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心理学用語解説 い

2007-09-05 | ヒューマンエラー




◆閾下(いきか)効果/サブリミナル効果(subliminal effect)

人や物の動きを1秒間に24コマの写真にとりそれを映写すると、自然な動きが見える。これが映画の原理である。ところで、24コマの中に1コマだけ、まったく無関係の写真を挿入して映写したらどうなるであろうか。意識的には、そのコマは見えない。しかし、あたかも、そのコマが見えたかのような効果をもたらすことがある。このような効果を閾下効果という。閾とは、刺激が見える限界点のことである。


◆意識/無意識(consciousness/unconsciousness)〔1991年版 心理学〕

意識/無意識には、知的なそれと情意的なそれとがある。知的な意識/無意識とは、大雑把にいうなら、メタ認知できる活動領域とできない活動領域である。思考、判断などの高次の情報処理系が関与する場合は、おおむね意識化が可能であるが、感覚・知覚などの過程はほとんど無意識的、かつ自動的に進行する。

情意的な意識/無意識は、S・フロイトによる概念化が最初である。無意識の世界を意識によって抑圧されたものとしてとらえ、その世界をモデル化する様々な概念装置を提案した。その後、C・ユングは、人類に広く共通する集合的無意識を、フロイトの個人的無意識から分離し、そこにある元型(アーキタイプ)を神話、伝説、昔話の中に求めた。トランスパーソナル心理学者のK・ウイルバーは、集合的無意識を、さらにユングの無意識に相当する前個的(過去の)無意識と、至高体験を生み出す越個的(未来の)無意識とに分離した。



◆意味記憶/エピソード記憶(semantic memory / episodic memory)

長期記憶に貯蔵されている知識とその運用は、実に種々雑多である。それを分類するひとつの視点に、意味記憶とエピソード記憶がある。意味記憶とは、言葉や世界についての一般的な知識の記憶、エピソード記憶とは、「いつどこで何をした」といった個人的な記憶である。一般には、エピソード情報のほうが早く忘れられやすい。しかし両者は完全に分離・独立しているわけではない。例えば、「あのとき勉強したあの本のあのあたりに書いてあったこと」といった思い出し方をすることがしばしばある。エピソード情報を手掛かりにして意味情報を検索しているのである


◆インターフェースの心理学(psychology of interface)〔1993年版 心理学〕

人間と機械のかかわり(インターフェース)が、コンピュータの出現によって大きく変わってきた。機械の前に座ってさて機械に何をさせようかというような機械は、かつては存在しなかった。コンピュータが、人間の頭脳のごとく、多彩な知的機能を遂行できるようになって初めて起こったことである。かくして、人間がこうした知的機械とどのようにかかわるのかを研究することが、極めて大事になってきた。

とりわけ、コンピュータを内蔵した多機能機械が爆発的に普及してきた昨今では、その重要性は焦眉の急である。ここ五年間、産官学の共同プロジェクトが組まれて、情報科学者、デザイナー、認知科学者による学際的な研究が活発に行われている。FRIEND21(通商産業省、パーソナル情報環境協会)というプロジェクトは、その代表的なものである。

人間工学(ergonomics)の主要な研究テーマであった、操作ミスや疲労にかかわる機械の使い勝手(usability)の問題に加えて、あたかも人と対話するかのごとくコンピュータとかかわれるようにするにはどうしたらよいか(user‐friendly)をも考えなければならない挑戦にさらされている。

類似用語として、ユーザー・インターフェース、認知的インターフェース、ヒューマン(マン)・コンピュータ・インターラクションなどがある。

マニュアル問題

2007-09-05 | Weblog
4章 義務教育が問題---必要な教育がなされていない
ITネイティブ(生まれたときからITに囲まれて生きていく)世代への教育はどうあるべきか

4.1 情報活用能力の育成が遅れている
情報活用能力の育成が教育目標の一つになっているが、教育界でのイ   ンフラ整備が遅れている。
1)学校教育がまだまだ不十分  
・情報基礎の単元が、中学「技術科」に用意された。  
・情報活用能力の育成が教育目標として登場してきた。OHP
2)インフラ整備がやっと緒についた

4.2 理系・文系の分離が問題 理系、文系の早期分離教育が技術との付き合い方に2極分解を起こさせてしまった。  
・ユーザ教育という点でも、技術者教育という点でも問題。  
・現実社会は、文系も理系もない。  
・ただ、性格特性としての理系的性格-文系的性格はありそう。ただし、役割性格か、社会化された性格かもしれない。

4.3 国語教育を改善する
1)作家、詩人養成がねらいのごときカリキュラム
2)説明文教育が手薄 
・木下是雄氏の言語技術研究会の試み 

また道路工事の季節

2007-09-05 | 心の体験的日記
近くのまったく痛んでいない道路の改修工事。
予算消化にしては時期が早い。
無駄な工事も、景気対策の一環と考えてやるのであろうが、
もっと予算を回すべきところが山済み。

その近くで、まったく不要な立体交差の大工事。
国土交通省もおかしいぞー。

介護、医療、教育。
人がかかわるところへの予算配分が少ないのが日本の予算配分の特徴。
官僚、政治家にとって、妙味がないからであろう。

情報安全

2007-09-05 | 安全、安心、

IDを3桁くらい打ち込むと、
全桁が表示され、それをクリックすると
パスワードも自動的に打ち込まれる。
メール、ブログなどはアクセスが楽になった。
しかし、
これでは、せっかくのセキュイティがだいなし。
便利ではあるが、危ない。

安全と便利さとは両立しない。
この場合は、せめてパスワードくらいは、自分で
打ち込ませたほうがよいのではないか。