天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

キャロット・ラペ

2018年05月14日 | グルメ
GWにスキーに行った際に途中の飯山の道の駅で「雪下にんじん」を買って来ました。
「雪下にんじん」って知ってます?
通常は秋に収穫する人参を敢えて収穫せずに雪の中で越冬させて3~4月になってから収穫したもので、
越冬させる事で人参特有の臭みやクセ等がなくなって糖度が通常の倍に増えて美味しくなるんですよ。生でそのまま食べられるのが特徴。
美味しくなるなら全ての人参を越冬させりゃーいいのに、と思うんですが(苦笑)、その年の降雪量等によって収穫が左右される事や
収穫後に保存出来る期間が非常に短い事等から全国に安定的に出荷させる事が難しく、現地で見付けたら買っとけ!案件のご当地グルメ的な状態が実情。
自分も数年前に初めて道の駅で見掛けて、たまたま試食をしていて食べてみたら余りにも美味しかったのでそれ以来毎年この季節に買い求めている次第。

さて、そんな「雪下にんじん」を手に入れたら必ず作るのが「キャロット・ラペ」
最近流行りのスペインバルなんぞに行くとほぼ100%メニューに載っているド定番人参サラダですね。
自分、キャロット・ラペが大好物なんです!

と、いう訳で…非常に珍しいですが「私が作るキャロット・ラペのレシピ」を今回ネタにしてみようかと。
多分王道のレシピとは違うだろうと思いますが、それはソレ、「田舎のベテラン主婦が作るおばんざい」的なモノだと思って頂ければw



まず材料
当然ですが主役は「雪下にんじん」、そして自分はそこに無塩クルミ、干しブドウを入れます。



にんじんをひたすら細千切りにします。
専用ピーラーや千切り専用おろし等をお持ちの方はさっさと使って下さい。
自分はその手のハイテク(謎)キッチングッズを持ち合わせていないので人力でせっせと千切りにしまくります。
今回はにんじん3本切りまくりました。



千切りした人参に塩をふってしばらく放置してから塩揉みします。
そーすると浸透圧で水分が出ます。元々雪下にんじんにはほとんどアク等はありませんが、塩揉みして水分を抜く事で人参特有のアクも抜けます。
10分~15分程度放置してから人参を塩揉みした後で軽く水洗いして水分をよく切ります。



人参に塩をふって放置している間にする事
クルミをテキトーなビニール袋に入れて綿棒等でぶっ叩いて粉々にします。
クルミの量はお好みですが自分の目安は大体人参1本につきクルミ大さじ1程度です。だから今回は大さじ3分量のクルミを使いました。

粉々にしたクルミを熱したフライパンで空煎りします。焦げないように弱火~中火で軽く香りが立つ程度に空煎りする。



ドレッシングを作ります。
材料はオリーブオイル、ホワイトビネガー(なければお酢で代用)、蜂蜜、レモン果汁、あとはお好みで砂糖等。
分量もお好みなんですが…自分の場合は今回オリーブオイル大さじ3、ホワイトビネガー大さじ2.5、レモン果汁大さじ0.5、蜂蜜大さじ1、砂糖大さじ1、胡椒少々。
オリーブオイルとホワイトビネガーは分離し易いので材料を全部加えたらホイッパーでよく混ぜ合わせます。



ボウルに材料を全部入れてしっかり混ぜ合わせます。
あ、干しブドウの量はクルミと同量入れています。



テキトーな保存容器に移して冷蔵庫に入れて寝かせます。
大体1晩寝かせれば味が落ち着くと思います。



できあがり☆
1週間~10日程度は冷蔵庫で保存可能ですので晩酌のお供にドーゾ♪

雪下にんじんで作ると格別に美味しいですが、普通の人参でも充分美味しく食べられます。
その際はドレッシングのビネガーや蜂蜜等の分量を適宜変えて自分好みの味にするといいと思います。キャロット・ラペ最高だぜー!^^
コメント (3)
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