天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「恋とニュースのつくり方」18

2011年03月14日 | 映画感想
「恋とニュースのつくり方」

結構見る気マンマンでいた作品なんだけど、ふと気付いたらもう1日1回上映になってる!?
はえーよ。そんなに人気ないのかよ(涙)
・・・てな訳で、大慌てで見に行って来た。今日はTOHOシネマズは1000円DAYだしネ♪

何しろあの大ヒットした「プラダを着た悪魔」の脚本家×「ノッティングヒルの恋人」の監督よ。
超究極の「働くカワイコちゃん、恋も仕事もどちらも頑張って輝くぜ☆サクセス・ストーリー」ですよ。
それ以外にないじゃないですか。このスタッフとキャストで内容が「家なき子」だったら怒るでマジでw
あ、ちなみに主人公のカワイコちゃんを演じるのはレイチェル・マクアダムス。
いきなり書いちゃうけど・・・彼女ちょっと見ない内に老けたねぇ~。まあ老けても可愛いんだけどさ。

レイチェル演じるカワイコちゃん・ベッキーは必死の求職活動が実って、何と全国放送局の朝の情報番組の
チーフ・プロデューサーの座を射止めたものの、実は低視聴率の局のお荷物番組でグダグダ。
テコ入れしようと伝説のジャーナリスト・マイク(ハリソンおじちゃん)を番組の司会に抜擢したものの、
マイクは過去の実績にあぐらをかいてワガママ放題のクソ野郎だった。
何故か局内の女子から人気のイケメソ社員君から惚れられてラブーなベッキーだが、クソ親父のせいで番組視聴率が
更に低迷して、6週間以内に視聴率を上げなければ番組打ち切りを宣言されてしまう・・・
仕事に没頭する余りイケメソ君とも不協和音、さてカワイコちゃんは仕事も恋も失ってしまうのか!?

はいはいはい、失わない失わない。どっちも上手く行くからねー。安心だあねー。ネタバレ終了~(棒読み)

てかさ、コレ余りにも「プラダを着た悪魔」と被り過ぎてねーか?^^;
いくら脚本家が同じだからって、ここまで展開が同じだとちょっとやり過ぎだろーよ。
オマージュ、とかいうレベル超えてるって。丸パクリって言うか「なんちゃってプラダ」とか「パロディ」とか
言われちゃうレベルだと思うんだけどな。
多分本作見る人ってプラダ~の方も当然見てんだろ?両方見た方、どー思った?全く同じだよねぇ?^^;

まあ、意地悪言うのがおばちゃん(メリル・ストリープ)からおじちゃん(ハリソン・フォード)に変わったくらいか。

・・・ってね、散々悪態付くと思った?コレがまた違うんだなー。^^;
全然コレでいいよ。だってコレ以外の展開なんてこの映画見に来る女子が期待してると思う?
イケメソ君には呆れられた挙句にボインボインのピンナップガールちゃんと浮気されてしまう、とか
結局ハリソンおじさんはやりたい放題のワガママ三昧で番組は空中分解、打ち切りが決定して路頭に迷う、とか
はたまたダイアン・キートンおばさんに散々イビられて泣く泣く会社を辞めるハメになる、とか
そんな話を期待して金出して映画館まで来るオンナ、いる訳ないじゃないか!

いいよ。コレで全然いい。
だって多少鼻につくキャラだけど(ヲイ)、カワイコちゃんにはうんと頑張っていい結果を出してもらいたい!
イケメソ君だってすっごくいいヤツで、カワイコちゃんの頑張る姿を優しい目で見守っていて欲しい!
目の前にある現実は悲惨だけど、せめてスクリーンの中の【私】は人生勝ち組でいたいのっ!!!

うん。判る。すごく判る。こーいう映画見ると何だか元気出て来るよ。うん。
目を背けたい現実世界・・・ほんの2時間位、スクリーンの中で大成功して元気をもらったってバチは当たらないよ。
コメント (3)
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