模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

ナマケモノからリハビリ 晴嵐の1

2018年01月12日 | 晴嵐

年頭から風邪気味だったり、どんど焼きの主催者だったりして、趣味を怠けていたらもう12日になってました。
なんもしたくない第一の原因は、今冬の例年以上の寒さだったりします。
それでもちょこっとは手を動かしてました。

今年の第一作目はリハビリも兼ねて、いつの間にか勝手に完成する、とまで言われているタミヤにしました。
飛行姿勢の流星に搭乗員を取られた、晴嵐です。
昨年はハセガワ率が8割近い異例の年だったので、ハセガワの方法論に慣れました。
けど、新しいタミヤはまったく違いますねえ。
ハセガワの新しいものは、確かに合わせの精度は各段に良くなっていますが、設計思想自体は30年前と変わって無い感じです。

例えばタミヤのキャノピー。

このベロ。
ハセガワだとコクピットの穴の上に、ただ乗せて接着です。
タミヤのこのベロは、機体の内部との嵌めあいのダボなんです。

カッチリ、ガタもなく嵌まります。
外側から見ると、こうです。

接着剤無しで密着です。すげえ。
キャノピー後端も上に乗せるのではなく、嵌まります。

仮組なのでわかりにくいですが、窓枠を塗ればツライチ、胴体と一体に見えるように設計されています。
金型の1stトライからどの程度修正してアジャストするのか知りませんが、ユーザーの作りやすさに対する配慮がすごい。
風防を切り離して作りたいマニアには、形状が実物と違うので迷惑でしょうが、素組みの人間にはありがたい。

風防はクローズなので、コクピットはこの程度でも全く問題なし。

晴嵐って彗星と同じエンジンで、同じ愛知の後発の機体なのに、フロート無しの状態でも彗星よりそれほど速度は向上してないんですね。
ラジエーターの配置とか変えてるけど。
機体自体はスマートで好きなんだけど、潜水艦に搭載して、ゲリラ的に小規模な攻撃をするって思想が、負けた国の発想らしくて、晴嵐はあんまり好きではなかったです。
特攻機を作らないのも同じ理由です。そんな戦術で、戦局は打開できないでしょう?
それに子供の頃は、晴嵐と言えば、水色の変な塗装の機体が箱画だったので買わなかったなあ。
同じ意味で、赤い鍾馗の箱画も嫌いだったけど。

そういえば、お年賀で筆をいただきました。

弘法は筆を選ばないというが、これを使えば、ド素人でも、お人形がうまく塗れるのでしょうか。


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4 コメント

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ありがたいですね (クラキン)
2018-01-13 08:25:20
こういうパーツも配慮はありがたいですね。
ベテラン、ビギナー問わず、組み立て易いストレスの無いキットはいいものです。
他のメーカーもどんどん見習ってほしいですね。
筆は面相筆でしょうか?
良い面相筆に出会えると嬉しくなります。

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スイスイです (hisota)
2018-01-13 12:07:17
クラキンさん、毎度です!
あまりにも呆気なく、スイスイと出来上がっていきます。金型技術だけでなく、タミヤは成形も上手いですね。内側にリブのモールドがあっても、表側にひどいヒケが出てないです。丁寧に手を抜かずに成形しているということですね。
ウインザーの筆は面相の一番細いやつです。勝負筆の位置づけなので、当分出番はないかも。もったいなくて。
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Unknown (まめ八)
2018-01-22 14:50:54
こんにちわ。
仕事の方がチョイと忙しくなってしまってご無沙汰しております。(^^ゞ

年末年始は庭仕事ばかりで全く模型を弄っておりません。
”弘法は筆を選ばず”ですが、フィギュアの塗装は筆とヘッドルーペで決まります。
ウィンザー&ニュートン000なら間違いないでしょう。
私はタミヤのモデリングブラシPROとウィンザー&ニュートン000を併用しています。
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Re:Unknown (hisota)
2018-01-22 18:14:07
まめ八さん、ありがとうございます。
38tが止まっちゃってます。
フィギュアは細かいところを描くのも難しいけど、陰影が難しいです。やっぱ場数をこなさないとダメですねえ。
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