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脳還元論 

2007-03-15 | 心の体験的日記

●心の働きを脳の働きに還元して説明する(注1) 
 脳活動の計測技術の進歩によって、脳科学が急速に進歩している。心の働きは、すべて脳活動によって片がつくかのごとき勢いをひしひしと感ずる。最近では、意識の問題さえも、脳の言葉で語られるようになってきている。(注2)
 実は、心を脳に「還元して」説明することは、かなり古くから行なわれてきた。とりわけ、F.J.ガル(1758-1828)の骨相学は、個別的な知見はさておくとしても、心の働きを脳の部位に局在させるその構想は現代にも通用するものがある。
 脳がなければ心は存在しえないことは厳然たる事実である。この事実を厳粛に受け止めれば、心の働きを脳に還元して(因果的に)説明することは、何も問題ないようにみえるが、科学方法論的には要注意である。なぜなら、前述したように、科学的説明は、同じ世界で閉じた説明をするという制約に違反しているからである---次に述べる類推的説明でも別の意味で同じ違反をおかしているのだが---。

ヒューマンエラー

2007-03-15 | Weblog
  〔ヒューマンエラー/第1分冊〕目次 日本能率協会

第1章 自分を知ること、コントロールすること
1-1 感情の管理が悪いとミスは起きる
 1.感情の管理とミスは切っても切れない関係
 2.人は熱中しすぎるとミスをおかす
 3.心が落ちこんでいる時にはミスも起きやすくなる
 4.心が乱れている時には、ミスが起きやすくなる

1-2 知識の管理が悪いとミスは起きる
 1.知識を豊かにすることが基本
 2.ただし、知識についての過信は禁物

1-3 行動の管理が悪いとミスは起きる
 1.ミスは、至る所で起こる
 2.行動管理のポイント

1-4 頭の中にいるもう1人の自分がいる
 1.ミスをコントロールするホムンクルス
 2.メタ認知力は後天的につくられる
 3.メタ認知には2つの機能がある
 4.ミスを犯しやすい人は内省/反省の習慣がない
 5.自覚的に内省すればミスは防げる
 6.心の「外部管理」も重要

第2章 ミスを防ぐ感情管理
2-1 感情の管理不全とミスの関係を知ろう
 1.感情の乱れは行為や認知を不安定にする
 2.頭の中での情報処理の仕組みを知ろう

2-2 感情って何?
 1.人間は感情があるから生きられる?
 2.感情は心、顔、行動、生理の中に顔を出す

2-3 ホムンクルスで感情をコントロールする
 1.感情に変化が起きていることを知る
 2.感情をコントロールするポイント
 3.ストレスはミスを発生しやすくなる
 4.ストレスに勝つためのポイント

第3章 ミスを防ぐ知識管理
3-1 知識の管理不全とミスの関係を知ろう
 1.知識とミスは密接な関係がある
 2.知識処理のプロセスを知ろう

3-2 知識って何?
 1.知識って何だろう?
 2.知識には「外在知」と「内在知」とがある
 3.「暗黙知」と「顕在知」もある
 4.「知識」と「知恵」の違いを知る

3-3 ホムンクルスで知識をコントロールする
 1.手続き的知識に潜むミスを生む3つの要因
 2.適切な知識管理を行なうための7つのポイント

第4章 ミスを防ぐ行動管理
4-1 行動の管理不全とミスの関係を知ろう
 1.仕事は「Mー”PDS”サイクル」で動く
 2.ミスはM-PDSの各段階で起きる

4-2 行動って何?
 1.行動は情報処理サイクルの具現化
 2.行動上のミスが生まれる3つの要因

4-3 ホムンクルスで行動をコントロールする
 1.使命の取り違えエラーを防ぐ
 2.思い込みエラーを防ぐ
 3.うっかりミスを防ぐ
 4.確認ミスを防ぐ

第5章 ミスを防ぐ注意管理
5-1 注意力不足とミスの関係を知ろう
 1.注意一秒、怪我一生
 2.注意力は感情管理に影響を与える
 3.注意力は知識管理に影響を与える
 4.注意力は行動管理に影響を与える

5-2 注意力って何?
 1.注意力は持続性と1点集中性とに分けられる
 2.注意力の2つの側面
 3.注意力は人によって特性がある

5-3 ホムンクルスで注意力を強化する
 1.注意力の管理は自分と外部の両面から
 2.自分で管理する注意力
 3.外部から管理する注意力


第6章 ミスを防ぐコミュニケーション管理
6-1 良好なコミュニケーション環境とは
 1.コミュニケーションの悪化はミスを招く
 2.情報社会とコミュニケーション
 3.コミュニケーションを良好にするための4つの要件

6-2 良好なコミュニケーションを妨げるもの
 1.情報の受信・発信の流れ
 2.情報を発信する側のミスと受信者側のミス

6-3 コミュニケーションの質を向上させる2つの視点
 1.コミュニケーションは正確さとわかりやすさがポイント
 2.正確さが問題になる音声コミュニケーション
 3.情報を厳選することでわかりやすくなる
 4.最初に全体像を示すとわかりやすくなる
 5.メリハリをつけるとわかりやすくなる
 6.2W1Hを強調するとわかりやすい


電車で通勤

2007-03-15 | 心の体験的日記
久しぶりに電車で大学まで
最寄り駅・やちお中央よりタクシーで90分
電車乗り換え3回は、きつい。
また西船橋までは、混んでいて座れない。
などなど
車での1時間通勤はありがたい。
ただ、読み物が読めないのが、つらいところ。