8月1日(月)
コロナ対策でも医療の削減ではなく、医療費拡充路線へ
容体の急変では命も危ない、食料品が必要
全国で過去最高を更新する新型コロナ新規感染者が、7月末、箕面市でも連日300人を超える陽性者が発表されています。「子どもが高熱で痙攣を繰り返しているのに発熱外来が対応もできない」「あちこち診療所へ連絡しやっと症状が認められ、近くの市立病院に入院ができた。容体急変では命も危なかった」「急な感染拡大での自宅療養で保健所からの食糧支援もなく、市のマスク等の自宅療養パックより必要なのは食料品、府は対応できていない」との声も上がっています。
国・府の施策は無為無策
国は、コロナ抗原検査キットを1億8千万個、確保し全国の自治体へ配布としています。ところが、箕面市でも担当者は、「府からは何の連絡もない。テレビでの情報しかない。感染拡大予防のワクチン接種を進めている」と言います。しかし、そのワクチン接種も高齢者4回目で8月予約分が8月末の接種との状況も広がっています。まさに、国の無為無策が極まっています。
保健所拡充、医師・看護師増員など医療費拡充路線への転換を
いま国や府が医療への全面的な財政支援をおこない地域の医療の総動員が必要です。繰り返しの感染症の対策で明らかになったように、保健所の機能の拡充や箕面市立病院の移転・建て替えすすめられている「病院統廃合」や「指定管理制度・民間運営」など公的医療の削減ではなく、医師、看護士の増員など医療費拡充路線へと抜本的に切り替えることが必要です。
2022年7月31日