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家族  高校生へのメッセージ

2007-09-15 | 教育
「家族」

 年末年始は、なんといっても家族ですね。というわけで、今日のキーワードは家族。

 自分は子どもの頃から、とんでもない崩壊家族の中で育ちました。
「家族ってなんだろう」がずっと気になっていましたし、この年になっても気になっています。

 ところで家族の役割は何でしょうか。いろいろあるように見えても、結局は、「生んで」「育てて」「追い出す」につきますね。

 それぞれの家族の年輪によって、その役割が変わってくるのもおもしろいですね。諸君の年頃をかかえる家族は、そろそろ、追い出す役割が強くなってくる頃ですね。

 さて、またまた内閣府の青少年の意識調査から。

 「家庭の悩みごとや心配ごとはありますか」という問いに高校生は、55%が「ない」と答えています。
 おもしろいことに、大学生、成人となるにつれて、次第に家庭についての悩み、心配事「なし」の割合が高くなり、70%ほどになります。

 家庭からの離陸が完了して、家族を距離をおいてみることができるようになったので しょう。家庭についての悩み、心配事そのものがなくなったというより、その種(たね)についての見方、考え方が変わったということもありますね。

 では、高校生の家族についての悩み、心配事のベスト4(男女で少し順位は変わります)

1)小遣いが少ない
2)勉強しなさいとうるさく言われる
 これがダントツです。あとの2つは、
3)親が厳しすぎる
4)親が気持ちをわかってくれない

 不謹慎にも、思わず、笑ってしまいました。
 しかし、高校生諸君にはとっては、切実な悩み、心配事かもしれませんね。

 この悩み、心配事を解決する即効薬を、今日は特別に一つだけ教えます。それは、年末年始の間「期間限定で」、家族の誰彼となく、やさしくしてみることです。黙っていても、小遣いが増えます。

 では、よいお年を。

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子どもを不幸にするいちばん確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである。(ルソー、1712−1778)

写真 つくば駅周辺のぺデ

なつかしい政治状況

2007-09-15 | 心の体験的日記
小泉政治の5年は、やはりすごかった。
終わってみるとわかる。
そして、6年前に後もどりしたかのような2人が出馬の総裁選挙。
なつかしいねー。
変わっては戻る、を何回か繰りかえしながら、
政治も変わるのだろうと思うが、次は誰がどうするのだろう。
政権交代がない日本の政治の限界が露呈している。

写真 すっかり変わったつくば駅ターミナル

最近の困ったこと

2007-09-15 | 心の体験的日記
○お向かいの遠慮容赦のない犬の声とそれへの抗議をとめるわが妻
○手で開けられるはずの袋があけられない
○風呂場につけた換気扇が無音のため、ついているのか消えているのかわからない
○古い本が探せない
○本を読んでいるとすぐに飽きてしまう

コンピュータはおっせかいのしすぎ

2007-09-15 | わかりやすい表現

●コンピュータはおっせかいのしすぎ  
あるワープロソフトでは、「1」と入力すると、自動的に次に「2」とシステムのほうから表示してくれる。  
あるいは、我が家の電子炊飯器には、時間がないときは「高速」炊飯のメニューを選択すると、いつもよりは速くご飯が焚ける。  
かゆいところに手が届くとはこのことである。ユーザがするであろうこと、してほしいと思っている「あらゆること」を想定して、それを「あらかじめ」システムの中に組み込んである。おおむね便利ではあるが、ときには余計なおっせかいをしないで、ということもある。  コンピュータも何かの仕事をすることを助ける道具であるから、仕事の場でやられていること、やると便利なことを想定して、あらかじめプログラムしておくのは当然である。  
システム作りの初期段階では、したがって、ユーザの仕事を子細に分析する作業---タスク分析と呼ばれる---が行なわれる。  
余談になるが、こしたシステムを作りあげる仕事をする人をSE(system engineer)という。SEの仕事の大半は、プログラム作りよりも、このタスク分析なのだそうだ。理工学系を出た人ばかりがSEをやっているのかを思ったら、そうではない。そう言えば、心理学の卒業生でもSEをやってますというのが結構いる。  
閑話休題。ここで問題は、コンピュータのパワーがあまりに強力なために、想定されることすべてをプログラム化してしまう/できてしまうことである。  「1」が入力されれば、次に「2」が入力されるはずだから、それなら、ユーザの入力の手間を省いて、コンピュータの側で表示してやろうというわけである。  
あるいは、もしかすると、ご飯を速く食べたい人がいるかもしれないから、それもメニューに入れておこうというわけである。  
かくして、メニューには、ありとあらゆる状況を想定して、膨大な数が並ぶことになる。  
筆者の使っているワープロのメニューのサンプルのいくつか。  
・書体(フォント)が47種類  
・文字色が10色に「その他」で自在に作れる  
・飾り線が13種類  
まじめに一つ一つ内容を吟味して状況に合わせて使い分けるようなまともな?使い方はまず不可能である。かくして、これしか使わないというメニューを決めて、あとはお蔵入りである。  
もちろん、これに対処するインタフェース上の工夫はある。  
一つは、前述したブラックボックス化である。とりあえず必要のないメニューは隠してしまう。リモコンなどでは文字通り、蓋をしてしまう。コンピュータでは、階層化してあまり細部のメニューは見せない。  
2つは、デフォールト(default)化である。定型的なメニューを決めておいて、もしお好みがないなら、それを使うようにする。いわば、寿司屋のおまかせシステムである。  
3つは、カスタマイズである。自分なりの操作環境を作ってしまうのである。これのやりすぎは、使っているうちにシステムの側で「あなたの好みはこれでしょう」と言ってくれるようなもの---個人適応型---である。インタフェースネット本屋では、そんなサービスが現実にある。  いずれの工夫も、それになりに有効である。しかし、問題は、もっと原点に帰って、果たしてそこまでする必要があるかである。
ーー>「くたばれ、マニュアル」しんようしゃ刊へ

新しい電気器具がきた

2007-09-15 | 心の体験的日記

古い炊飯器と電子レンジを買い換えた。
見かけは変わらないが、
使い勝手や機能性はよさそう。
技術革新の数々がこめられているであろうが、
外からはみえない。
それにしても、長くもつもの。
その間の技術革新の恩恵はえらないないんだから、
はやり10年くらいの耐用年数を想定して買い替え
させるほうがよいのかも。
車の中古市場があるのだから、家電の中古市場もあってもよいのでは。