第35話「薩長同盟ぜよ」はこちら。
前回の視聴率は15.4%。24時間テレビ(日テレ)の裏になったわりには健闘。「鉄腕DASH!」の“あきおさん”が武道館に登場したシーンはうれしかった。そうか奥さんが病気だったのかー。彼が健在なうちはDASH村は続けてほしいな。縁起でもないけど、彼に何かあったらTOKIOは泣くだろうなあ。わたしも泣くかも。
24時間テレビが始まったのは日本テレビの開局25周年記念で、地方局との連携強化などもねらった単発の企画。でも社長が「来年もやる!」とエンディングでかましてしまったので今でも続いている。企画したのは井原高忠と都築忠彦という伝説のプロデューサーたち。わたしも一回目は見てたけど、まさかこんなでかいプロジェクトになるとは。
さて「龍馬伝」。かの有名な寺田屋事件。お龍(真木よう子)が捕り方の前に素っ裸で立ちはだかるって展開はやっぱりないですね。でも、女性に庇護される龍馬(福山雅治)ってコンセプトは今回が最高潮かな。全力疾走するお龍がけなげ。
負傷した龍馬は、西郷や木戸への謝罪をつぶやき、お龍、兄、そして父母へ「ごめんちゃ」とうつっていく過程は、死に行く人間として正直なところだろう。
にしても、大勢の捕り方に囲まれながら、剣で斬り殺すというチャンバラを行わないというのは、北辰一刀流の使い手としてもったいない。いや、逆にだからこそ殺さないんだろうか。史実はどうなんでしょう。
わたしは寺田屋が船宿だということすら知らなかった日本史オンチなので(高校じゃ未履修です。いいのかウチの出身校)、誰か教えてください(笑)
歴史上のクライマックスシーンだし、真木よう子のヌードが拝めるかもしれないという不届き者(わたしわたし)もいたでしょうから、今回の視聴率は17%台と読みました。まあ、最大のライバルは「イッテQ」のイモトがとんでもないチャレンジをしているらしいことなんですが。
第37話「龍馬の妻」につづく。