2020年バージョンはこちら。
さあ今年もやりますよマイベスト。2021年はわたしにとって本当にきつい一年だったんだけど、だからこそ娯楽を消費することで生き延びてきたような気がします。
まずは恒例の宝島社「このミステリーがすごい!」でランクインしているなかでわたしが読んだのは……
【国内篇】
1 「黒牢城」米澤穂信 KADOKAWA
2 「テスカトリポカ」佐藤究 KADOKAWA
4 「兇人邸の殺人」今村昌弘 東京創元社
6 「invert 城塚翡翠倒叙集」相沢沙呼 講談社
9 「硝子の塔の殺人」知念実希人 実業之日本社
10「雷神」道尾秀介 新潮社
わりと、読んでいるほうだと思います。もちろん「黒牢城」はすばらしい作品だけど、「テスカトリポカ」の壮絶さにはちょっと及ばない感じ。このミスの1位と2位が、どちらも直木賞をとる時代が来た。
にしても、本格好きのメンバーが多いこのミスだから、「硝子の塔の殺人」はもっと票を集めると思っていたのになあ。ま、彼は失言もあったから。
【海外篇】
1 「ヨルガオ殺人事件(上下)」アンソニー・ホロヴィッツ 創元推理文庫
5 「台北プライベートアイ」紀 蔚然 文藝春秋
5 「オクトーバー・リスト」ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫
こっちは少ないなあ。ランク外まで見渡しても「アウトサイダー」(スティーブン・キング)と「グレート・ギャツビーを追え」(ジョン・グリシャム)ぐらい。わたしが後悔しているのは、どう考えてもわたし向きの「自由研究には向かない殺人」(ホリー・ジャクソン)を読んでないことかな。
わたしの勝手なランキングにつづく。
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