事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「義母と娘のブルース」(2018 TBS)

2021-11-22 | テレビ番組

評判は聞いていたの。すごく面白いって。これまで「JIN-仁-」「天皇の料理番」そして「ごちそうさん」などを特集してきた森下佳子さんがまたしても放ったヒット作。DVDで一気に鑑賞。

3年前に妻を亡くし、シングルファーザーとして小学生の娘を育ててきた宮本良一(竹野内豊)。父子家庭ではあるけれどもそれなりに安定していた宮本家にひとりの女性、亜希子があらわれる。待ってました、綾瀬はるかである。

彼女は娘に向かって

「はじめまして。わたくしこういうものです」

と身体を前傾させて名刺を差し出す。完璧なビジネスマナー。彼女は義母として宮本家に“入社”する。

今回の森下脚本の周到なところは、オトナの恋愛の要素を極小化したこと。完璧な美女の綾瀬はるかと完璧な美男の竹野内豊だからこそ成立する話ではある。しかもこの美男美女に佐藤健がからんでくる豪華なつくり。

そして、なぜキャリアウーマンである亜希子が五十がらみの子持ちの男と結婚したか、という謎でひっぱる。これ、本気で納得できました。批判も多かったろうけれど。

例によって毎回毎回泣かせる。毎回毎回泣いてしまうわたしが簡単な客なだけかもしれないけれど、手練れの作品だと思う。

そして特筆すべきは、ビジネススーツに身を包み、ハイヒールで速足で歩く綾瀬はるかが、んもうめちゃめちゃにセクシーなのだ。もちろん内容からして女性視聴者が多かったろうとは思うけれども、毎週ドキドキしながら見ていた男性もまた多かったはずだ。そうでしょう?ご同輩

コメント
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