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予測

2007-09-04 | 認知心理学

キャリアアップのための発想術 より

予測   

現在を越えて考える
******ポイント
1)今現在には過去も未来もあることを知る。
2)今現在の仕事を過去と未来から眺める
3)予測のギャップの中に創発の芽を見つけ  る ******************************
●時間と空間を超える  
我々は豊かな文明と豊潤な思惟世界のおかげで、「今この場」からの制約を逃れて、時間と空間を自在に「動き回る」ことができるようになった。五年先、10年先の自分を考えられるし、アフリカの奥地にも宇宙にも行った気になれる。  これを支えるのが、予測という知的活動である。  

●過去、現在、未来から予測する  さて、その予測には大きく3タイプがある。  最もよく行なわれる予測の仕方は、過去を外挿することである。過去ベースの予測である。失敗することは少ないが、前例主義に陥ってしまい、新しい状況の変化に対応できないことがある。  もう一つは、現在の中に将来を見つけるタイプの予測がある。現在ベースの予測である。商品開発やイベント企画などでは必須とされる予測である。もっぱら個人の感性に依存するので、失敗のリスクが高いが、当たると大きい。  さらに、未来ベースの予測もある。サイエンス・フィクションのような世界を究極の目標において、それに到達するまでの未来を予測するものである。大きな目標があるだけに、予測に系統性を持たせることができるが、画餅に帰すことが多い。

●青年の時間展望の特徴に学ぶ  一つの仕事をするときに、この3つのベースに基づいた予測の一貫性の有無を問うてみると仕事の質があがる。  やや唐突な話になるが、人の青年期には、これら3つの予測の間に激しいギャップが生ずる。不可能な未来を思い描き、それを実現する力量のなさを嘆き、そんな自分を育てた親へ反抗する。これを時間展望の混乱と言う。  多くの青年はその予測ギャップを克服して、安定した成人期へと移行していくが、そのギャップを克服できないまま心を病んでしまう人も多い。

●予測を仕事に活かす  この青年期のメンタリティ(心性)と振舞いには、仕事の上での予測の活かし方のヒントがある。  一つは、現在の中には、過去も未来もあることを認識することである。青年はそのことに気がついたからそこ悩む。その悩みが飛躍へのばねになっている。  2つは、過去と現在と未来の一貫性をとることである。  青年はギャップのあまりの大きさに気づき呆然自失してしまい、そのつらさゆえに、刹那的になって身を滅ぼしてしまうこともある。  仕事でも、過去から未来への時間の流れの中で位置づけることができれば、自分も周囲も納得させる大義名分もみつかり、創発の芽をみつけることもできる。

消し忘れが気になる

2007-09-04 | ヒューマンエラー
●認知的体験(  )01/11/13海保
「突然、ストーブの消し忘れが気きになる」
月曜日の朝5時。勉強していて、突然、研究室のストーブが消してないかもと気になってしまった。ポップアップ記憶である。あれこれ安心材料を思い浮かべたがだめ。しかたがないので、車で朝5時半に登校。結局、電源は切れていた。ドアに確認実行の紙をはってみたが、効果のほどはわからない。

信念

2007-09-04 | わかりやすい表現
●信念の特徴3つ  
信念は誰しもがそれなりに持っているはずである。重いほうでは、政治的な信念宗教的な信念から、軽いほうでは、日常生活でのもろもろのことについての信念まで、頭の中は信念だらけのようなところがある。  その信念の性質を3つ。  
1つは、知的にほかから孤立していて強固であること。
2つは、感情と強く結びついているので、信念通りに事が運ばないと不愉快、不安、不機嫌な状態になる。  
3つは、変えるのが難しい。

ぼろぼろもれる情報

2007-09-04 | 心の体験的日記
政治家にかかわる情報がもれ続ける。
内部告発的なものの多いのではないか。
さらに、社保庁のように、官僚からのもらしもあるはず。

組織のたがが緩み、規律がなくなってくると
情報もらしが多くなる。
さらに、組織への帰属意識のない人々を組織が抱え込むと
情報がもれる。

いいことなのか悪いことなのか、にわかには判断できない。
多少の「悪」は、組織にも人にも不可欠。
聖人君主ばかりでは世の中、とりわけ政治の世界は動かない。



ヒューマンエラーを防ぐための6つの提言

2007-09-04 | ヒューマンエラー
提言その1「コミュニケーション環境を良くする」
提言その2「目標管理を最適化することで使命の取り違えエラーを防ぐ」
提言その3「適切な知識管理によって思い込みエラーを防ぐ」
提言その4「適切な注意管理によってうっかりミスを防ぐ」
提言その5「確認を確実にすることで確認ミスを防ぐ」
提言その6「安全工学の考えを生かす」