日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

日本共産党市会議員団の市議会報告9月号が刷り上がりました

2017年08月30日 23時34分00秒 | 市議会
8月30日(水)
 日本共産党市会議員団の市議会報告9月号が刷り上がりました

 8月もまもなく過ぎようとしていますが、日本共産党市会議員団の市議会報告9月号がやっと出来上がりました。6月市議会の動きが中心ですが、市立病院の建て替え問題も「現地建て替えか?移転建て替えか?」の最新の市政の動きも急きょ入れ込みました。
 今後、しんぶん「赤旗」への折り込みや地域配布に活用します。まずは、画像でご覧ください。小さくて読めない場合は、現物が届くのをお待ちください。ご連絡いただければ、お届けします。





公立保育所保護者から「公立幼稚園・保育所の法人化に対する要望書」が市議会に出されました

2017年08月29日 21時39分00秒 | 市議会
8月29日(火)
 公立保育所保護者から「公立幼稚園・保育所の法人化に対する要望書」が市議会に出されました

 3月市議会で私が、一般質問で「箕面市ですすめられている公立幼稚園・公立保育所の新たな運営の在り方の検討について」取り上げました。その内容は、このブログの3月29日から4月11日にかけて連続して9回にわけて掲載しています。

 この「公立幼稚園・公立保育所の新たな運営の在り方の検討について」公立保育所の保護者の方々から市議会に要望書が出されました。私のもとにも市議会事務局から配布されて来ましたので、文字認識ソフトで読み取り、お知らせします。代表の方の名前は伏せています。「保護者の不安の声を示し、撤回も含めて慎重に検討を重ねること」を要望されています。また「保護者や教職員との協議の場」の設定を求めておられます。はじまろうとしている9月市議会でも議論されることになるでしょう。

  公立幼稚園・保育所の法人化に対する要望書
箕面市議会議長 林恒男 殿
            箕面市の公立幼稚園・保育所法人化を考える会
                           〇〇〇〇
 平素は、箕面市の教育・保育活動にご理解ご尽力いただき、誠に厚く御礼申し上げます。
 さて、箕面市が公立幼稚園・保育所を法人化する方向で動きを進めていることを知りました。昨年度の対市協議の場では、「現在ある幼稚園・保育所の民営化はない」とおっしゃっていたかと思います。それが、今年度の対市協議の場で、急に現在ある公立幼稚園・保育所のすべてを法人化すると聞き、保護者の間からも不安の声が上がっています。公立の幼稚園・保育所は、さまざまなサポートや医療ケアの必要な子どもたちを含め、幅広い支援によってすべての子どもたちに公正な教育と保育を保証するといった重要な役割を担っています。幼少期の子どもたちにとって、家庭以外で安心できる場があることは、子どもたちの心理的安定を保つうえで、とても大切なことです。法人化によって、教職員の入れ替わりが激しくなったり、将来的に加配教員の数が減らされたり、給食が粗悪なものになったりするのではないか、市がどのように法人に関与するのかが明確でなく、法人の理事の方針と保護者の声が乖離したりするのではないか、という懸念があります。法人化することで子どもたちに何らかの影響が出るのではないか、と不安を抱いています。
 このような懸念を残したまま法人化を進めるのではなく、幅広く協議の場を持ち、さまざまな観点からリスクを洗い出し、法人化の撤回も含めて慎重に検討を重ねていただくようお願いします。
下記の通り要望いたします。   
                       平成29年8月24日
                記
要望項目
1.法人化に向けたプロセスを明確に開示してください。
  ・情報の開示が不十分で、急速に状況が変わることにとても不安を感じるので、進捗状況を逐一知らせること。
2.保護者や教職員との協議の場を設定してください。
 ・保護者や教職員との協議の場を設定し、一部の人間だけでなく、広くともに考えていくスタンスで検討をすすめること。
3.懸念事項が解消されない限り、公立幼稚園・保育所の現状維持を望みます。
  ・1、2が実現しない場合、また実現したうえでも、教育・保育の質の低下が懸念される場合、法人化そのものを撤回し、公立として現状の教育・保育を今後も受けることができるようにすること。
      箕面市の公立幼稚園・保育所法人化を考える保護者の会一同

保護者会でつくられた「法人化を考える」リーフレット



箕面市では、「命の尊さ、いじめの防止が重要」など「日本文教出版」の道徳教科書が採択

2017年08月23日 16時27分00秒 | 地域要望
8月23日(水)
 箕面市では、「命の尊さ、いじめの防止が重要」など「日本文教出版」の道徳教科書が採択

 2018年度からの道徳の教科書使われることになっていて全国的にどこの教科書が採択されるのか注目されています。道徳の教科書には家族愛や国の重要性を強調する部分が多く、時の政権の方針や思惑が教科書に掲載されるという危険性があります。
 「教育出版」の教科書には「下町ボブスレー」として安倍首相がボブスレーに乗って得意満面の写真が掲載されています。

 箕面市でも22日、教育委員会議で教科書の採択がありました。市民団体が市役所前交差点「安倍首相の写真を掲載した教育出版NO」などプラカードをもちスタンディングして市民にアッピールが行われました。

 午後2時から教育委員会議臨時会が開催され、傍聴者が多数参加されました。教育委員会議では、8つの教科書会社の教科書から「学校用教科用図書選定委員会」の調査報告書に基づき、4つに絞られ、最終的に「教育出版」ではなく、「結論ありきでない、命の尊さに重点、いじめの防止が重要テーマ」など「日本文教出版」の道徳教科書が採択されました。

 欧米諸国は教科書検定制度がありません。教科書の使用義務も学校や教員には課せられていません。個人の生き方や内面に深くかかわる価値を含む「道徳」に国が関与することが懸念されているからです。子どもたち一人ひとりの生き方や考え方を、学校を介して国が評価することが当然視されることは不安です。日本国憲法が保障する「思想・信条の自由」を侵害することにもなりかねません。