受講生による解説
確信判断(confidence judgment)
私達の脳には、確信に基づいて判断する働きがあります。例えば、寿司を食べるときのことを考えてみましょう。寿司を食べると、まず私達の脳にはその寿司の「味」の情報が送られます。次に、その情報を今までに食べたことのある寿司の知識やデータと照らし合せ、おいしいかどうか『判断』します。この『判断』は、私達の『確信』にもとづいて行われます。例えば、事前に「高級寿司店の特上寿司」だという情報が与えられているとします。私達の脳は“おいしい寿司だろう”という仮説を立てます(これを『確信』といいます)。脳ではその仮説に基づいて「味」の情報が処理されます。その結果寿司は“おいしい”と判断されます。一方、「スーパーで半額で買った寿司」という情報が与えられたとしたらどうでしょう。私達の脳では“おいしくない寿司だろう”という仮説(確信)が立てられ,それに基づいて「味」の情報が処理されることになります。すると、同じ寿司を食べたとしても、“おいしくない”という判断をしてしまいます。このように、私達は『確信』する(仮説を立てる)と、その確信を裏付けるように頭の中で情報を処理して『判断』します。このことを、『確信判断』といいます。(SY)
確信判断(confidence judgment)
私達の脳には、確信に基づいて判断する働きがあります。例えば、寿司を食べるときのことを考えてみましょう。寿司を食べると、まず私達の脳にはその寿司の「味」の情報が送られます。次に、その情報を今までに食べたことのある寿司の知識やデータと照らし合せ、おいしいかどうか『判断』します。この『判断』は、私達の『確信』にもとづいて行われます。例えば、事前に「高級寿司店の特上寿司」だという情報が与えられているとします。私達の脳は“おいしい寿司だろう”という仮説を立てます(これを『確信』といいます)。脳ではその仮説に基づいて「味」の情報が処理されます。その結果寿司は“おいしい”と判断されます。一方、「スーパーで半額で買った寿司」という情報が与えられたとしたらどうでしょう。私達の脳では“おいしくない寿司だろう”という仮説(確信)が立てられ,それに基づいて「味」の情報が処理されることになります。すると、同じ寿司を食べたとしても、“おいしくない”という判断をしてしまいます。このように、私達は『確信』する(仮説を立てる)と、その確信を裏付けるように頭の中で情報を処理して『判断』します。このことを、『確信判断』といいます。(SY)