成績を支える時間、食、遊びの生活習慣について考えてみた。これらの生活習慣は、成績向上のための、いわば、インフラである。そして、そのインフラの形成は、もっぱら家庭に任されているところが、教師にとってははがゆいところでもある。家庭への情報提供くらいしかできない。
しかし、それでも、子どもの学びには、学校まかせにしないで家庭もこうした面でかかわってほしい(かかわるべきだ)というメッセージを学校から出し続けることは大事だと思う。
4月17日付朝日新聞「青鉛筆欄」で、「秋田に学べ」と題して、2007年実施の全国学力調査で小6全科目日本一になった秋田県の教育標語「朝食をしっかりとる」「早寝早起き」を進学塾がコピーとして使用している話が紹介されている。そして、落ちは、県教委のコメント「都会では、家庭のことまで進学塾がやらねばならないのですか」。
写真 理香ちゃん
ふとんに入って寝る習慣をつけましょう