庄内を究める 最終回 & 庄内映画事情PART13 庄内映画村その5

庄内映画村その4はこちら。

またしてもわたしはテクテク歩く。ぶっちゃけた話、この日が晴れてて本当によかった。雨の日は（歩いて見て回るつもりなら）長靴は必携ですよ。

ジャンゴに登場した鳥居に到着。バスの運転手によれば、まわりはウレタン製ということだったのでよく見ると……

あ、ほんとだ。

エントランスの方に行くと、おなじみ「山形スクリーム」に登場したむちゃなマシン（笑）がそのまま置いてある。

おみやげ屋や、とんでもなく高いトマトジュースを売っている店（業種変換して本気で農業に進出した建築業者がつくったもの。マジでうまいらしい）のそばには「スノー・プリンス」に登場するサーカスのテントが（どんなストーリーなんだ）。

みんなで記念写真を撮り、スクールバスで帰る。どう考えても遠足であり、そのことがうれしかった。小学生の遠足との違いは、そのあとに思いっきり生ビールや芋焼酎な反省会が待っていることだけれども。

庄内を究める（全然究めちゃいないけど）シリーズはこれでおしまい。庄内映画事情はもっと続きますよー。

ってことでPART14「まちキネ！」につづく。

庄内を究める 16:00 & 庄内映画事情PART12 庄内映画村その4

庄内映画村その3はこちら。

いよいよ、つい先日まで「十三人の刺客」の撮影が行われていた宿場街エリアへ。役所広司が稲垣吾郎を殺すためにさまざまな仕掛けが用意されている。なんで詳しくなったかというと、これまたボランティアのガイドたちが親切に教えてくれるからだ。

「ここ！ここがですね、吾郎ちゃんを役所が殺す場所なんですよ！」

そこまで教えてくれなくてよかったんだけど

そういえば、あのネタはどうなったんだろう。

「いやーその件は話しちゃいけないことになってまして」と堅いところをみせるガイドもいれば

「実はですね、キム○クが田舎に来るのを嫌がってるらしいですよ」

と小声で教えてくれるガイドもいる。あの根性なしがあ（笑）

「いまんとこ撮影はやってないわけですよね。豊川○史の例の作品までは」

「いやいやいや、だから言えないですってば。でもね、こないだも撮影の予定はなかったのに、いきなり吉川晃司が馬の練習のためにやって来たりしたんですよ」

「へー」

「ちょうどここを馬にのって吉川が走ったんです。観光客で気づいた人もいましたよ」

そりゃ、お得な体験である。うらやましい。次回はいよいよ最終回です。