心の風景 認知的体験

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認知的体験 再掲

2007-09-16 | 心の体験的日記
●今日の推奨本05/9/1海保博之
戸田山和久著「科学哲学の冒険;サイエンスの目的と方法をさぐる」(NHK出版)研究者たるものの教養として科学方法論は必須だとつねずね思ってきた。折に触れて勉強してきたつもりである。そして、久しぶりに、知的興奮をするような本に出会った。理解できたのは半分くらいだが、それでも最後まで読み通してしまった。てつおとりかとせんせいの3人の対話形式も斬新で語りも平易。今年度、サイエンス本ベスト賞候補作。
● 認知的体験05/9/1海保
「すぐれもの;パスネット」
パスネット。面倒なのは、残りあと100円というような時。うっかり差し込むと、しきりがしまってしまう。ところが、TXでは2枚一緒に入れることができる。(どの改札でもそうなのか。)
自動改札装置は、実によくできている。方向フリー、裏表フリーなのだ。それに、今度は2枚一緒オーケー。10年に一度のインタフェース賞をあげたい。

写真 筑波山ふもとのナシ園で

マニュアルを読むきにさせるには

2007-09-16 | わかりやすい表現

第5 動機づけ支援

 購入したコンピュータは早く使ってみたい。しかし、マニュアルを読むのは面倒というユーザに、必要最小限の知識はマニュアルから得てほしいというのがメーカーやライター側の願いである。そこで、マニュアルを読んでもらう、さらには技術を使ってもらうための趣向が必要となる。
 いずれの指針も、あまり過度にやると、子ども向けの文書のようになるので、節度が必要である。
●指針9「親しみを演出する」
 「です/ます」調にしたり、漫画風のイラストを入れたりする。さらに、文字数を減らし、行間をあけ、余裕のある版面構成にして情報満載感を与えないレイアウトにしたりする。
●指針10「基本的な機能を早く使わせる」
 ごく基本的な機能だけを早く使えるように、マニュアルの最初のほうで、ビジュアル表現を多用して(あたかも紙面でVTR映像を見せるかのように)示す。
●指針11「出来上がりをはじめに見せる」
 「こんなことができます」という目標をマニュアルの最初のほうで絵で見せると、知的好奇心を刺激し、かつ実益がわかるので、動機づけが高まる。
●指針12「動機づけを高めるメタ情報を入れる」
 文書におけるメタ情報には、前述した理解支援のためのものと、動機づけを支援するためのものとの2種類がある。
「あと少しで終わるからがんばって」とか「ここは難しいが大事なのでしっかりと読んでください」などなど、読み手を励ます言葉である。ただし、この趣向に限らないが、動機づけ支援は、文書を読む動機づけが低いときに限って使うのがよい。動機づけの高い人にとっては、余計な配慮として嫌われるし、文書の品格を下げることにもなる。

子どものひらめき

2007-09-16 | Weblog
●ひらめきを促す学級作り  
子どものひらめきのほとんどは、客観的にみれば、創造的な知識生成とは無関係の、たわいもないものである。  
しかし、「たわいもない、したがって---」と考えて、そうしたひらめきを抑制したり正したりするか(正解志向)、「たわいもない、しかし、---」と考えて、そうしたひらめきをもっと促すか(創造性志向;注1)によって、学級の知的雰囲気はまったく変わってくる。
たとえば、言葉かけ一つとっても、こうなる。
○「たわいもない、したがって、--」と考えるタイプの教師だと、  
・それでいいかなー?  
・よーく考えてから手を挙げて  
・ちょっとおかしいなー
○「たわいもない、しかし、--」と考えるタイプの教師だと、  
・おもしろい  
・いいところに気がついた  
・もっと思いつくことはないか  

さらに、ひらめきを促すであろう学級の知的雰囲気作りのうまい教師の特徴を挙げてみると、
○子どもに対して  
・子どものすべてに対して受容的  
・教え込むより子どもの思いを引き出すほう  
・ポジティブ・バイアスがかかった(叱責、否定より賞賛、肯定  が多い)評価をする
○教師自身  
・何事にも一工夫がある  
・知的好奇心が旺盛  
・あいまい耐性が強い(正解を急がない)  

 ここでクイズを2つ。こうした子どもの奇抜な、というより、ある意味では自然なひらめきに対する教師の対応が、ひらめき学級作りになるかならないかを決める。
(1)「まんじゅうが20個あります。3人の子どもに同じずつ分けると、いくつずつになって、あといくつ残りますか?」
(2)「26人の学級で7人ずつの組をつくって、かけっこをします。何組できますか?」に、ある子どもが、「4組」と答えた。どうしてか。

made in China

2007-09-16 | 心の体験的日記
過剰反応のようなところはあるが、やはり怖い。
そこで、
コンビにでは割り箸をもらわない
ウーロン茶も飲まない
中華料理も控える
冷凍野菜は産地を確認する
などなど
一回少量なら大丈夫でも、蓄積すると怖い。
おかげで?、日本産についても、警戒心が強くなった。

朝倉心理学講座の監修

2007-09-16 | 心の体験的日記
朝倉心理学講座が、最後の1巻がまだ原稿の一部が
集まらない。
最後の一人によって、すべて決まってしまうのだから、
困る。
それにしても、全19巻、よくぞ、ここまできたものよ。
ほとんどが2刷りになっている。ひとまず安心。

朝倉心理学総合辞典のほうも、売れ行き好調のようで、3刷りから
4刷りになっているはず。

心理学人口がふえていることが背景にあるのだろう。
東京成徳大学も、応用心理学部が、来年4月から発足する。

認知的体験 再掲

2007-09-16 | 心の体験的日記

●認知的体験(  )01/11/20海保
「売り込み電話」
夜にもかかってくる。これで商売になっているのだろうから不思議である。どんな人がひっかかるのか、知りたい。無論、まじめなものもあるのだろうが、大部分はいかがわしい。そもそも利殖なんて本当にもうかるなら自分でやるほうがよほどいいのだから。話をきくと負けるので、入口で断っている。最近は腹もたてないことにしている。こんなことに感情を乱されるのはつまらないから。
●認知的体験(  )01/11/21海保
「トップ30」
大学院の専攻単位で30個所に5年間にわたり1ー5億をつぎ込む。結構なことではあるが、金がいらない研究領域とは無縁。
学術研究費が第2の公共事業の色彩をおびてきた。利権構造が作り出されてきつつある。学者も利権あさりをしなければならなくなる。しかし、慣れないことをすると危ない。国民の税金であることを忘れないことが基本。