模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

ベルトロその2

2014年06月29日 | プラモデル

Mc20501 MC205ベルトロの黄土色はこんな感じにしました。柿色というか、箱絵に近い色調です。
橙黄色とRLM79サンディブラウンを、ほぼ同量にして、かなり黄色にふりました。
イタリア機の迷彩には、ドイツ戦車のダークイエローのようなうす黄色と、ヘーゼルナッツブラウンという茶色の2種類があったようで、ヘーゼルの方の近似色がRLM79ということのようです。

私の場合、それが頭の中でごっちゃになっているのでしょう。昔の小池さんのカレンダーのマッキの色(ヘーゼルじゃない方)の印象が強くてね。
Mc20502
ピーマン緑は、クレオスのドイツ戦車色セット水性のオリーブグリーンビン生です。
原寸大に拡大コピーした塗装図を傍らに置き、1個1個形と位置を確かめながら、リターダーで薄めて手描きしました。

Mc20503_2 ところが、この塗装図がかなりいい加減で、平面図と側面図の模様がつながりません。
途中で気づいたので、後半はアドリブの辻褄合わせの連続で冷や汗ものでした。
まあバランス的にはこんなもんでまあまあかな、と思ってます。

久々の大面積筆塗りでしたが、水性アクリルは隠ぺい力も発色も優秀で、下地の油性が溶け出さないので安心して作業できました。
リターダーがなかった頃は扱いにくい印象しかなかったですがね。
薄めに全部を一気に描き、乾燥後、修正上描きの2回目で発色は十分。これ以上ネチネチやると太くなる一方なのでOKとしました。

エアブラシでなぞってぼかす予定でしたが、手描きのいかにも筆で描きました感がいい味だと思ったので、今回はそれを活かします。
ただ地色の黄土色と緑の段差が あるので、均す必要がありそうです。

スピナーを白で塗るついでに胴の帯も塗装。白にスカイを20%でもこんなに白い。

グロスのクリアを厚めに吹いて、段差消しとデカールに備えます。

どうも7~8年寝かしてあったようですが、マスキングテープはまったく問題ありませんでした。
一方、劣化していたのはマスキングゾルで、ガリガリに貼り付いており除去するのにひと苦労でした。樹脂の柔軟性を保つ可塑剤が気化してしまい、固まったものと想像します。通常はマスキングして放っておいても1ヶ月以内でしょうからね。

ゴールが見えてきました。

コメント
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