き込みました。ところが、箕面市議会会派の自民・公明・民主市民クラブは、大阪府に対する新たな意見書として水と緑の健康都市開発を見直しせずすすめよという「北大阪急行延伸と箕面のまちづくりに関する意見書案」を急きょに提案し、6月2日の本会議で多数で議決しようとする動きです。
 この自公民の意見書案は25日の幹事長会議で自民党幹事長の藤井議員が「箕面森町や北大阪急延伸を推進する意見書が必要だ」と発言したのにた対して議長・民主市民クラブ大越議員・副議長・公明党・牧原議員で案文をつくると答えたものです。日本共産党は私が幹事長として、「水と緑の健康都市開発を推進を求める意見書なら意見が違うと」反対の意見を述べていました。ところが、26日に出てきた議長・副議長の案文は下記のような開発推進のものでした。
 日本共産党は、2日本会議で、「こんな意見書は許されない、反対だ。むだ遣いの大型開発こそみなおせ。教育、福祉、府民生活の削減は許すな!」と奮闘します。

 箕面市議会で自民・公明・民主市民クラブが提案した大型開発もっとすすめよとする意見書案を提案
北大阪急行旅延伸と箕面のまちづくりに関する意見書

 近年、地方自治体を取り巻く環境は、人口減少時代の到来、超高齢化社会への移行、環境問題の深刻化、投資余力の減少、情報化社会の進展、市民価値観の多様化、高度化など著しく変化している。このような状況の下、本市では社会の変化に対応しつつ、厳しい財政状況など様々な制約条件の中で、誰もが安心して持続的に暮らせる環境と共存したまちづくりに取り組んでいるところである。
 交通面での往となる北大阪急行線の延伸計画は、平成16年10月の近畿地方交通審議会答申第8号において、「京阪神岡において、中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」のーつとして、交通渋滞の緩和及び環境負荷の軽減に対応するとともに、「水と縁の健康都市(箕面森町)」のまちぴらきに伴い発生する輸送需要に対応するとの位置づけを受け、本市議会においても積極的に推進しているところである。新名神高速道路へのアクセス道路ともなる国道423号(新御堂筋)の混雑緩和、環境負荷の軽減等を図るには、本路線の延伸は欠かすことの出来ない重要かつ緊急を要する事業であり、現在、大阪府が整備している箕面森町のまちづくり促進にもつながるものである。
 箕面森町は、平成8年12月の基本合意に基づき府市協調により事業が進められていた中、平成13年に府の主要プロジェクトの見直しにより、府市が真摯に協議した結果、平成14年5月に事業見直しに関する基本合意を行ったものである。この合意に基づき、大阪府が区域全体を魅力ある市街地となるよう主体的に取り組み、本市が関連公共施設の整備に取り組んでいるところであり、府内で始めての小中一貫校として「とどろみの森学園」を本年4月に開校したところである。
 しかし、今般、大阪府財政再建プログラム試案(PT案)による箕面森町の見直しが示されたことで、風評により第1区域の宅地等の購入キャンセルも相次ぎ、民間活力を導入して整備する第2区域にも影響を及ぼしている。今後、小中一貫校の運営にも大きく影響することが予想され、まちとしての存続も危惧される状況にある。
 加えて、第3区域については、新名神の残土を受け入れ造成するもので、箕面森町の見直し・凍結により、他地域に残土を処分すれば新たな問題が発生することや第3区域に残光のみを搬入し放置することは、ただの自然環境の破壊につながることになる。
 したがって、箕面森町の見直し、凍結は、①新名神をはじめとする北摂地域の広域道路ネツトワークの形成に支障が生じること、②コミュニティが機能する1万人規模のまちづくりが困難となること、③市財政収入の低下につながること、及び④国の答申路線である北大阪急行綿価伸計画の事業収支に影響を与えることなど、本市の今後のまちづくりに大きな影響を及ぼすものである。
 よって、次の事項について、強く求めるものである。

           記
1.新御堂筋の交通渋滞緩和や環境負荷の軽減に寄与する国の答申路線である「北大阪急行線延伸」の早期実現に向け、広域行政を担う大阪府は主体的にリーダーシップを発揮すること。

2.箕面森町は、平成14年5月に締結した「水と縁の健康都市開発事業の見直しに関する基本合意書」に基づき、着実に区域全体のまちづくりを進めること。
 以上、地方自渋渋第99条の規定により意見書を提出する。

      平成20年月 日
                    箕面市議会



「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書(案)」など提案

2008年05月28日 01時14分12秒 | 地方政治
5月28日(水)

6月議会に
「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書(案)」「大阪府財政再建プログラム試案の抜本的見直しを求める意見書(案)」など4つの意見書採択を提案
    日本共産党
                          08年5月28日

 6月議会が6月2日からはじまります。
 5月27日の幹事長会議に日本共産党は、「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書(案)」「大阪府財政再建プログラム試案の抜本的見直しを求める意見書案」
「国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める意見書案」「すべてのアスベスト被害者を救済するために石綿の被害の救済に関する法律の改正を求める意見書(案)」の4つの意見書採択を提案しました。

 意見書案は各会派持ち帰り検討され、会派間の調整をおこなわれ、12日の2回目の幹事長会議で賛成か、反対かの態度表明がなされます。賛成多数の意見書案が本会議に上程され、採択がおこなわれます。意見書採択に声をひろげましょう。

                                                                  日本共産党提案

大阪府財政再建プログラム試案の抜本的見直しを求める意見書

 大阪府橋下知事の直轄プロジェクトチームは、4月11日、2008年度に1100億円の収支改善を図る財政再建プログラム試案(以下「PT案」)を発表した。今後6月上旬に知事の判断のもと、府としての財政再建案を作成し、7月の臨時議会に提案される緊迫した事態となっている。
市町村を通じての多くの事業は、府の補助金を含み、実施されているもので、「PT案」で公表された2008年度の予算にすでに組み込まれている補助金等の削減が行われたら、市民生活に多大な支障と混乱を招くものとなるのは、必死といわれている。
 「35人学級の廃止」「私学助成の削減」「医療費助成削減」「社会福祉施設の運営補助削減」「学校警備員の廃止」などくらしや教育、福祉、医療、安全など命にかかわる問題にも多く触れられていることも重大な問題である。
大阪府がこうした生活関連事業で廃止されている市町村関連事業は、29項目、10億2442万円との報道もされており、市民生活を直撃するとともに、市町村財政そのものへの大きな影響を及ぼし、「改革」の痛みを下へ下へと、押しつけることは重大な問題である。
ついては、以下のように強く要望する。

1)「大阪府財政再建プログラム試案」にかかる補助金削減・廃止などは市民サービスや市町村財政に大きな影響を及ぼすことから早急な「見直し」はおこなわないこと。

2)大阪府の財政再建については、十分は協議をつくし、市民との合意と理解が得られるものとする。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。




要望していた道路の補修が実現  稲1丁目北東部分 「稲北の5差路の交差点の南側」

2008年05月25日 23時08分25秒 | 地域要望
5月25日(日)
 昨日から大雨がふり、今朝も雨が断続的にのこりました。今朝は早朝配達。車で配達のため少し遅れ気味の配達になりました。天候も悪く、午前は会議をおこない、午後は事務所で歓迎会をおこないました。
 夕方には天気が回復し、日差しがもどりました。夕方から宣伝カーで「後期高齢者医療制度の中止、廃止へ力を合わせましょう!」と昨日に続き宣伝行動をおこないました。

 移動中に、この間、要望していた道路の補修が実現していました。
 稲1丁目北東部分 「稲北の5差路の交差点の南側」です。信号手前の停止線が多きくくぼんでいて、自転車の通過は危険で、雨の日は水溜りになる状態でした。
  

25日午前には改修が済まされていました。


第2名神高速道路建設予定地、茨木市・竜王山トンネル予定地周辺」をハイキング

2008年05月22日 22時28分59秒 | 自然を守れ
5月22日(木)
 日本共産党箕面後援会主催で「第2名神高速道路建設予定地、茨木市・竜王山トンネル予定地周辺」をハイキングしました。東地域を中心に9人が参加しました。
 白島から阪急バス・余野行きに乗り、粟生団地経由で
 茨木市・西泉原バス停で降り、山道をハイキング→
 キリシタン資料館を見学、山道をハイキング→
 竜王山に登り途中の宝池寺(ほうちじ)で昼食休憩→
 竜王山頂上では展望台から茨木市や大阪方面が一望できました。
 茨木から岩本市議が合流・案内してくださいました。→
 その後岩本議員の車で「見山の郷」産直販売所に、さらに、泉原バス停まで送っていただきました。ありがとうございました。

 付近のあちこちにきれいな棚田が残る農村風景が広がっていました。高速道路建設が進めば、この農村を突き抜けて高速道路の橋脚が立ち並び、トンネルが掘られることになります。安威川上流、茨木・高槻市の境界にある「竜仙の滝」が枯れるのではないかと懸念もされています。竜王山山頂付近には、西日本高速道路建設株式会社が設置した水文調査(水位がどう変化したか調査する)機械も設置されていました。


 「見山の郷」産直販売所は、平日でも、産直野菜や漬物、味噌など加工農作物を求める来客者で賑わい、100円で食べられる数種類の野菜のアイスクリームは大人気で、季節の野菜をつかった「見山定食」はすでに売り切れでした。ちなみに私は、地鶏のカレーうどんをいただきました。
 デジカメ写真を多数とったのですが、帰りにデジカメを道に落としショックでデーターが消えてしまいました。「ショックー!」 帰りの、この地域の中心地・泉原(いずはら)付近の棚だな様子をご覧ください。




日本共産党の機関紙「赤旗」の心臓と動脈

2008年05月21日 23時16分09秒 | 日本共産党
5月21日(水) 
 大阪市大淀中の関西共同印刷所で夏の市会議員選挙のための写真撮影をおこないました。はじめて立候補させていただいた1996年以来、4年ごと毎回撮影でお世話になっているスタジオです。リラックスしてでも、真剣で、「顔をこっちむけて!」「首をのばして・・」「この辺を見て」「手を上げて」と色々「指導」いただきながら、顔と全身の写真撮影を終えました。お世話になりました。ありがとうございました。
 できた写真は精選して今後のビラ・ニュースで活用します。「お目見え」をお楽しみに。
 
 帰りに、印刷所本体のしんぶん「赤旗日曜版」印刷の仕上がり工程を見せていただきました。ちょうど今週の日曜版が印刷が仕上がって、コンポされてゆく工程がみえ、職員の方が真剣なまなざしで出来上がった紙面を見入っておられました。あす、関西各地へ発送され、地域支部の手で金曜、土曜、日曜で読者のお宅に届けられてゆきます。
 

 まさに日本共産党の機関紙「赤旗」の心臓と動脈を垣間見させていただきました。この動脈を太く大きくしたいものです。刷り上った直後で、インクの臭いがして、まだ乾いておらず、紙がインクを充分吸い込んでいない紙面ピンク色の「新鮮マルクス」の文字がが印象的でした。
 5月25日付け紙面をご紹介します。ぜひ、ご購読ください。連絡いただければ、見本もお届けします。