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YouTube: Bill Evans - Waltz For Debby
2012年12月ボーナス号~「公立学校共済組合」はこちら。
共済組合を特集したんだから今度は教職員互助会。おそらくこの団体についても自分が会員であるか意識していない人も多いはず(共済組合員は自動的に会員になります)。
わたしも新採のころ(あったんです)、どうにもこの団体がよくわからなくて、同い年の事務職員に
「で、教職員互助会ってどこにあるんだよ」
と質問したことがあります。
「どこって……県庁に決まってるじゃない」
そうなんです。教職員互助会の会長は公立学校共済組合の支部長が就くことになっています。すなわち、県教育委員会教育長。
副会長は教育次長と教職員組合執行委員長、理事には県の校長会長などのお歴々が……とくれば完全にお役所なのだろうなと誰だって思います。事務だって県教委の福利課が行うことが多いし。
でも、互助会には冠として「財団法人」がついています。つまり役所からは一定の距離をおいた独立した団体なわけ。
その昔、特に読売新聞が全国に存在する公務員の互助会を特集し、壮絶な攻撃を仕かけてきたことがあります。公務員の福利厚生事業を行う団体に税金が投入されているのはおかしいじゃないかと。世間に蔓延する公務員バッシングの風潮とマッチして、かなりの話題になりました。
わたしも中年のころ(今もです)、空気が読めなくてその関係のことを書面で質問したことがあります。そしたらかなり興奮した説明がかえってきました。
まあ現実には民間会社にしても(程度の差はあるにしろ)従業員の福利厚生を図る努力はしているし、そのための税控除も認められています。それに、うちの教職員互助会については公費補助は現在まったく行われていないんですけどね。ああ長くなりそうだ。つづきは来年!
本日の一曲は、今日クルマで聴いていたらつくづく素晴らしいプレイだと思い知ったビル・エバンスのWaltz For Debby