天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団@愛知県芸術劇場

2009年07月20日 | ライブ・イベント・映画



前々から一度見に行きたいと思ってた。
数年前に名古屋公演があった時は、気付いたらもうチケがSOLD OUTしてて行けず。
今回ようやくチケが取れたので見に行って参りました!

上画像は会場に設置してあった看板。
キレイなおねーさん達がポーズを取って・・・じゃなくてー。
このバレエ団はメンバー全員が男性。
男性が女装して踊るコメディ・バレエ団なんですよ。楽しそうでしょー♪

会場アナウンスからして徹底しておちゃらけてる。
「定額給付金はもうお遣いですか?まだ残ってる方はロビーにありますグッズをご購入し・・・」
「残っていない方も思わず手が出る当バレエ団の公式グッズ!」みたいなノリ。
オペラグラスが1,000円で売っていたので、開演前に思わず買っちゃった♪






本日の演目一覧が出ていた。
第一部の「白鳥の湖」は徹底したコメディ。
もうとにかく細かく細かくネタを入れて来て、ちょっとした仕草で観客を沸かす。

オデットが妙に色黒で筋骨隆々なマッチョちゃん(笑)
つーか、どいつもこいつも相当な体してます。
しかも胸毛ワッサー&腋毛こんもり(^-^;
物凄い迫力のあるバレリーナちゃん達が、手をクネクネさせて女性らしく舞う。
そして何故か小さくてスキニーなダンサーが男役を演じていたりする。
第二部では男性役がプリマに担がれてたよ。逆じゃねーか(笑)

第三部はほぼ総出演?でかなり迫力のある舞を披露。
会場はスゴイ技が出ると拍手が自然と起こり、テンポの良い曲ではみんなで手拍子、
そして曲が終わってポーズを取る毎にやんやの喝采が起こる。
バレエってみんなで参加して楽しく鑑賞するモノなんですね。

カーテンコールを何度もしてくれて、何度目かのカーテンコールの際に
全員が手ぬぐい持って「ソーラン節」を踊ってくれた。会場大ウケ。


今回、バレエを見に行くのにダーを誘ったんだけど、最初難色を示していて。
「俺バレエなんて見た事ないし、よくわかんないもん」と尻込み。
だけど私はこの時ユーミンのチケ取ったり他のライブのチケも取っちゃって金がなく、
ダーと一緒に行けばダーがチケ代払ってくれるだろうという目算があったので(←セコ過ぎ)
何が何でもダーに行ってもらわなくちゃいけなかった。

「私だってバレエなんて見た事ないよ。でもコレはコメディですごく面白いんだって!」
「見る前から文句垂れないで、一度見てから評価してよー」
「こういうのにも行っておけば、どこかで何かの話題やネタに出来るじゃないの」
等となだめすかして、ようやくOKの返事を貰ってチケ取った訳ですわ。

結果は、ダー大喜びでしたね。
「コレは面白いわ!バレエの敷居が凄く低くなった(笑)」
「今度は本気の真面目なバレエ公演も見たくなったな」

ね?何事も経験ですよ。
知らないから見ない・行かないじゃなくて、知らないならどういうモノか体験してみる。
そうしたら、自分の引き出しになかった新しい楽しみがまた1つ増えるかもしれないでしょ?
・・・と、私が得意げに言うと

若い頃だったらどんなに誘われても見に行かなかったかもしれないな。
「バレエ」って聞いただけでシャットアウトしてただろうと思うよ。
実際会場だって年配のおばちゃんグループが圧倒的に多かったじゃないか。
でもな、この歳になってクラッシックやバレエやオペラみたいなのも悪くないかな?
・・・なんて思ったりした訳よ。俺も歳を取ったんだろうなぁ(しみじみ)

えー。
要するにワタクシもその「おばちゃんグループ」の一員だとおっしゃりたい?(滝汗)
コメント (5)
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