hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

幸福駅と愛国駅〜夏旅2023①

2023-08-06 05:00:00 | 旅行
夏旅2023① 、コロナもあり、夏休みの旅行も4年ぶり。今回の夏の旅行は昨年断念した襟裳岬をメインとしたコースに再チャレンジをすることにした。



計画は5月中旬より練り始めていたのだが、7月に入り持病の腰からくる左脚痛が激しく、何とか間に合わせた格好。我が家を0600に出て羽田空港まではタクシー、40分で到着してしまう。フライトは羽田0800→帯広0920を予約、定刻通り到着。空から今回の目玉である襟裳岬が見え、感動する。


帯広空港も晴天、かなり温度も高い。10時にはレンタカーに乗り、まずは近くにある国鉄広尾線(廃止)幸福駅跡に向かう。



幸福駅は1973年のNHK新日本紀行で紹介されると人気は全国区になり、2つ隣の愛国駅から幸福駅の切符がブームになるなど多くの観光客が押し寄せた。しかし1987年に広尾線は廃止、今は駅跡が交通公園となって残されている。



幸福駅の由来は『幸震』村と入植した人々の出身地が『福井県』であったため、この文字を1字ずつ取って付いた名前のようである。



当時放送された新日本紀行はyoutubeで見たが、雪深い無人駅に降り立ったNHKスタッフが1週間のロケを行ったもの。その間の出来事は1人の娘が狩勝峠近くに嫁に行くこと1つだけという内容に妙に感動した。



現在はホームと復元した旧駅舎、さらに当時使われていたディーゼルカーキハ22が2両展示してある。今も観光客は結構集まっていて、由来を知らない中国人観光客も多く詰めかける。駅の廃止はされても今も切符は売店で販売され、私のように買う人も多い。



2つ隣の愛国駅跡も交通公園として残されていてこちらのホームには19671(9600型)機関車が静態保存されている。こちらはあまり人もおらず、静か。



新しくなった後の駅舎には広尾線が開通した際、また廃止された頃の写真がたくさん貼ってあり、さらに昔の出札の切符入れや通票に使う閉塞器など懐かしい道具も数多く展示されていた。



奥にひまわり畑があると書いてあったので見に行くが、あまりに沢山のひまわりが咲いていて、人はいないが賑やかな雰囲気になった気がした。









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