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名古屋市教育委員会は16日、文部科学省が名古屋市立中学校で講師を務めた前川喜平・前事務次官の授業内容や録音データの提出を市教委に求めていた問題で、同省からの要請メールを公表した。前川氏が組織的天下り問題で処分を受け、次官を辞任したことなどに触れており、同氏の動きを警戒する文科省の姿が浮かび上がった。
同メールで文科省は前川氏を招いた経緯や狙い、目的、交通費や謝金の支出の有無、保護者の反応など15項目について、期限を区切って書面回答するよう市教委に要請。前川氏が次官を辞任したことだけでなく、「報道などにより、いわゆる出会い系バーの店を利用」したことなどに言及したうえで、「道徳教育が行われる学校の場」でなぜ同氏に依頼をしたかを「具体的かつ詳細に」示すよう求めた。【毎日新聞】
まず、この記事を読んだときに、ありうる話だよなあと思った。文部科学省とは基本的に国家統制色がとても強い役所だからだ。質問された名古屋市教育委員会にとって、恫喝的に受け取られるのは承知の上だったはず。
しかし、前のトップで、しかも天下り云々で職を辞した人間に役人がここまでやるだろうか。
疑問はすぐに氷解した。
地元の自民党の議員たちが文科省をせっついたのだ。加計問題などで目障りな、そして読売が出会い系バーを持ち出して失墜させようとしたのが裏目に出て、反アベのアイコンとなった前川氏を講師に呼ぶとはなにごとだと。
しかもその質問をごていねいに添削までしたという。おそらくは期限を区切るあたりの文言か。あるいは「具体的かつ詳細に」の部分か。
この問題では、名古屋市教委が文科省とのやりとりのメールを公開するなど、毅然としたところを見せたから公になった。これから当の自民党議員への風当たりは強くなるだろう。アベ一強のなかで、陣笠議員が忠誠を誓って見せた事件なわけで、与党議員の質が(前号の和田某も含めて)はてしなく低下していることが読み取れる。
そして、そんな低レベルの議員にすら官僚は忖度しているのだ。さあ次回はいよいよ佐川宣寿・前国税庁長官の登場。
本日の1曲はシャーデーの「スムース・オペレーター」。美人のひとつの典型として“シャーデー顔”ってありますよね。わたし、大好きです。