模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

明らかに秋でした。

2020年09月22日 | カーモデル

この4連休、疫病も落ち着いてきたので、行楽に出掛けた人も多かったようですが、うちは家族に二人、季節のダイナミックな変化についていけず、鼻水が止まらないメンツがいるので、大人しくステイホームでした。
例年、信州に梨、リンゴを買い出しに行く時期なんですけどね。

あきらかに初期風邪でも、体温が37度以上あると、もうまともに病院さえ行けないので、市販薬服用で直さざるを得ません。
市販薬に処方箋薬と同じ程度の効用を持たせても、たいした悪影響はないと思いますが、医師会などの既得権を持つ圧力団体がもっともらしい屁理屈で反対するんでしょうね。頭が良いと金もうけも上手いなあ。バカは損ばかりだ。

ゴミ箱をティッシュでいっぱいにしながら(お前か!)プラモです。
始めるまでは、面倒くせえなと思うのですが、工作机に座って取り掛かると楽しくて半日なんかアッという間です。
1/72の航空燃料タンクローリーです。
ネットで1/48のTX40の組説を拾いました。

2014年に97式自動貨車というTX40の1/48トラックタイプのモデルを作りましたが、そのバリエーションでタンクローリーが出ていたようです。
1/72のモデルはこれよりも前の製品です。うちの組説には1991.11プリントとありました。
メーカー勤めをするようになって、組説なんて言うようになりましたが、昔は設計図って呼んでましたよね。

20年近く放置して再開しました。
そしたら、タンクの後部鏡板のパーツがありません。
酒樽の鏡開きの鏡板です。タンクの前後の板。
しょうがないので前の鏡板を後ろに回して、前のは1mmのプラバンで作りました。
放置すると、よくパーツ紛失するんですよ。すぐ組むのが一番だな。

そのせいで手すりのピッチが合わなくなってしまったので、横棒を0.5mmのプラ棒に置き換え。
実物はもっと細いんだろうけど、バランスを考えるとね、この位でどうでしょう。
P/Lも整形しなくていいし。0.55mmのドリルで明けてね。
コルベットの手すりで慣れてるから楽勝。

長期間熟成させたので、その間にカーモデルも作るようになって、こんなこともできるようになった。
そのまま前輪を付けるとこんな感じ。
タイヤと泥除けの間隔が空きすぎなので、シャコタンにします。

昔ならそのまま付けてたよな。
軸穴の上下オフセット。

走らせないんだから、問題ない。こういうの昔は妙に気にしたなあ。

まあこの位でしょう。

あと、ヘッドライトの位置。
図で見る通り、1/48の方が扁平で、1/72はやや縦長の造形。
また、前輪のタイヤは細くて、トレッド間もフェンダーの真ん中あたり。

キットのまま作るとこんな感じ。

左右のライト間隔が離れ過ぎで、高さも高すぎると思いました。
これでは、ウルトラQのナメゴンかカネゴンです。
なので、フェンダーの穴を埋めて位置を変えます。
それと、車軸が長すぎるので、そのままタイヤを付けた向かって左側は外側ギリギリです。

右側はタイヤは車軸を切って内側に寄せました。
ライトも内側に寄せましたが、もっと内側でも良いくらいですね。
ヘッドライトは2.1mmのドリルで刳りました。
トヨタ起動車のヘッドライトは、こんなに深く掘らずにシルバーを塗ってUVレジンを流したら、いまいちだったので、こいつはアルミ板で反射鏡でも仕込みましょうか。

海軍用にするのですが、グリルの陸軍マークをどうしましょう。海軍用錨のデカールが無いんですよ。
基本塗装ですが、海軍型は1/72の組説だとクレオス水性H54ネイビーブルー。1/48だとC71ミッドナイトブルーまたはC125カウリング色の指定です。
要は濃紺(または茄子色)ってことですね。
カウリング色が手元にあったのでベースにします。

ドイツ戦車を塗るとき、指定色のジャーマングレイをそのまま塗る人はあまりいません。
かなり明度の高いグレイで塗るのがAFV業界では常識のようです。
同様に暗いカウリング色を車両全体に塗るのは、少し抵抗があったので、最暗部をカウリング色にして、明灰白色と色の素シアンを加えて、明度を上げつつ彩度を落とさないようにグラデーションをつけ、ハイライトがこんな感じまで明るくしました。

もっと極端に明るくしても良さそうですが、小心者でそこまで冒険できません。
多分、ホコリ色の粉系をまぶせば明度が上がるので、ベースはこの程度にします。

タンクは半分から上が濃い青で、下半分が紺になりました。
フロントガラスも紛失していたので、0.5mmプラバンで再製しました。
窓枠はマスキングの塗り残しです。
屋根のキャンバスは、1/48TX40を作った時に調色した帆布色を残してあったので、それを吹きました。
ケチというか、物持ちが良いというか。

この帆布色はもっとベージュっぽいですが、紺とのコントラストで純白に見えますね。
茶系でウオッシュすれば、この白色は落ちつくはず。


ドアのノブはシルバーの指定です。忘れないようにしないと。
基本塗装が濃い色なので、たまにはドライブラシしてみようかと思います。

なにもしないのに、アッという間の連休でした。



コメント (4)
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