outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

羊蹄山で泣きました

2008年06月08日 19時13分56秒 | 日本三百名山に登る旅
北海道の夜は短く八時半に日が暮れたと思ったら三時過ぎに明るくなります。

4時に起きて羊蹄山を見上げると曇り空ながら頂上までしっかり見えていました

リベンジ成功?と急いで朝食を食べて・・でも出発できたのは丁度5時でした

駐車場からすぐ登山道に入るんですが・・始めは殆ど平坦な歩きやすい道です

高低差(登山口から頂上までの高度差)が1670mあるから二本杖を使ってですが・・距離も長いから気が急いてついつい早足になってしまいます。

なが~く歩いて疲れが出始めたとき出てきた標が「二合目」

こんな事で頂上まで行けるんだろうか・・と思いつつ登っていると段々急な登りになって行きます

それから・・・4合目に着いたらガスの中になっていました不吉な予感

少し休憩をしておやつを食べて6合目に着いたら雨でした

2003年に来た時も・・ガスの中から雨に変わり8合目でリタイヤしているんです。

小ぶりだったので傘をさしてしばらく様子を見ることにしました

20分ほど待っていたら雨が弱くなったので・・この程度なら汗が出るから濡れても余り気になりません

7合目、八合目と変わらず雲の中で下界も回りも頂上も見えず、見えるのは10メートルほどの範囲だけでした。

九合目から木が無くなり大きな石の上を登ります

この九合目と言うのがどう考えても8合目半でそこから頂上までの遠いこと

一度だけすっと雲が退いて「北山」と呼ばれる火口壁にある頂きが見えましたが・・

羊蹄山は火山で出来た山なので頂上には大きな噴火口があってその周りをグルリと周るようになっています

ところが視界は10メートル程で・・火口の方を見ても外側を見てもただただ白い霧だけでした 視界がよければこの大きな火口の中に三つの噴火口が見えるんですが・・・

おまけに北山側の火口壁上に出ると20メートルほどの強風でした

先に行った人がケルンの影に隠れて風が弱くなるのを待っている状態でした。

そこを二本杖で体を傾けて突破し大きな岩のところまで進んで岩陰で昼食をとりました

少し風が弱くなった気がして出発。 大きな岩の間を越えたり縫ったりしながら三角点地点へ

羊蹄山は最高点と三角点の場所が違うんです。

また岩を越えながら狭い火口壁上を進んでやっと最高点の頂上に着きました

ところが・・相変わらず視界は10メートル

でも風は弱くなってきました。写真だけ写して更に進み「お鉢」を周って下山。

途中、ネマガリダケの竹の子や行者ニンニクを収穫しながらゆっくり降りてきました

バスに戻ったら三時半、視界が無い高度差が大きい山にクタクタに疲れて今日はお酒を呑む元気もありません

でもアンヌプリからこの周辺の遠望は見ているので頂上に立ったことだけで中途半端ながら納得しました

今晩はこのキャンプ場で泊まり明日は倶知安で買い物して岩内のきみちゃんに受け取って貰っている液晶テレビやBSアンテナなどを受け取りに行きたいと思います

そのテレビを置く場所ですが・・先日今置いている小型テレビの所へ置けるように改造していたんですがどうも見にくい気がして・・昨日椅子を一つ潰してそこへ置けるように台をつけました

でもテレビが見えるようになるのは取り付けパーツが必要なので札幌に着いてになりそうです
コメント
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