日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

無料・低額診療事業を箕面市病院でも実施を

2011年12月28日 00時24分00秒 | 市議会
12月28日(水) 
無料・低額診療事業を箕面市病院でも実施を 
 21日 市議会本会議でで一般質問
 ここ数年の医療・介護制度改悪のもとで、必要な医療や介護サービスが受けられない人が増えています。保険証がなく手おくれ状態になってから救急車で運ばれるケースやお金がないため治療を中断するケースも増えています。
 無料・低額診療とは社会福祉法に規定され、生活困難者の医療をうける権利をまもる役割を果たしている事業です。ますますその意義が重要となっています。
 近隣では、ほくせつ医療生協・豊中診療所が、今年 11月から実施しました。地域医療の充実に努める公立病院、箕面市立病院でも開始に向け、府や市と協議すべきです。
 箕面市立病院は、「のべ患者数の10%以上が減免者でなければならないなど基準に適合しない、実施は困難」と答弁しました。



中学校給食が平成25年9月から開始の見通し

2011年12月27日 22時21分00秒 | 市議会
12月27日(火)
中学校給食が平成25年9月から開始の見通し
 27日午前に行われた箕面市の政策決定会議で中学校給食を平成25年9月から、
1、自校方式:各中学校の調理室で給食をつくる
2、全員給食:給食を選択でなく全員に同じものをだす
3、完全給食:ミルク、主食、おかずのセット 
  で実施することを決定し午後、会派に説明しました。
 この間、保護者、現場職員、学識経験者による検討委員会が数度にわたって開かれ、提言が出されていたものを、教育委員会議で決定され、本日の政策決定に至ったものです。

 日本共産党は、以前から保護者・市民とともに中学校給食の実施を求めてきました。大阪府の補助金(実施1校につき1億500万円)が出される方針が報道されて以降、市に実施の具体化を要望すると共に、自校調理、完全・全員給食、直営方式を提案してきました。今回の決定は大きな前進と関係者のご尽力に感謝すると共に歓迎しています。

 箕面市のホームページの報道資料12月27日付けで詳しい中身が書かれています。ご覧ください。


年金者組合提出の「介護保険第5期事業計画策定にむけての請願」が賛成8 対 反対15で否決

2011年12月22日 22時02分00秒 | 市議会
12月22日(水) 
 20日(火)の本会議で年金者組合から出され、日本共産党が紹介議員となって出されていた介護保険料の大幅な値上げの中止などをもとめた「介護保険第5期事業計画策定にむけての請願」が討論の後、採決され、日本共産党4人と市民派ネット3人と無所属1人が賛成しましたが、自民・公明・民主と無所属2人が反対。賛成8 対 反対14で否決されました。 請願の内容、日本共産党の主張などは14日のブログを見てください。

 日本共産党の名手宏樹は、「介護保険の見直しは、本来『介護の危機』を解決し、超高齢社会を前に、「老後の安心」を作り出すために行われるべきもの。今回の『改正』介護保険法が、決して期待できるものではないことは、多くの関係者がすでに感じ取っている。多くの自治体で介護保険料の引き上げが問題になっており、不安を抱いている高齢者も少ない。
 本請願を、採択して、介護保険制度の問題点と今回の見直しの問題提起が今こそ必要である。」とのべ賛成しました。
 市民派ネットの中西議員も「税金のあり方が問われているが、それまで市が支援すべき」と賛成しました。
 一方、
 神代議員は「基金の取り崩しは既に法で決まっている。基金は後のことを考えて財政運用を考えるべき」など反対。
 内海議員は「財政規律を無視し、国の社会保障の負担を増やすもので、請願を出すこと自体自己規制すべきであり、議会への請願は信用失墜になる」など反対。
 北川照子議員は「高齢者が増え、保険給付費が増えている。基金を崩せばすぐになくなる。介護予防も地域の見守りですすめ、料金バランスで侍読可能な制度に」と請願に反対しました。


稲スポーツセンター廃止に対する質問に箕面市が「代替施設や当面の暫定案などの相談には乗れない」と答弁

2011年12月21日 22時13分00秒 | 市議会
12月21日(水) 

 稲スポーツセンター廃止をめぐる問題で箕面市は、21日本会議で、民主党の議員が廃止の動きに対する箕面市の見解を問うた質問に、昨日の市議会の意見書を踏まえて「廃止を前提として、箕面市に代替施設などの協力を求められましても、応じることはできません。」「廃止後の将来の姿や利用者の行き先などが不明瞭で示されないままでは、代替施設や当面の暫定案などの相談には乗れない」ときっぱり答弁しました。この日この問題について答えた箕面市の答弁をご紹介します。

 「次に、第4点目の大阪府立稲スポーツセンターについてのお尋ねですが、ご指摘のとおり、大阪府では、平成24年3月末で廃止する条例案を大阪府議会9月定例会に提案されています。その後府は、利用者説明会などを開催するとともに、当面の暫定利用案なども示されたようですが、現時点で、府議会で審議されております。
 現在、大阪府立の障害者スポーツセンターは、堺市にファインプラザ大阪が、本市に稲スポーツセンターが、南北に1箇所づつ設置されています。稲スポーツセンターは、周辺の豊中市・箕面市や北摂各市町はもとより、大阪市や河内地域からも利用者があるなど、広域的に利用され、障害者のスポーツ及びレクリエーション活動の支援や社会参加の促進、休日・放課後などの活動の場として、重要な機能を果たしていると認識しています。
 この問題に関します本市の基本姿勢ですが、このように稲スポーツセンターは、そもそも大阪府が設置した公共施設ですので、仮に廃止の議論をするならば、現在の利用者の皆さまが、きっちりと利用出来る場所を、まずは大阪府の責任で確保してからでなければおかしいというのが基本スタンスです。特に、大阪府が自らお持ちの公共施設等の活用も十分に検討すべきで、例えば、稲スポーツセンターの近隣にも、大阪府立の支援学校や高等学校などもあり、それぞれ体育館も持っておられるなど、本気で検討すれば、活用できる施設はあるはずです。そういう検討や議論が十分なされないまま、ただ廃止を前提として、箕面市に代替施設などの協力を求められましても、応じることはできません。実際、箕面市立の体育館は、2カ所しかなく、特に土曜日・日曜日は、現状でも利用者が一杯で、抽選の状態になっていますので、簡単に提供できる状態にはないのも、現実です。
 なお、府が述べられている府と市の役割分担論で考えられるのであれば、スポーツセンターの施設ごと市町村に移譲する議論でなければおかしいと考えます。施設は渡さないが役割だけ市町村で担え、という現在の中途半端な役割分担論は大阪府に都合がよすぎます。
このように、廃止後の将来の姿や利用者の行き先などが不明瞭で示されないままでは、代替施設や当面の暫定案などの相談には乗れない旨を大阪府にはっきりと申し入れており、本施設をご利用の皆さんの立場に立ち、昨日市議会において採択されました意見書の趣旨をふまえ、引き続き、大阪府と協議をしていきます。




震災復興支援チャリテイーコンサートと稲スポーツセンター廃止計画

2011年12月17日 22時09分00秒 | 地域要望
12月17日(土) 
 箕面市立第2中学校で、2中・5中吹奏楽部による震災復興支援チャリテイーコンサートが行われました。私も、2中PTAの震災復興支援委員会に関わってきましたが、この日午後2時からコンサートにも参加しました。2中、5中の吹奏楽の演奏に加えて、合間の震災復興へのメッセージやピカチューに扮した司会、中学生が演じるコントも大変楽しいコンサートでした。当日は会場で支援募金が途中集計で7万円があつまり、ビデオ撮影されたDVDは、メッセージとともに被災地の仮設住宅などに送られみていただくことになるそうです。

 4時から、少し遅れて、稲スポーツセンターの説明会に参加、会場は廃止になればこれまで利用してきた18000人の障害者たちの文化・スポーツの場がなくなる、行先がなくなると参加者から怒りが爆発していました。私も「箕面市議会も豊中市議会に続いて、存続をもとめる意見書を全会派一致で20日可決する予定だ。箕面市も、稲スポーツセンターに代わって受け入れる障害者のセンターはないと言っていいる。廃止計画は撤回しかない」と発言してきました。
 震災復興で苦しい立場の人々を支援しようと暖かい取り組みがある一方で、弱い障害者のスポーツと文化の場をなくそうとする府の冷たいやり方に怒りしかありません。「私たちはこの廃止計画が起こってから平穏な日々はありません。どうぞこの計画を撤回してください」当事者の声が響いています。