第4回「矢のゆくえ」はこちら。
豪雪。いやわたしが住む沿岸部でそれは言い過ぎ。降雪、ぐらいですか。スタックした思いは今も鮮烈。
今日は初午という行事が神社で。ホワイトアウトするなかをやって来た宮司さんもへとへとになっていた。事情があって自治会の代表として一番前に座っていたので、祝詞をマジで見ることが出来た。そのなかにある「大神」の文字に、きっとこれ天皇のことなんだろうなあと勝手に推測。
その、天皇の威光がはるかに今より大きかった時代。源頼朝(大泉洋)は例によって後白河法皇(西田敏行)が夢枕に立つことに苦しんでいる。
源平合戦。
初戦は八重(新垣結衣)の機転によって勝つことができた。しかし本気で平家が逆襲してきて次戦は大敗。そうなるよなあ。
第5回にして片岡愛之助退場。彼が頼朝になぜあれほど加担したかが明かされる。とても、とても納得できる話でした。源氏も平氏も関係ない、北条がトップになるんだと。その後の展開を考えると……
さて、長澤まさみのナレーションに文句が出た問題。世の中にはいろんなタイプの大河“ファン”がいることがわかります。
・大河が大河であるだけで、とりあえず文句をつける層(だったら見なければいいのに)
・自分が考える大河と違うことに怒る層(「軍師官兵衛」の藤村志保のナレーションに文句をつけた人たち)
つぶやくようなナレーションがどうやら気に入らなかったらしい。“大河らしく”NHKのアナウンサーが「秀吉の軍は」とか朗々と語ってほしかったんだろうか。
世の中にはもっとすごい人もいて、アナウンサーがいるのにどうして俳優にナレーションをさせるんだとわざわざ電話をかけてきた人もいるらしい。好きにもいろいろあるもんだ。
第6回「悪い知らせ」につづく。