神保町でランチとなった。餃子で有名な『三幸園』は直前で入ったおじさんで満席となり、『さぼうる』も混んでいる。すずらん通りも『スヰートポーズ』『キッチン南海』は閉店と知った店には入れずウロウロ。横丁に入ったところに目立つ緑色の看板『海南鶏飯 天鶏』を見つける。
店の周りにカラー写真付きのメニューが並び『カバオ』『海南鶏そば』『海南まぜそば』『タイランチ』など。シンガポール料理かと思いきや、インドネシア、タイと東南アジアならなんでもありである。
店に入ると東南アジア系の女性が元気な声で『イラッシャイマセ』と迎えてくれる。海南鶏飯(700円)をお願いする。
まずはお冷とスープを持って来てくれる。鶏スープだが、予想通りかなり熱い。しかし、味はしみじみ旨さを感じる。
鶏飯もすぐ運ばれてくる。皿の左から刻みキャベツ、茹でた鶏肉、長粒の香り米と並んでいて鶏肉にはソースもかかっている。ソースは2つ、チリソースと醤油ソース。醤油ソースは黒砂糖のようなら香りもする。
ライスに乗ったパクチーをどかせて鶏肉と共に頂く。水分が少ない長粒米は上手く食べないと口の中で詰まりやすい。鶏肉はしっとりしていてチリソースともよく合う。スープも飲みながら頂く。
突然、女性がコーヒーを持ってきてくれ、これはサービスです、熱いので気をつけてね、と言われる。さすがに少し味に飽きたので醤油ソースをご飯に掛けて頂く。香り米はジャスミンのような香りが鼻に抜ける。完食したが、満腹となった。
サービスのコーヒーを食後に頂くが、これは薄くてあまり・・・。まあサービスだからやむを得ない。ご馳走さまでした。
海南鶏飯 天鶏
千代田区神田神保町1ー17ー3
千代田区神田神保町1ー17ー3