あんまり雨が降り続くために、常に湿度が高い状態になっているようで、休み明けに出社したら事務所の壁に盛大にカビが繁殖していました。
総務に連絡して補修を依頼。休み中エアコンを切っていたのも原因でしょうね。
また、数年前からクロバネキノコバエという体長が2mm以下の小さなハエが大量発生するようになって、鬱陶しいことこの上ないのです。窓にテープで目張りして侵入しないように手を打ちました。
いろいろありますな。
今日もニコニコ定時退社で、お船のロープに使用するミシン糸を、チェーン店の手芸屋に買いに行きました。
以前、複葉機のスパッドの張り線に使ったナイロン糸が細くて、ケバ立たず調子が良かったので、それのサイザルロープ色を買いました。
ついでに20年以上使っているお気に入りの革の財布の糸がほつれてきたので、補修するために皮革用の丈夫な糸もご購入。
この財布は浦和の駅前百貨店(コルソかな?)に入っている、老舗の鞄屋さんで二十代の頃に一万円前後で買ったものです。
ショップオリジナルのノーブランド品のはず。
馬具に使う皮を使っているので丈夫ですよ、と年配の女性店員さんに勧められたのを覚えています。
確かに皮は丈夫だったのですが、二つ折りの箇所の4cm位の糸が切れて無くなっていました。
昔はジーパンの尻ポケットに突っ込んだりして酷使したので、擦れたのでしょう。
元の色に近い茶色っぽいのはなかったので、ベージュにしました。
ワックスが浸み込ませてあるようです。
思い立ったら吉日。その晩、補修することにしました。
食後に酔っぱらってTVを観ながらコタツでやる作業にピッタリです。
皮製品を直すのは、剣道の小手の破れた個所をテキトーに縫って以来かしら。
バイクツーリングのグローブなんて穴が明いてもそのままだったもんなあ。
太さと色の違う部分が今回縫った箇所です。
糸を両側に折り返して通しておいて、針で元の穴に糸を通して、裏の糸を引っかけて同じ穴に戻る。
そして糸の両端を持って引き絞る。これを繰り返します。
引き絞るときに、丈夫な糸なので切れないのが専用たる所以。
今数えてみると16目ですね。上辺と下辺を縫い終わると、土曜日に録画したブラタモリがちょうど終わりました。
これであと何年使えるでしょうか。人生最後の財布になれるかな。