前作までの特集はこちら。
同心の木暮信次郎と遠野屋の関係は完全にSとM。Sの方が「このご時世にやっとうなんかやってられるか」と放言し、Mの方が凄腕の暗殺者である関係性がおかしい。
わたしは信次郎のファンなので、役人である彼が江戸を離れられないために遠野屋の旅につきあえない展開はちょっと残念。しかし、やっとうの腕とは違う部分で兄を追いつめる遠野屋には時代小説好きも納得か。
世の中にはこのふたりのやおいマンガが存在すると確信。そちらの関係が好きな方々も納得だと思います。
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東雲(しののめ)の途(みち) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2012-02-18 |